トンジギとは?
トンジギとは、ビンチョウマグロ(標準和名:ビンナガ)を狙うジギングです。
ビンチョウマグロは胸ビレが長く、その姿からトンボとも呼ばれており、「トンボをジギングで釣る」からトンジギと呼ばれるようになりました。
近年は回遊が多いことやジギングのメソッドが確立されてきたことから、マグロ類の中では比較的手軽に狙えるとあって人気が爆発!
本記事では、トンジギのタックルや釣り方、釣果を得るための極意を解説します。
トンジギを楽しめる時期・場所
ビンチョウマグロは、10月〜4月頃までの水温が低い時期に回遊が多くなります。
回遊魚なのでその年によっても前後しますが、釣りのシーズンとしては11月〜3月頃がメイン。
黒潮に乗って回遊する魚なので、黒潮が接近する海域で釣れます。
釣果が多くて釣り物として定着しているのは、紀伊半島の串本沖から尾鷲沖、三重県志摩半島沖、遠州灘、南伊豆沖です。
トンジギのタックル
トンジギはベイトでもスピニングでも電動ジギングでも楽しめますが、ベイトタックル(もしくは電動タックル)を基準にするのがセオリーです。
いずれも、ジグウエイト400g・PE4号を基準としたタックルセッティングになります。
ロッド
シマノ グラップラーBB タイプスローJ B66-4
全長 | 6ft6in |
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自重 | 135g |
継数 | 2本 |
仕舞寸法 | 150.2cm |
ルアーウエイト | MAX330g |
200〜400g程度のジグを扱える、#3〜#5クラスのロッドを選びましょう。
トラブルに備えて、ベイトとスピニングなどの複数タックルを用意しておくのが理想です。
また、ベイトとスピニングの両方があれば、それぞれ使う筋肉が違うので疲労を軽減でき、1日を通して重いジグをジャークし続けられます。
最近は、破断強度が高くて船縁際でのファイトがしやすいフルソリッドロッドも人気です。
リール
シマノ オシアジガー Fカスタム 2000NRHG
自重 | 605g |
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ギア比 | 6.2 |
最大ドラグ力 | 10kg |
巻取り長さ | 117cm |
PE糸巻き量(号-m) | 4-300 |
スピニングリールなら、8000〜14000番のパワーギアが適しています。
ベイトリールの場合は、シマノのオシアジガー2000番、ダイワのソルティガ15番が最適です。
オシアジガー1500番はPE4号を巻けないうえに、巻き上げトルクとドラグが弱いのであまりおすすめしません。(良型がヒットすると指ドラグが必須です)
電動リールは、シマノなら1000番以上、ダイワなら300番以上の電動ジギング対応のモデルを選びましょう。
トンジギはジグが重たくて魚も大きいため、いずれのリールも高負荷時に巻き続けられる剛性の高いモデルを選んでください。
ライン
よつあみ スーパージグマンX8 4号 300m
口コミ・レビュー
志摩や尾鷲沖のビンチョウジギングやメバチマグロ&キハダマグロジギングに最適です。 PE3号でも30キロサイズなら上げられますが、季節によっては時間もかかるし50キロ以上サイズもいるので、悲しい思いをなるべくしたく無いなら、4号にしておいた方が良いと思います。
出典: 楽天市場
3号か4号のPEラインを、最低でも300m以上巻いておきましょう。
引っ張り強度に優れる8本撚りがおすすめです。
タナ取りを正確にするため、必ずカラーマーキングが施されたものを選んでください。単色は絶対にNGです。
ちなみに、水温が高いシーズン初期はキハダが混じることもあるため、事前にキハダの情報があるときは4号か5号を巻いておきましょう。
ショックリーダー
フロロカーボン製の80lb前後を用います。
大型がヒットした場合、身体に擦れて切れることもあるため、長さは4〜5ヒロ程度(約6〜10m)結束しておきましょう。
大型のキハダがいる場合は、100lbを結束していると安心です。
トンジギのジグセッティング
