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メジャークラフトのランディングネット。【実売7,000円】安くてコンパクトな実力派をレビューします。

メジャークラフトのランディングネットをレビュー。購入したのは『ファーストキャスト・ランディングセット』。全長は6mでありながら、仕舞寸法は60.5cmと非常にコンパクトに持ち運べることが決め手でした。実際に2年間使い込み、その特徴を紹介したいと思います。

目次

一つは持っておきたいランディングネット

☝︎以前は“荷物になる”という理由から、持ち歩くことはありませんでした。苦い経験を味わったことで、今ではマストアイテムへと昇進。

釣り道具はコンパクトに収めたいので、ランディングネットなどの嵩張るモノはできる限り持ちたくない、TSURI HACKライターの小林です。

しかし、海で釣りをしていると、ときに自分の想像以上に大型の魚に遭遇する機会は少なくありませんね。安全に魚を取り込むためにも、やはりランディングネットは必須な道具でしょう。

今回は道具が嵩張るのがとても嫌いな僕が選んだ、コンパクトに折りたためる、おすすめのランディングネットをご紹介したいと思います。

小林
以前、ランディングネットを携帯しておらず、オオニベを逃したことは一生忘れません……(泣)

メジャークラフト 『ファーストキャスト ランディングセット』

コンパクト、そしてリーズナブルな釣具が大好きな僕が選んだランディングネットがこちら。メジャークラフト『ファーストキャスト ランディングセット』です。

ファーストキャストとは、メジャークラフトのエントリーモデルの総称。ロッドを中心にランディングネットまでラインナップしています。

そのため、「これから釣りを本格的に始めてみたい!」なんて人には非常に最適なモデルというわけです。

僕は様々な釣りを広く浅く楽しむタイプなので、コスパに優れた釣り道具が大好き。こうしたエントリーモデルが丁度良かったりします。

小林
このランディングネットに限らず、メジャークラフトには大変お世話になっています。

メジャークラフト ファーストキャスト ランディングシャフトセット

長さ:4m・5m・6m(枠込み)
仕舞寸法:60.5cm

とにかくコンパクト

このランディングネットの大きな魅力はとコンパクトに折り畳めること。

保管時は上の写真のように、ジップ袋に。そうすることで潮や魚の臭いなどが車に付着することも防ぐことができます。

4m、5m、6mのシャフトがラインナップ。僕は6mを使っています。

堤防では4mもあれば充分ですが、ときにテトラや磯などにも足を運ぶため、余裕をみて6mを選択しました。

コンパクトなので、車に積みっぱなしで収納しておくことができます。いつでも使えて便利ですし、邪魔にもなりません。

ジップ袋に収納しているので、臭いが車に染み付いてしまうことも避けられます。

コスパが良いので最初の一本向け

エントリーモデルということもあるため、必要な機能を兼ね揃えながらも価格はお手頃。

7,000円ほどで購入できるため、コンパクトかつ、長さを稼げるランディングネットとしては現状コスパ最強ではないでしょうか。

網枠の縦の長さは約55cm。

横の長さは約45cm。

そして網の深さは約45cmほど。80cmのブリを掛けたら獲れないこともないけれど、ちょっと苦労するよね……という大きさ。

経験上60cmのハマチやマゴチぐらいなら余裕で取り込めました。なんなら、このネットを最初に使った魚は70cmぐらいのエイでした。

小林
枠にスッポリとハマってしまい、ギリギリな感じはありましたが、難なく獲れましたので思った以上に使い勝手に優れていると思います。

実績はあるけど、強度はやや心配

☝︎いくらエイを獲ったからと言っても一度だけ。折りたためる故にジョイント部分はどうしても強度の心配がありそうです。

50cmを超えてくるハマチや、シーバスなどを数多く獲る人にとっては、やや軟弱な作りかもしれません。

僕はネットを頻繁に使うスタイルではありませんが、今のところ二年の使用には耐えています。週に何度も大型のシーバスを狙うなんていう方は、少し強度に不安があるかもしれません。

ネット部分はフロロカーボンのような糸が使われています。こちらの強度は心配なさそうです。

メジャークラフト・ランディングネットのフィールドレビュー

堤防での取り込みはバッチリ

4mほどの堤防からだとこんな感じ。6mもあると余裕です。

こちらは6mほどの割と高めの堤防からシーバスを捕獲。

最近新しく購入した同じくメジャークラフトの『2代目ソルパラ アジングモデル』でアジを狙っていたら釣れました。

これもネットがなかったら獲れなかった魚でした。ネットがあって良かった!

思った以上に長かった50cmほどのシーバスでしたが、魚が小さく思えるほどに余裕のランディングでした。

タモホルダー等でカスタムの余地あり

タモホルダーやジョイントなどは全く付属していません。カスタムの余地があるとも言い換えられると思うのですが。

買った当初にカスタムしようと思っていましたが、気がつけば二年の月日が流れてしまいました。

タモホルダーをつければ両手が空きますし、更にタモジョイントを付ければ折りたたんだ状態でも背中にぶら下げられますね。


プロックス タモホルダーV3 アジャスタブル

対応直径:29.9〜35.3mm


接続部分のゆるみに注意

また、網部分とシャフト部分はネジを用いた固定式。こちらは気を抜いていると、いつの間にかゆるゆるになっていたりします。(いつか網部分だけを海に落としそうな気が……)

こまめに締め直す必要があるかもしれません。こればかりは、ランディングネットの宿命というところでしょう。

まとめ

今回はメジャークラフトのランディングネットを紹介してみました。

コンパクトさ故に、今では折りたためないネットを使うことが考えられなくなってしまいました。写真のように車の中に忍ばせておくだけで良いですからね。

小林
僕のように嵩張ることの煩わしさから、ランディングネットから距離をおいていた方、ぜひこれを機に使ってみてください。

 

撮影・文:DAISUKE KOBAYASHI

ライタープロフィール

小林大介
愛知県出身徳島県在住。映像クリエイター、フォトグラファーとして地方の限界集落で活動中。山の猟師でもあり、デジタルとアナログの両極端な生活を楽しんでいます。

海、川、ルアー、エサ釣りと限らず、楽しく美味しい釣りはなんでもトライするのが信条です。

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