巻くだけでOK!
ショアジギングの難しさといえば、ずばり、“シャクり”ではないでしょうか? なかなか上手くシャクれない方や、シャクり続けるのがシンドイ方も多いはずです。
しかし、青物はジグをシャクらなければ釣れない魚ではありません。そこで今回は、巻くだけで青物が釣れる高実績ルアーをピックアップしました。
ビッグバッカー107(ジャッカル)
元々はシーバス用の大型メタルバイブレーションですが、兵庫県神戸港での爆発的なブリの釣果によって、青物ルアーとしての人気に火が付きました。
飛距離とレンジキープ力、シルエットが魅力ですが、標準フックはシーバス用なのでブリを狙う際は太軸フックに交換しましょう。
神戸港・大阪湾周辺では、ショアジギングといいながらも、「ビッグバッカーをタダ巻きしている人のほうが多い」なんて噂もあるほどです。
セットアッパー125-DR(ダイワ)
飛距離やアクションといった魅力もありますが、最大の長所はなんといっても絶妙な潜行深度。
2メートルほど潜るので、表層に群れるイワシの層の下を引いてくることができます。ベイトの量が多い時には、「ライムチャートコノシロ」などの派手なカラーが人気です。
ビッグバッカーと同じく標準のフックはシーバス用なので、太軸のものに交換してください。
PB-30パワーブレード(コアマン)

シーバス用スピンテールルアーですが、外道としてよく青物がヒットしたことから青物ルアーとしても人気になりました。
コンパクトなボディなので、飛距離とレンジキープ力に優れ、小型の個体でもガンガン喰ってくることも魅力です。
ただし、リアフックはブレードと一体なので太軸フックに交換できないのが弱点。フロントフックだけでも太軸に変えておきましょう。
青物はジグだけじゃない!
青物はジグじゃないと釣れないイメージかもしれませんが、それは間違いです。ほかの魚と同じく、いろんなルアーに反応します。
巻くだけで釣れるメリットはもちろん、ジグとの差別化という観点でも非常に有効です。ぜひ、タダ巻きルアーで青物を狙ってみてください!