次はジグやフックのセッティングを解説します。
メタルジグ
ジグは200〜400g程度のウエイトを用意しましょう。
冬がハイシーズンなので、強風下でのドテラ流し(ラインが斜めになってどんどん出ていく)になることも多く、時には500g以上のウエイトが必要になることもあります。
シルエットに関しては、引き抵抗が軽くてフォールも速いセミロング系を中心に揃えてください。
カラーはシルバー系を使う人が多いですが、ゴールド等でも釣れるのであまりたくさん揃える必要はありません。
水深が深いことも多く、“いかにジグを見つけてもらうか”という釣りなので、ハイアピールなグローやケイムラカラーはとくに人気です。
※おすすめのジグは記事後半で紹介しています。
フック
小型が多い時は掛かりを優先し、フロントとリアにシングルフックをセッティングするのがセオリーです。
ただし、前後にフックを付けると片方が身体に掛かることが多く、そうなるとファイトがかなりしんどいため、大型が多い時はどちらか片方がおすすめ。
フックサイズはメーカーによって異なりますが、太軸の3/0〜5/0程度のものを選びましょう。
リアフックが長いとラインに絡んでエビ(テーリング)になりやすいため、リアフックのアシストラインは短めが◯。
スイベル&スプリットリング
マグロ類は旋回しながら上がってくるので、糸ヨレを抑えるためにベアリングスイベルを使うのがおすすめです。
サイズはメーカーにもよりますが、5〜6番を目安にしてください。
スプリットリングは5〜8番程度が適しています。強いスプリットリングは扱いにくいですが、強度を重視しましょう。
トンジギの釣り方
ここからはトンジギの基本的な釣り方を解説します。
トンジギは船を風に立てず、潮と風に任せて船を流す(ドテラ流し)ので、ラインがどんどん斜めになっていくことを理解しておいてください。
指示タナに素早くジグを入れる
投入開始のアナウンスがあれば、できるだけ素早く投入します。
ビンチョウマグロの回遊スピードは速く、ノロノロとジグを落としていたら指示ダナに到達する頃には“後の祭り”になっていることも多いです。
また、同船者より素早くタナに入れられるとヒット率も上がるため、毎流し素早く落とせるように準備しておきましょう。
基本のアクションはワンピッチ
基本的にアクションはワンピッチジャークで十分です。
「水深30〜150m」のように広いレンジを回遊していることが多いので、広範囲に上げて落とすのを繰り返します。
また、深場をドテラで流すとジグにアクションが伝わりにくいため、ジグはしっかりと動かすことが重要です。
とはいえ、クイックなスライドはあまり良くないとされており、ゆったりと大きなストロークでジャークすることを意識しましょう。
レンジが狭い(絞られている)場合は、フォールを主体とした釣り方がおすすめです。
ロングジャークの後に素早く竿先を下げてフリーフォールさせたり、ゆっくり竿先を下げてテンションフォールさせたり、クラッチを切って長い距離をフォールさせたりと、いろんなパターンのフォールを試してみてください。
太軸フックをしっかり貫通させる
上げで喰ってきた時は急にドンっと重さが乗るようなアタリで、フォール中に喰うとラインが止まるようなアタリが出ます。
いずれのアタリもしっかりアワせて、太軸フックをマグロの口に貫通させることが大切。
とくに深いタナでは二枚潮等の影響でフッキングパワーが伝わりにくいので、リールをしっかり巻いて“巻きアワセ”することを意識しましょう。
大型のビンチョウマグロは口が硬いので、魚が大きいと感じたら、フッキング後に追いアワセを入れるのも効果的です。
逆に、小型は口が柔らかいのでアワセ過ぎないように注意しましょう。
なお、スロージギングロッドは力任せにロッドを煽ると折れるので、ロッドでのフッキングは禁物です。
船縁際は要注意
スピニングタックルはポンピングを駆使して、ベイトタックルはひたすらリールを巻き続けましょう。
自由に泳がせるとすぐにオマツリしてしまいます。
船縁に近づくと急に突っ込むことも多いので、ロッドは立てず、船底でラインを擦らないようにしてください。
三重県志摩沖で実釣!
