スピンテールジグについて
金属や鉛ボディーのテールに金属ブレードが付いたスピンテールジグ。テールスピンジグ、ブレードジグ、ブレード系などとも呼ばれ、回転するブレードのフラッシング効果を使った集魚効果の高いルアーです。
基本的には重量がありつつもコンパクトなものが多く、その重さを生かしてロングキャストが可能。ただ巻きといった簡単な操作で広いエリアから魚を寄せてきます。
様々な魚種を魅了
スピンテールジグはシーバスのイメージが強いかもしれませんが、堤防などから狙う青物をはじめ、じつに様々なフィッシュイーターを魅了します。
バス釣りにおいても、投げて巻くだけといった特性から、初心者におすすめのルアーとしてよく登場します。
シーバスやソルトゲーム全般におすすめなスピンテールジグ
シーバス用スピンテールジグで必ずと言っていいほど名前が上がるド定番中のド定番。専用設計のブレードがフラッシングで強くアピールし、テール側フックでブレードバイトも絡め取ります。
魚種を選ばず釣れるのも特徴で、フックを太軸やダブルフックに変えて青物やロックフィッシュで使う人も居ます。
Amazonレビューは平均4以上。まず迷った時にはこのルアーから始めてみましょう。
唯一無二のシリコン製ブレードを搭載したスピンテールジグです。強さが抑えられた柔らかなフラッシングを放ち、回転の不規則さでシーバスの捕食スイッチを入れます。
浮き上がりにくいので一定レンジのトレースも楽々。
基本的には15・20・30gがおすすめで、最小の6gはマイクロベイトパターン攻略の強い味方となってくれます。
飛距離を評価する人が多いスピンガルフ ネオ。メーカーの説明において30gで平均飛距離70m、Amazonレビューにもよく飛ぶとの声が上がっています。
レードは小さめで引き抵抗が少なく、フォール時の絡みを解消する設定。強いアピールで反応が得られない場合、ボトム付近を浮き上がらせずに巻きたい時等におすすめです。
ダイワの人気スピンテールジグ“リアルスピン”をリニューアルした新製品。
ブレードのスイベル部分にフッ素コーティングするSaqSas加工を行ったことで回転力が向上。スムーズなブレードの回転でシーバスにアピールします。
さらに、ラインアイを従来より0.5mm大きくしたことで使い勝手も向上。ルアー交換がスムーズに行えます。
スピンテールジグに重心移動の考え方を取り入れたルアーです。AR-C重心移動アイで飛行時に重いヘッド側が先行して飛び、それによって生み出された平均飛距離は28gで86m、36gで92mと驚愕の数字。
スピンテールジグの釣れやすさ×圧倒的飛距離で、未到のポイントに潜むシーバスへとアピールできます。
スピンテールジグとメタルバイブレーション、2通りの使い方ができる珍しいルアーです。ボディーバランスが追求されていてブレードを取り外して使うことができ、その場合はハイピッチアクションのメタルバイブレーションとして機能します。
例えばメタルバイブレーションとして広範囲を探り、群れを見つけたらそこにスピンテールジグとしてアプローチなんて使い方ができます。
ビッグバッカースピンの特徴的なロングラインアイは、スピンテールジグで起こりがちなライン絡みを大幅に軽減。ブレードはテールフックより後ろに持ってきたことで、ブレードバイトもフッキングに持ち込みます。
巻き感は適度にあり、シーバスや青物が好む潮目や流れの変化を機敏にキャッチすることが可能です。
塗装剥げや変形が極度に少ない、ソリッド製ボディーを採用したスピンテールジグです。ボトムが荒いフィールドや磯において、耐久性を気にせず使えるのは大きなメリット。
クリア部分がありボディーシルエットが小さく見えるので、ベイトサイズが小さな時に使ってみるのも良いでしょう。
シーバス用のスピンテールジグとして古くから定評のある湾ベイト。Amazonレビューでも高評価が目立ちます。
鉄板×ブレードのありそうで無いスピンテールジグです。ボディーを鉄板とすることで、ぶつけてラインアイやフックアイが曲がって使えなくなることを排除しています。
ボディー重心が下部集中でブレードが薄いのでアクションはおとなしめ。
Amazonレビュー280個超え、平均評価4のメジャクラ人気スピンテールジグです。
人気の大きな理由はコスパがよくて釣れるため。700円前後で購入可能です。
ただ、テールフックにラインが絡みやすいとの声も。軽減するにはラインを張ってフォールさせたり、テールフックを小さめや外したりすることを試してみてください。
魚種無制限の異名が付つき、じつに様々な魚が釣れると評判。エギのようなシルエットのボディーにブレードが合わさった変わり種のルアーです。
