あまり釣れないってホント? 長潮、若潮の釣りを攻略しよう

2019/09/18 更新

釣果に影響する潮回り。長潮や若潮は干満差が一際小さく、潮の動きも少なくなります。今回は、一般的に「釣りにくい」と言われる長潮と若潮の攻略方法をまとめました。


アイキャッチ画像出典:PIXTA

釣りと密接な潮回り

撮影:TAKEBUCHI
海は、月や太陽の引力によって日々干潮と満潮を繰り返しています。潮の満ち引きは、魚の活性などにも大きく関わる要素。

その潮の満ち引きを表す言葉として「大潮・中潮・小潮・長潮・若潮」というものが使われています。

潮位の変化は約15日間周期で起こり、大潮(4日間)→ 中潮(4日間)→ 小潮(3日間)→ 長潮(1日)→ 若潮(1日)→ 中潮(2日間)→ 大潮へ戻るといった具合です。

長潮とは?

長潮(ながしお)は小潮の終わりにあたる潮回りで、上弦・下弦の月を2日ほど過ぎた頃を示しています。海の干満の変化がゆるやかなのが特徴。

「干満がダラダラと長く続く」ように見えることから長潮と呼ばれるようになったようです。

若潮とは?

若潮(わかしお)は、長潮の翌日にあたります。潮の干満差が徐々に大きくなっていきます。

大潮に向かって「潮が若返る」ように思えることから、若潮の名が付けられたようです。


長潮・若潮は釣果が出にくいのか?

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長潮や若潮の日は、一般的に釣果が出にくいと言われます。

それは何故でしょうか?また、本当に釣果が出にくいのでしょうか?

潮の動きと活性の関係性

潮が動いている時は、プランクトンやベイトフィッシュなどが流されたり、流れにしたがって移動したりします。

その流れが、多くの魚の餌の捕食を容易にするため、魚たちの活性が上がります。

一方、長潮&若潮では……

一方、長潮や若潮の日は潮の動きが殆どありません。

潮が殆ど動かないと、プランクトンや小魚があらゆる方向に漂い、餌を捕食しづらい環境となります。

とくに、遊泳力の弱い魚は捕食スイッチが入りにくい状況に陥り、活性も低いのです。

時合が長く続くメリットもある

大潮の場合、潮が大きく動くため、時合のタイミングがあっという間に過ぎ去ってしまいます。

しかし長潮・若潮の場合は、理想的な潮位変動が少ないため、時合が長く続くというメリットがあることも。

一概に、「長潮や若潮は釣れない」と断定することはできないのです。

人気ポイントに入る人が少なくなることも

長潮や若潮の日は魚が釣れないと感じている釣り人は多く、釣り場に人が少なくなりがちです。

大潮や中潮の日に比べて釣り人が少ないため、釣りを満喫できるというメリットもあるかもしれませんね!

これが、長潮・若潮の攻略法!

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潮の動きが緩やかな長潮と若潮。この2日間の攻略方法はないのでしょうか?

潮の動き出しをチェックしよう

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魚は潮が動き出すタイミングで活性が上がりやすいため、そのタイミングを狙うようにすると良いでしょう。

干満差が少ない長潮と若潮では、大潮や中潮と比べて潮止まりから本格的に潮の動き出すまでが遅くなります。

潮見表で干満の時刻をチェックする他、海へ投入した仕掛けの動きにも注目してみましょう。

マズメを狙おう!

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潮の影響以外に活性が高まる要因の一つであるマヅメ時。

日の出と日没前後は、長潮や若潮でも魚が釣りやすい時間帯となります。

とくに潮の上げ、下げにマズメが重なるケースでは釣果が出やすいため、狙い目です。

潮の動きが激しいポイントへ!

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潮の流れが激しく流速が早い場所では、ジグやルアー、仕掛けがあっという間に流され、狙ったポイントへ着底させることが困難な場合も……。

そういったポイントでは、流れが穏やかになる長潮や若潮の時の方が釣りがしやすくなります。

思い通りのスポットへ仕掛けを投入でき、狙い通りのアクションができれば、釣果につながるケースもあるはずです。

要点を抑えれば、長潮・若潮でも釣れるはず!

出典:PIXTA
釣り人にとって、釣果を期待しにくい潮回りである長潮と若潮。

しかし「長潮だから」、「若潮だから」というだけで諦めてしまうのは勿体ありません。

潮の動きの激しいポイントを選んだり、潮の動き出しのタイミングを見極めたりすることで、釣果に結びつくこともあるはず。長潮・若潮をうまく攻略していきましょう!

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