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OSP ブリッツDRのインプレ

OSP ブリッツDR をインプレ!“みんなの一軍クランク”に2〜3mレンジが狙いやすいモデルが登場

OSPのミドルダイバー、ブリッツDRをインプレ!クランクベイト苦手だよ、というアングラーにも積極的におすすめできるルアーです。

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目次

OSP ブリッツDR インプレ

OSP ブリッツDR インプレ
こんにちは、ikahimeです。今回はOSPのミドルダイバー、ブリッツDRをインプレします。

長い歴史を誇るブリッツシリーズ。バス釣り始めた頃に買って、ずっと一軍という中上級者も多い事かと思います。

現に「釣れるクランクベイト」をネットで検索すると、必ずといって良いほど、ブリッツの名前が挙がります。

ブリッツMR、ブリッツDR、ブリッツEX DR

今回のブリッツDRは、MR(写真左)、EX DR(写真右)の間を埋める形で去年の暮れにリリースされました。

ikahime
一回り大きいブリッツMAX DRと、一回り小さいTinyブリッツDRはあったけど、「ブリッツDR」はじつは最後に追加されたのです。

OSP ブリッツDRのスペック

ブリッツDR SPEC
全長53mm
重さ11g
TypeF:Floating
フックサイズ#6
カラー16色
潜行深度3.5m
価格1,650円(税込)

 

ikahime
フックはお馴染みの「O.S.Pスタンダードトレブルフック」が付いています。

MR・DR・EX-DRの使い分けで釣果UP

上から、MR、DR、EX-DR

上から、MR、DR、EX-DRとなります。まったく同じボディ形状ではなく、しっかりとモデルごとに微調整されている点にこだわりが感じられますね。

MR、DR、EX-DRの3種が揃ったことで、システマチックにブリッツシリーズを使うことができるようになりました

シンプルに言えば、最も潜ったときにちょうどボトムをコリコリと叩くレンジで使うと効果的

潜りすぎても湖底のゴミを拾ったり、泳ぎが破綻して釣りにくくなります。

ikahime
DRは最大3.5ⅿダイブ(有効レンジ3.0m前後)なので2m〜3mレンジが狙いやすいです。
ブリッツDRでの釣果

写真は三島湖の減水時、2m〜3mフラットが形成されているときにキャスト。ブレイクを経て〜4mという地形で、岸際に投げ、ブレイクを抜けて中層を泳がせていたらバイトしました。

私がよく訪れるフィールドでは減水時2m〜3m、通常時4m〜5mフラットという地形はかなり出現しやすいので、その日に合わせたレンジコントロールをより精度高く行うことができます。

ブリッツEX-DRでの釣果
ikahime
こちらはブリッツEX-DRでの釣果です。同じく三島湖で、フラットな岩盤エリア4mレンジです。

リップ&ボディ形状

ブリッツDR リップ形状

リップ形状は、ミドルランナーとしてはベーシックな先端が適度にラウンド(丸まっている)タイプです。

スクエアリップなどと比べて、水の抵抗は少ないため、巻き抵抗が大きすぎず扱いやすいです。また、ハードボトムに当てた際には、跳ねすぎないので舐めるようにトレースできます。

一方でリップ幅はボディよりも大きめで、グリグリと沈み木などに当ててもしっかり躱してくれます。通常はテキサスリグなどワーミングが適するようなカバーも臆することなく攻められますね。

ikahime
ハードボトムもウッドカバーもオールマイティに使えます。

OSP ブリッツDRのここがすごい

高いトータルバランス

ブリッツDR トータルバランス

ビュン! と飛んで、小気味良くコリコリ巻けるクランクベイトです。ブリッツシリーズ共通で言えることですが、優等生タイプで弱点が少ない仕上がり。

クランクベイト苦手、というアングラーにも積極的におすすめできるルアーですね。

ikahime
まずは1匹クランクベイトで釣ってみたい!というアングラーがいたら、迷わずブリッツシリーズをおすすめしています。

タックルを選ばない

ブリッツEX-DR タックル
当日の使用タックル
  • ロッド:シマノ ファイナルディメンションTS1610MLF
  • リール:14カルカッタコンクエスト101 
  • ライン:ナイロン 12lb(GT-R ウルトラ)

タックルは、個人的にグラスコンポジットロッド + ノーマルギアが理想の形。

グラスコンポジットロッドはカバーやリップラップなどにクランクベイトを当てたとき、ショック吸収するため根掛かりしにくくする為。

また、バイトが浅いときもティップが柔軟に入ることで、バイトを絡めとってくれます。

ノーマルギアリールは前に引っ張りすぎずに巻くことができるため、クランクベイトを使用する際に重宝しますね。

ブリッツDR カーボンロッド

ただし、引き抵抗がそこまで大きくないためバーサタイル系のカーボンロッドでも扱うことが可能

タックルを比較的選ばない、というのはブリッツシリーズ共通で言えることですね。

ikahime
カーボンロッドで扱う際のデメリットは、ノリが悪くバイトを弾いてしまうことがあります。

OSP ブリッツDRの弱み

弱点は少ない!

左:センターバランスアイのフック 右:センターバランスアイではないフック
左:センターバランスアイのフック 右:センターバランスアイではないフック

レビュー記事ですので、弱点を記載するのが通常です。しかしブリッツシリーズは本当によくできていて、弱点が少ないルアーに仕上がっています。

強いていえば、OSPルアー共通の悩みどころですがフックアイが横アイなので、センターバランスアイ仕様のフックを使用してもフックのセンターバランスが取れない点です。

お気に入りの銘柄のフックがセンターバランスアイの場合、少し悩みどころです。

ikahime
とはいえ、横アイのルアーにセンターバランスアイ仕様のフックを装着しても問題ありません。

OSP ブリッツDRでさらなるレンジ攻略を

ブリッツDR レンジ攻略

以上、OSPのブリッツDRについてお届けしました。「魚を連れてきてくれるクランクベイト」という観点で考えると間違いないルアーで、戦闘力高いです。

DRを含めたOSPブリッツシリーズを揃えることで、きめ細かいレンジ攻略をすることが可能となります。クランクベイトで釣る時に、レンジ攻略は欠かせないものですのでぜひ全種類揃えて投げてみてください。

ikahime
やっぱり巻物で釣れると嬉しいですし、思い出に残ります!
撮影・文:ikahime

ライタープロフィール


ikahime
「バス釣り情報発信サイトikahime(イカヒメ)」を運営するikahimeです。ザ・アマチュアアングラー目線で、釣行記や製品レビュー等を書いています。リールカスタム、レンタルボートが大好き。バスはあまり釣れない、いわゆる「道具バサー」。

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