OSP ドゥルガ 73(SP / F)インプレ
こんにちは、ikahimeです。今回はOSPの小型ミノー、ドゥルガ 73(SP/F)をインプレします。
OSPのミノー兄弟(ルドラ:130mm、ヴァルナ:110mm、アシュラ:90mm)に続き、最も小さいサイズとしてデビューした、70mmサイズのドゥルガ。
正直に申し上げますと、こういった小型のミノーは苦手分野。そんな私ですが、実釣を通じてわかったドゥルガの魅力をお伝えしていきたいと思います。(TSURI HACK編集部O氏の釣果とレビューもご紹介)
ドゥルガのスペックと特徴
SPEC
全長 | 73mm |
重さ | F:4.4g SP:4.7g |
Type | F:Floating SP:Suspend |
フックサイズ | #8 |
カラー | 13 |
価格 | 1,815円(税込) |
ボディ形状&フック
形状は、クセの少ない正統派ミノープラグと言って良いでしょう。
小粒ながら重心移動システムを採用。この手の小型ミノーは飛距離が弱点ですが、ドゥルガに関しては必要十分な飛距離を稼ぐことができます。
リップ&ボディ形状
リップはボディサイズに対してやや大きめな印象。
よく水を掴んでくれるため、タダ巻き時の安定感はこのリップ形状に由来するものでしょう。ボディ形状は横面がフラットに仕上げられています。
ラウンドボディに比べ強いフラッシングと水押しを発生させ、細身でありながらも容積を稼げウェイトを増やすことができ飛距離に貢献
OSP ドゥルガのここがすごい
ミノー偏食バスに強烈なアピール(編集部O)
☝︎編集部O氏のドゥルガバス!
ドゥルガ73Fの強みは、とにかくミノー(小魚)偏食するバスに対する食わせ能力の高さ。これに尽きます。そして、横方向に反応が良い時。
ワームで拾いきれなかったバスが意外と多いというのはドゥルガを投げてみて感じたことです。今まで投げなかったのはかなり損していたな……という印象です。
オールシーズン使える
ミノー系プラグ、そして小型である。ということで低水温期に有効なルアー。というイメージをお持ちかもしれません。というか、私はそう決めつけていました。
しかし、ハイシーズンでも問題なくバスからの返事があります。どうにもワームの釣りに反応が悪い。そんなときに投入してみると良い反応が得られる可能性があります。
高速リトリーブ、連続トゥイッチ&ジャークもOK
OSPのルアーらしく、泳ぎの性能はピカイチです。タダ巻き時は、リトリーブスピードを問わず安定しています。
また、連続トゥイッチ&ジャークした際の切れ味も素晴らしいですね。強烈なフラッシングを伴いながらイレギュラーダートし、その後はピタッと綺麗に止まる。
OSP ドゥルガの弱み
表層〜1mまでのレンジのみ対応
基本的には、潜行深度はあまり深くないため、シャローレンジのみの対応と言っていいでしょう。やや深場を狙いたいときは、シャッドプラグの出番ですね。
もちろん、板オモリなどを貼って深度をチューニングすることも可能ですが、小型で繊細なため、泳ぎのバランスが崩れたりする懸念があります。よってあまりオススメできません。
カバー回避性能は高くない
浮き姿勢が水平に近く、リップもカバー回避というよりは、泳ぎの安定性確保のためのパーツなので、いわゆる「躱し」性能についてはあまり高くありません(そもそもミノーというルアーの特性上、仕方ありませんね)。
OSP ドゥルガのタックル
バーサタイルなスピニングタックルでOK(編集部O)
- ロッド:ブラックレーベルのS66L-5L(ダイワ)
- リール:ルビアス LT2500-XH(ダイワ)
- ライン:フロロカーボン 4lb.
ドゥルガ73(SP / F)で小魚喰いを狙おう
以上、OSPのドゥルガ 73についてお届けしました。かなりコンパクトなサイズ感なので、兄貴分であるアシュラ、ヴァルナなどのフルサイズミノーと比べると挑戦しやすいハードルアーだと思います。
ワームの釣りで取りこぼした魚を、横の動きで積極的に拾っていける。そんなミノープラグに仕上がっていますね。
OSP DURGA ドゥルガ 73 SP
OSP DURGA ドゥルガ 73 F