驚愕のハイコスパロッドを使い込んでみた
ハイコスパと評判で、初心者から玄人まで幅広い層に人気なメジャークラフトの5Gシリーズ。
筆者もアジングモデルの鯵道5Gを使っており、そのコスパに驚かされました。
そして「エギゾースト5Gもかなり良いんじゃ!?」と思い、使ってみたので使用感をお届けします!
▼鯵道5Gのインプレはコチラ
エギゾースト5Gのラインナップ
エギゾースト5Gのスペック
まずはエギゾースト5Gのスペックから紹介します。
実売価格は20,000円前後ですが、ハイエンド並みのスペックに注目です。
オーソドックスなグリップ
グリップ周りはオーソドックスな仕上がりです。
リアグリップは少し太めで、重量面では若干不利に働いていると思いますが、キャスト時のホールド感を重視したのでしょう。
また、リア側に少し重心が寄るので持ち重り感の軽減にも貢献しているはずです。
ハイエンド並みのブランク
5Gシリーズの特筆事項はブランクです。
なんと、東レのトレカ®T1100Gカーボンが採用されています!
このカーボンは3万円以上の高級ロッドに用いられることが多いので、この価格帯で採用していることには驚きです。
さらに、縦・横・右斜め・左斜めの4方向・4層にカーボンを巻く、メジャークラフト独自のR360構造も導入。
これによってブランクのネジレやブレを抑えています。
特殊なガイドセッティング
ガイドセッティングがかなり特殊で、ティップ部分にはカーボンフレームのC-IMガイド(SiCリング)を搭載しています。
これによってティップ側を軽くし、重心位置を手前にすることを目指したのでしょう。
ちなみに、通常のルアーロッド用ガイドはフット部をスレッドで巻いて固定しますが、このC-IMガイドは直接ブランクに接着されています。
ベリーからバットにかけては、ステンレスフレームのSiCガイドです。
86Mでアンダー100g
高級なカーボンやガイドを用いた結果、かなり軽く仕上がっています。
自重は公式に発表されていませんが、手持ちの862Mを計測してみると……なんと91gでした!
同価格帯で比較すると、かなり軽量です。
使って感じたエギゾースト5Gの凄さ
862Mを使用して、秋のコロッケサイズから春の2kgオーバーまで釣り込んでみました。
MAXサイズは2023年の春に釣った2.4kg。
オカッパリからボートまで色々楽しんでみましたが、結論、めちゃくちゃ良くできたロッドです!
シャープな操作感
エギゾースト5Gの一番魅力的な点は、シャープな操作感です。
軽いのに復元力が強く、曲がる時も戻る時もブレが少なく、余計な力が要らないのでとても軽快に操作できます。
正直、知らずに使うと、3〜3.5万円のロッドだと感じるはずです。
トレカ®T1100Gが効いているのでしょう!
振り抜きの良さも光る
高反発なブランクのおかげで、シャープにビシッと振り抜けます。
そして、キャスト直後にティップのブレがビタッと収まるため、ガイドの位置が安定して糸がスムーズに抜けていきます。
さらにロッド自体の軽さも相まって、フルキャストせずとも飛距離を稼げるのは魅力です。
また、質量が大きなエギや強い風の中でも投げやすいのが印象的でした。
かなり高感度
感度に関しては、「かなり良い」と感じました。
とくに、ジャーク直後にティップのブレがピタッと止まるので、ジャーク直後の一瞬に来たアタリを捉えられたのが印象的です。
アオリイカを狙っていると、跳ね上げた頂点付近でのイカパンチはかなり多く、そのアタリを感じられると釣果を伸ばせます。
ナイトゲームでは手感度の良さが光りました。
やはり軽いと情報量が多く、フワッと持てるのでその反響感度を最大限に活かせますね。
軽いのに強い
軽すぎると少し不安になるのが強度面。ですが、非常に強いです。
むしろ、エギングロッドの中ではかなりパワフルな部類だと思います。
試しに500mlのペットボトルをリフトしてみたところ、まだまだベリー付近から余力が残っています。
実際、2kgオーバーのアオリイカとのファイトでも余裕があり、20〜30gのメタルジグも難なくシャクれました。
ビシバシ系ジャークと相性○
スタイルとしては、ビシバシとエギをジャークするのが気持ち良いロッドですね。
ダート系のエギをキレキレにスライドさせたり、2段シャクリのようなアクションでエギを跳ね上げたりするにはドンピシャ。
ドストライクは3.5〜4号くらいで、ディープタイプや抵抗系のエギもシャクりやすいですね。
適したシーンをまとめると……
862Mは、オールシーズンのエギングを前提としつつも、ディープタイプや抵抗の大きなエギへの適性、メリハリをつけた誘いを重視する方にイチオシです。
“ややハイパワーなオールラウンドロッド”という表現がしっくりきます。
「コスパ最高」の評判に納得!
ただ軽いだけでなく、復元力やバランス感などがすべて“お値段以上”。
鯵道5Gの時も驚かされましたが、エギゾースト5Gも驚きでした。
こうなると、他の5Gシリーズもかなり気になってきます!
メジャークラフト エギゾースト5G EZ5-832ML
全長 | 8ft3in |
---|---|
継数(pcs) | 2 |
エギ(号) | 1.5-3.5 |
PEライン(号) | 0.4-1.0 |
アクション | RF |
メジャークラフト エギゾースト 5G EZ5-862ML
全長 | 8ft6in |
---|---|
継数(pcs) | 2 |
エギ(号) | 1.5-3.5 |
PEライン(号) | 0.4-1.2 |
アクション | RF |
メジャークラフト エギゾースト5G EZ5-832M
全長 | 8ft3in |
---|---|
継数(pcs) | 2 |
エギ(号) | 2.0-4.0 |
PEライン(号) | 0.4-1.2 |
アクション | RF |
メジャークラフト エギゾースト5G EZ5-862M
全長 | 8ft6in |
---|---|
継数(pcs) | 2 |
エギ(号) | 2.0-4.0 |
PEライン(号) | 0.4-1.2 |
アクション | RF |
メジャークラフト エギゾースト5G EZ5-S862M
全長 | 8ft6in |
---|---|
継数(pcs) | 2 |
エギ(号) | 2.0-4.0 |
PEライン(号) | 0.4-1.2 |
アクション | RF |