ブレードをダブルフックと一緒に回転させることで、ブレードバイトをフッキングできる工夫が行われています。
13・19・28・40・60gと使いやすく、スーパーディープまで対応可能なウェイト展開にも注目です。
誰もが簡単に扱え、釣り場に付いて最初に投げる人も多いルアーです。そのまま使えば根がかりしにくく、フッキング重視の場合はフロントアイにフックを装着して使えます。
「巻くだけで簡単」「何でも釣れる」との声がとくに多く見られます。
サーフ向けに開発されたスピンテールジグ。
主なターゲットはヒラメやマゴチ。ベイトフィッシュライクなシルエット、ブレードの回転に揺らぎを伴うアクションでターゲットにアピールします。
太軸フック標準装備で不意の大物も安心。価格もメジャークラフト製品ならではの低価格で販売されています。
メタルジグ+ブレードと構造はシンプルでも、高活性から低活性まで対応可能な器用なルアーです。
高速巻きではジグ本体の揺らめき+ブレードの回転、低速ではジグ本体は安定+ブレードの回転のみでアピール。加えてロッドでジャークしてヒラを打たせたり、ゆっくりとしたフォールでアピールしたりも可能です。
厳密にはスピンテール“ジグ”ではないものの、シーバス用のブレード付きルアーです。
デッドスローで巻くことができ、通常のスピンテールジグでは引けない水面直下やシャローエリアをカバーできます。
ミノーやシンペンを見飽きた魚も、見たことがないブレードのアピールに思わず口を使ってしまいます。
バス釣りおすすめなスピンテールジグ
デラクーは小バスからデカバスまで、とにかく数が釣れるスピンテールジグ。その実釣性能の高さは、ハイシーズンはもちろんのこと、真冬の低水温でも釣果を得られるほど。
ウェイト展開が1/4・3/8・1/2・3/4・1ozと幅広く、タックルや水深、求める飛距離に応じたものが選びやすいこともおすすめポイントです。
Amazonレビューが平均4.5以上という点からも、人気であることが伺えます。
中層攻略に定評のあるスピンテールジグ。ワーム等だとノー感じになりがちな中層攻略も、ブレードの抵抗感をしっかり感じながら自信を持って投げ続けられます。
バスプロの五十嵐誠氏が監修したこともあり、ハイプレッシャーレイクでの釣果も上々。チート級に釣れるなんて声もあります。
ブレードの回転とボディーのロールアクションでバスを誘うスピンテールジグ。
一般的なバス用スピンテールジグと違ってテール側にもトレブルフックがあり、スピンテールジグで起こりがちなバラシが軽減されます。
バス釣りのスピンテールジグと言えばコレと言えるほど、古くから多くの人に使われ釣果をもたらしてきたルアーです。
コロラドブレードが2枚付いていて、適度な抵抗感のある快適な巻き心地で使いやすいです。
ウェイトやカラー別のAmazonレビューを見ても評価4~5と、アングラーの信頼感が伺えます。
スピンテールジグの基本的な使い方
ここではシーバスゲームを想定したスピンテールジグの基本的な使い方をご紹介します。
デイゲーム(日中に使用)の中層〜ボトム狙い
スピンテールジグはおもにデイゲーム(日中の釣り)で活躍します。曇りやマズメ時よりも太陽がしっかり出ていて、シーバスが中層~ボトムに居る時にとくに効果的。
太陽光をブレードで反射して強くアピールでき、自重があるので中層~ボトムをしっかりとトレースできます。ブレードの回転を維持しつつ、ターゲットの活性やレンジを想像しながら、様々な巻きスピードを試してみましょう。
ただ巻き+アレンジ
ただ巻きで反応が得られない時は、リフト&フォールも効果的。リフト&フォールとは、ロッドでルアーを煽ったり、リールを早めに巻いて縦に誘い、その後のフォールで食わせる使い方です。
また、時よりリトリーブを止めテンションフォールさせたり、途中で底を取り直しても良いでしょう。
ウェイト選び
狙う水深を目安にして使い分けます。具体的な目安は、水深5m位までであれば15g、5~10mであれば20~30g、10m以上は40gといったところ。
これを目安にしながら、流れが強い場合は重めを使う、フォール中にアタリが多い場合は軽めにしてみる等の工夫ができればベターです。
自分がよく行くフィールドにあわせて基本的な重さを選び、その前後の重さを揃えておくとよいでしょう。
スピンテールジグを使いこなそう!
ただ巻くだけで魚を寄せる魅力的なスピンテールジグ。現在ではシーバスに限らずブラックバス・青物・フラットフィッシュ・ロックフィッシュ・タチウオと幅広いルアー釣りで活躍。
難しいアクションが不要かつ広範囲を探ることができる最強ルアー、スピンテールジグを使いこなそう!