はたして釣れるのか!?
ここからは、筆者がトンジギに挑戦した時の模様を紹介します。
じつは2年ほど前から数回行っていたのですが、どの日も状況が悪く、ビンチョウマグロの姿を拝めた日はありません……。
今回は、連日数が上がっている好調なタイミングに合わせて釣行しました!
釣行の舞台は、トンジギの聖地と化し、多数の遊漁船が出船する三重県の志摩エリアです。
今回は、志摩市賢島にある神明漁港出船の「むさし丸Ⅵ」さんにお世話になりました。
1月半ば頃の釣行で、前日も船で20本以上上がっていたようです!
乗船にあたっての注意事項等の説明を受け、6時前にいざ出船!
ポイントまでは1時間ちょっとほど走ります。
かなり沖合に出るので、「トンジギ=波が高い」と思っておきましょう。
船酔い対策は万全に!
ポイントに到着。予報よりも風波はありません。
「ジグは400gで、フックはフロントとリアの両方に付けてください」
との指示が船長からあったので、前後にシングルフックをセットしたウロコジグ400gを投入!
とりあえず信頼度の高いジグから投入します。
まだ釣れるレンジがよくわかっていないので、まずはスピニングタックルで広く探る作戦です。
体力的もまだ削られていないので、元気にシャクります!
「前日は1投目からアタッってきたよ」とのこと……。
1時間以上何も起こらず、早くも諦めムードでしたが、お隣の方が静寂を破るヒット!
6〜8kg程度のいわゆる“コトン”サイズですが、本命の姿に筆者のテンションも↑。
「繁殖力を持っている→種を持っている」という意味です。
続けて同行者も連鎖でヒット、水深60m程度のところで同サイズを上げます。
ヒットジグはディープライナーのスパイV250g。
ビンチョウマグロは連鎖して喰ってくることも多いので、レンジの共有は非常に大事です。
逆を言えば…… (怖)
ちょっと疲れてきたので、ここでスピニングからベイトタックルに持ち替えます。
流れと風も落ち着いたので、ジグも300gにウエイトダウン。
60〜100mに反応が多いようなので、フォールを混ぜながら狭い範囲を探っていきます。
少し間が空いたタイミングで、別の同行者もキャッチ。
水深30m程度で、600gのジグに喰ってきたとのこと!
やはりタナに素早く突っ込んでいくのも有効なようです。
ありがたい!
先に釣った同行者2人はゴールド系のジグだったので、筆者も真似することにしました。
スパイV300gのマグマパロットカラーにチェンジ!……
したものの、カラーを変えただけで簡単に釣れるはずもなく、しばらく沈黙の時間が続きます(笑)
いろいろ惑わされながらも、ひたすら誘い続けます!
浅いところでは反応が無さそうだったので、200mほどラインを出して広範囲をゆっくり探る作戦に。
「回収しんどいな〜」と思いながら、気の抜けたヘナヘナワンピッチジャークをしていると110mぐらいで根掛かり……。
ではなくヒットです!!
明らかに強い引き!
普段一緒に遊んでいる近海の魚とは異なる重量感。
猛烈に引きますが、負けじとゴリ巻きで応戦します。
船長に励まされつつ、必死になってやりとりし、船縁まであと少し。
遂に念願のビンチョウマグロをキャッチできました!
