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ティップラン大好きな船長が選んだ……おすすめのエギBEST4!

ティップラン大好きな船長が選んだ……おすすめのエギBEST4!

自身もティップランが大好きな現役船長が、最強のエギBEST4を厳選!

それぞれの良さや特性を経験に基づいて解説。適合するシンカーも紹介します。

目次

アイキャッチ画像提供:岩室拓弥

エギのチョイスは釣果を左右する

どの釣りにおいてもそうですが、ティップランエギングも例に漏れず、同じ船に乗って同じポイントで釣りをしていても、不思議と釣果は大きく分かれます。

つまり、みんなが平均的に釣れるのは“少ない”ということですね。

技術的要素やタックル的要素など、その理由はさまざまですが、エギのチョイスも要素の一つ。

もちろん、どのエギでも同じように釣れることもありますが……エギ一つで釣果がガラリと変わることもあります。

そこで今回は、ティップランエギング好きな筆者がとくにおすすめするエギを紹介!

愛用中のエギBEST4

ダートマックスTR (エコギア)

とにかくすべてのバランスが優れていて、高活性・低活性を問わずほとんどのシチュエーションで活躍してくれる、間違いない1本です。

筆者をはじめ、ゲストの方の使用率も高く、当船での実績はナンバーワン!

ただし、生産本数が著しく少なく、なかなか手に入らないのが難点です。某オークションサイトやフリマアプリではプレミア価格にもなっており、釣具店で見つけたら即買い必須。

30gと40gの2種類が発売されていますが、40gは他社製のシンカーをセットし難いので30gのみを使っています。

ちなみに、ビッグカンナ仕様なので大型と安心してファイトできる反面、やや根掛かりしやすいので注意が必要です。

エメラルダスボートⅡ (ダイワ)

こちらもバランスに優れたエギで、ダートマックスTRの次によく使います。

ダートマックスTRには無いカラーも多く、2022年8月にはナイトティップラン用としてグローカラーも登場しました。

グローカラーは夜だけでなく、濁り潮などにも威力を発揮してくれます。

また、ノーマルバージョンとラトルバージョンの2種類が発売されていますが、ラトルバージョンは小型のアオリイカが多く釣れてしまう傾向にあるため、使っているのはノーマルバージョンのみです。

ダイワ エメラルダスボートⅡ ノーマルバージョン 3.5号 30g

エギ王TR (ヤマシタ)

エギ王TRも、ダートマックスTRとエメラルダスボートⅡに匹敵する実績を持つ優れたエギです。

ボディ後方下部にフィンが設けられていて、ダートアクションからステイに移行する時、そしてステイ中の安定感は抜群。

ティップランは“不自然な動きをどれだけ排除できるか”が釣果アップのキモで、優れた安定感によってスレきったイカや警戒心の強い大型をヒットに持ち込みやすくなります。

また、ダートマックスと違って入手しやすいのも嬉しく、それゆえにビギナーの方にもおすすめしやすい1本です。

こちらもノーマルとラトルバージョンがありますが、ノーマルバージョンのみを使用しています。

エギスタTR(釣研)

他のエギと比べ、ずんぐりむっくりしたボディが特徴のエギスタTR。

ボディ後方下部と側面部(羽根の位置)に安定性を高めるパーツを搭載しており、大きなボディによるアピールの強さとステイ中の安定感が両立されています。

筆者の経験では、他のエギではヒットしない状況で威力を発揮することが多く、理由は分かりませんが良型のヒット率も高いです。

ダートマックスTR・エメラルダスボートⅡ・エギ王TRの3種をメインに、喰い渋った状況や、サイズアップを図りたい時によく使います。

愛用のシンカー

ティップラン用のエギは30g前後のウエイトに設定されていますが、水深や風の強さ次第では、底取りが難しくなるケースも。

そのため、専用のシンカーを追加してウエイトを調整します。しかし、エギとシンカーの組み合わせによっては適合しないものもあるので注意が必要です。

そこで、筆者がおすすめしたエギ4種にフィットするシンカーを紹介します。

ヤマシタ エギ王TRシンカー

多くのティップランエギからショア用のエギまで対応し、ラインナップも7~60gと幅広くて重宝しています。


一般的なティップラン用シンカーは10g単位で展開されることが多いのですが、30gまでは7・10・15・20・25・30と刻まれており、細かな調整が可能なのも魅力です。

ダイワ 仮面シンカーボートⅡ

シンカーが多くなるのは避けたいので、1種類ですべてのエギをカバーしたいところですが……


エメラルダスボートⅡにはエギ王TRシンカーが適合しないため、専用のシンカーを使用しています。


ラインナップは7〜40gなのでエギ王TRシンカーより少なめですが、こちらも7・10・15・20・25・30・40gと細かく刻まれているので助かっています。

まずは軸となる1本を!

エギの種類やカラーはある程度揃えるに越したことはありませんが、かといって無闇にたくさん持っていれば良いというわけでもありません。

それぞれ体格や筋力が違い、シャクリ方やタックルバランスも違うので、自分に合ったエギがあると思います。

まずは「このエギさえあれば大丈夫!」と思える軸を見つけ、そこからいろんなシチュエーションに対応できるよう、オプション的存在となるエギを見つけていくと良いでしょう。

軸となるエギ選びに迷っている方、これからティップランを始めようという方はぜひ参考にしてみてください。

画像提供:岩室拓弥

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