OSP ドライブビーバーについて
こんにちは、ikahimeです。今回はOSP ドライブビーバーのインプレです。
ドライブビーバーは2017年秋頃に発売されたクロー・ホッグ系ワーム。大きなアームとボディ全体を縦にくねらす「※バサロアクション」が最大の持ち味。
※バサロとは、潜水してドルフィンキックのみを続けて進む泳法。(ザリガニが逃げる時、尻尾を振って体全体をくねらせる動きにも似ていますよね)
個人的にわりと使い込んでいるワームなので、有効な使い方をご紹介していきたいと思います。
ラインナップ
サイズ | 入り数 | 価格 |
ドライブビーバー3in | 7 | 858円(税込) |
ドライブビーバー3.5in | 6 | 858円(税込) |
ドライブビーバー4in | 5 | 858円(税込) |
ドライブビーバーマグナム | 3 | 1,980円(税込) |
OSPドライブビーバーのここがすごい
濁りに強い
ギュンギュンと手をよく振ってアピールしてくれるので濁りに強いのが特徴です。
普段のアベレージ水質より少しでも濁り方向に振れていたらドライブビーバーを投げてしまいますね。(ちょっとカッコいい言葉で“相対的濁度”と言います。)それだけ信頼しています。
上写真のように大雨後の激濁り状態でも効果的。(カラーはシルエットがはっきり出る濃い目がおすすめ。写真はエビミソブラック。)
すり抜けとアピールの両立
ドライブビーバーのボディ形状はフラット。これはカバーに入れたときのすり抜け性能を重視した結果。
さらに大きなレッグパーツが少ないためカバーへまとわりつくことが少ないです。
一方で、大きなツメとアクションの良さでアピール力も兼ね備えている。
すり抜けの良さを重視したワームはどうしてもシンプル形状になりアクションが弱くなってしまったりするのが、そこを上手くまとめていますよね。
その両立こそが、ドライブビーバーが釣れる秘密だと思っています。
勝手に釣れる
フォールでぐいぐい泳いでくれるので投げてフォールさせるだけで勝手に釣れることが多いですね。個人的にテキサスリグのフォールメインで使うことが多いのですが、ボトムまで落ちきるまえにバイトがあることがほとんど。
あまり動かし過ぎず、ワームの自発的なアクションに頼ってしまってOKです。シェイクなどはあまりせず、フォール&ステイで誘うのがドライブビーバーで釣るコツです。
フッキングが良い
ドライブビーバーはボディ中央にかけて※カーブした窪みを作ってあります。
※カーブインフラットボディと呼ばれる形状が、フックポイントを適度に隠すようになっており、根掛かりしにくいフックセットが可能。
もちろん他の多くのワームも同様にフックポイントを隠せるようにはなっているのですが、ドライブビーバーの場合あくまでカーブしているだけなのでフックが隠れすぎないためよく掛かるんです。
さらに本体と爪が折りたたまれるのもフッキング率アップに貢献しています。
ボトムでもよく動く
ボトムでべったり水平姿勢になってからもよく釣れます。フォールだけでなく横方向に動かしたときもいい動きをしてくれるからですね。
ステイでの喰わせも持ち合わせており、これはおそらくマテリアルが良いため。さらに、3inの“ヒゲ”は少しの水流でもよく動きます。
さらにフラットなボディはボトムでスタックしにくいのも良いですね。
岩盤に相性ヨシ
これは私のよく訪れる相模湖&津久井湖特有の事情ですが、岩盤エリアでの使い勝手がとても良いですね。
きゅっと締まったシルエットと大きな爪による前方重心でキャストしやすいため、岩盤のポケットにスッと吸い込まれていきます。
さらに、フォールもボトムもアクションが良いので、徐々にレンジを切って攻めるときに「常に誘える」ためとても効率良いですね。
OSPドライブビーバーのおすすめリグ
テキサスリグ
定番のテキサスリグ。ペグ留めは状況に応じてですが、基本はハードなカバーを撃つとき以外は無しで使います。
シンカーとワームが離れるフリーフォール状態が、ドライブビーバーの自発的なアクションを増強することができるためです。
ラバージグのトレーラー
3inはティムコ ベイトフィネス ジグファインとの組み合わせが個人的にお気に入り。
昨年の話ですが、相模湖で粒ぞろいのバスを連発することができました。ベイトフィネスジグはラバージグながらオフセットフックセッティングにすることができるので、複雑な地形変化を根掛かりを恐れずにテンポよく攻められます。
ティムコ PDLベイトフィネスジグファイン Fエコ
さあ、ドライブビーバーに釣ってもらおう
・ホッグ系の中ではスリムですり抜けが良い
・すり抜けが良いのにアピール力が犠牲になっていない
・濁ったら出番
「このルアーじゃなきゃダメ」というような、そういう考え方はあまりしない方なのですが……ドライブビーバーは話が違って、かなりルアーパワーが強いです。
勝手に仕事してくれるので、アングラーは楽に最短距離でバスに近づくことができる。そんなワームに仕上がっています。
OSP ドライブビーバー3インチ
サイズ | 3インチ |
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入数 | 7本入 |
オーエスピー ドライブビーバー 3.5インチ
全長(インチ) | 3.5インチ |
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入数 | 6本 |
オーエスピー ドライブビーバー 4インチ
サイズ | 4inch |
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入数 | 5 |
オーエスピー ドライブビーバーマグナム
長さ | 7in class |
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入り数 | 3 |
推奨フック | オフセットフック#6/0 |
ライタープロフィール
ikahime
「バス釣り情報発信サイトikahime(イカヒメ)」を運営するikahimeです。ザ・アマチュアアングラー目線で、釣行記や製品レビュー等を書いています。リールカスタム、レンタルボートが大好き。バスはあまり釣れない、いわゆる「道具バサー」。
アングラー取材の動画をブログ記事でもご紹介。
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相模湖 アングラー取材 自作ロッド&フルカスタムリールで巻き物を楽しむアングラー https://t.co/fmRNVzyXYR @@ikahime_netより
— ikahime (@ikahime_net) November 10, 2020