重さはエラワタ抜きで6.7kg。コトンサイズとはいえマグロはマグロなので、かなり嬉しい1本です。
また別の同行者も同タイミングで、連鎖してヒット。
やはり連続ヒットがあるので、釣り座の移動やタナの共有など、チームプレイは非常に大事ですね。
船長の指示をよく聞きつつ、オマツリを回避できれば連続ヒットも可能です。
残りの時間は、爆風激荒れの状況に急変。
冬場に沖合へと出る釣りなので、荒れる状況は付きもの。
何をやっているのか、ジグが動いているのかすらも分かりません。
結局、後半2時間ほどは釣りにならず、残念ながら追加はできませんでした。
船中の釣果は、10人乗ってコトンサイズが6本。
近況に比べると渋い釣果でしたが、筆者もなんとか配当を頂けて一安心です。
またチャレンジしたいです!
ビンチョウマグロを食べてみた
「釣れたマグロは3日間寝かせると美味しいよ」とのこと。
外気温が低いので、クーラーの水栓を開けて日陰でそのまま3日間寝かせるのが良いらしいです。
氷は最低限入れて、乾燥を防ぐために袋を被せます。
食いしん坊の筆者は我慢できなかったので、1日目から食べてしまいました(笑)
捌いてみると、皮と身の間の脂が凄い。
小型でも身が多いので、料理のしがいもあります。
まずはお腹のトロ部分で、ビントロ寿司に。
濃厚でとろける味わいですが、養殖マグロのようにくどくはなく、いくらでも食べられます!
赤身はあっさりとしているのでカルパッチョに合います。
オリーブオイル、岩塩、ブラックペッパーのシンプルな味付けだけで十分。
2日目、切れ端などの形が悪い部分は刻んでキムチユッケに。
ご飯と一緒になんぼでも食べられます!
3日目は漬けマグロレア天に。
漬けマグロに衣を付けて、レアの状態になるよう天ぷらにします。
火が通り過ぎないよう、数回に分けて短時間揚げて衣を重ねるのがコツ!
外はサクッと、中はジューシーな味わいが癖になります。
炙りマグロをネギソース仕立てでいただくのも美味でした。
火を通し過ぎるとパサつくので、レアに仕上げる料理との相性が良さそうです。
同じような手順で、レアステーキも楽しめます。
ハーブソルトなどを付けてから表面をさっと焼いて、ステーキソースをかけるだけ。
個人的に一番美味しかったのは、レアカツ。
わさび醤油や塩、とんかつソースなど、どの味付けでも最高。
6日寝かせたタイミングで、再びビントロを味わいました。
保存状態が良ければ1週間程度は生食も楽しめそうです。
ただし、アニサキスが寄生している可能性もあるので注意しましょう。
釣果を伸ばすコツ
釣行を振り返り、釣果を伸ばすための3つのコツを紹介します。
タナをイメージして合わせる
いろんな方や船長が口にしていますが、トンジギの極意は“マグロの回遊するレンジにいかにしてジグを送り込むか”です。
シンプルで簡単そうに聞こえますが、ラインにどんどん角度がつく状況で深いタナに合わせるのは、意外とビギナーの方は難しいと思います。
目安として、ラインが45°程度で海面に入っている場合は、水深の1.4倍ほどラインを出すと指示ダナに合う計算になります。
例えば、水深50mの場合は約70m、水深100mの場合は約140m糸を出せばジグがタナに入るわけです。
45°以上の角度が付くと、さらにラインを出す必要があり、誤差も大きくなるのでタナボケもしやすくります。
そのため、ラインの角度が付きすぎる場合は、再投入してラインを立て直すか、ジグを重くして良い角度をキープできるようにするのが大切です。
ウエイトの調整はこまめに
ジグを素早くタナに到達させたいので、重めのウエイトが有利になることが多いです。
実際に、900gのジグでも釣れたりしています。
しかし、重いジグを1日ジャークし続けるのは大変で、スローなフォールに反応が良いこともあるので軽いウエイトも用意しておきましょう。
基本的には300〜400gでカバーできる日が多いものの、250gや500gがあると釣りの幅も広がります。
前述の通り、ジグにはラインの角度を調整する役割もあるため、いろんなカラーを用意するよりかは幅広いウエイトを用意するのがおすすめです。
初期ドラグは6〜8kgに
ドラグのチェックは入念に行い、初期のドラグ値は6〜8kgの範囲に設定しておいてください。
ドラグが弱すぎるとフックが貫通しなかったり、やりとりに時間を要して苦労したりします。
稀にたくさんヒットすることもありますが、チャンスが多い釣りではないのでドラグはしっかりと合わせておきましょう。
バラシほど後悔するものはありません。
トンジギにおすすめのジグ6選
ロング・セミロング系のジグなら広く使えますが、とくに人気があるのはウロコジグやあいや〜ロングです。
その他にもトンジギでの実績が高い人気のジグをまとめたので、ぜひジグ選びの参考にしてください。
ウロコ ウロコジグ
一時釣具店から300gの在庫がなくなるぐらいトンジギで人気のジグです。
ワンピッチでシャクるだけで簡単に横を向き、失速して水平フォールを演出します。
引き抵抗が小さいので重いウエイトでもジャークしやすく、フォールが速くてタナに入れやすいのも人気の理由。
安くはありませんが、これからトンジギを始める方に一番おすすめしたいジグです。
ラインナップ | 80-400g |
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シマノ オシア スティンガーバタフライ イージーペブル
引き抵抗が少なくて使いやすいセミロングジグです。
多面形状によってロングスライドし、フォール時はローリングアクションを発生します。
他メーカーのジグよりもリーズナブルなのもポイント。幅広いウエイトを揃えやすいと思います。
イージーペブルよりも移動距離が少ない、ペブルスティックも人気です。
ラインナップ | 100-900g |
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タナジグ あいや〜ロング
ライトタックルでも軽快に操作できることを目指したロングジグです。
小さな入力でも左右へショートスライドし、フォール中は上部のフラットな面によって喰わせの間を作ります。
スイミングアクションでもよく釣れるので、ラインが斜めになってフォールを入れにくい状況にも◯。
1.6mmの貫通ワイヤーを採用した強靭なボディ構造なので、安心してマグロジギングを楽しめます。
ラインナップ | 180-400g |
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クレイジーオーシャン トンボジグ
トンジギ専用に設計されたロングジグです。
船の流れに負けず、タナまで一気に到達するフォールスピードを実現。
それに加え、一日シャクり続けられる引き抵抗の軽さ、広範囲から魚を呼び寄せるアピール力も備えています。
フォールが速くてハイピッチにもスローピッチにも対応する、万能タイプのジグです。
ダイワ ソルティガ TBジグ トンジギカスタム
トンジギにフォーカスして、TBジグをチューニングした1本です。
左右非対称の薄型ロングボディによって、ジャーク時の立ち上がりの速さと引き抵抗の小ささを実現。
フォールは滞空時間が長く、ナチュラルなフラッシングを伴いながら喰わせの間を演出します。
ラインナップ | 300-400g |
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ディープライナー スパイV
筆者がスロー系ジギングで一番信頼しており、初トンボも釣らせてくれたジグです。
引き抵抗は軽く、ジャークすると素早く横を向いてくれます。
フォール中は時折ストップしつつ、スラロームアクションを発生。
長い時間スローフォールをキープしてくれるので、喰わせる力に長けています。
ラインナップ | 30-1500g |
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お手軽(?)なマグロ釣りです!
マグロの中では小型で回遊も多いため、初心者でも比較的キャッチしやすいターゲットです。
とはいえ、1日に何回もアタリがあるのは稀なので、準備は入念に行なってくださいね。
また、シーズン的にも海が荒れていることが多いため、酔い止め対策はしっかりし、“そこそこハードな釣り”という心の準備もお忘れなく!