手元で魚探を確認できる
シマノの探見丸CV-FISHは、釣り座で魚探の画面を確認できる船釣り用アイテムです。
探見丸の親機が搭載された遊漁船なら、全国どこでも使えます。
海の状況や魚群を常に把握できるため、筆者にとってはなくてはならないアイテムです。
本記事では、元釣具屋の筆者が探見丸CV-FISHの機能や使用感をお届けします!
探見丸CV-FISHの機能
探見丸CV-FISHは非常に多機能です。
すべてを解説すると取説以上に長くなるので、実際に使ってみて便利だと感じた機能をピックアップして紹介します。
魚探画面
基本の魚探画面です。水深や連動したリールの水深(仕掛けの位置)を表示してくれます。
水深や海底の地形変化を常に把握できるため、オマツリや根掛かりの防止にとても便利。
指定した地域の潮汐を表示することもできます。
アキュフィッシュ機能
水深2〜100mの間で、10〜199cmまでの魚を表示する機能です。
魚の大まかなサイズも表示され、大型魚が回遊してくると集中力もアップしますね。
仕掛け軌跡表示
仕掛けが通った軌跡を表示してくれる機能です。
地形や水深、どのタイミングでアタリがあったかが目に見えて判るため、パターンをすぐに把握できます。
天秤フカセ(コマセ釣り)などの再現性が重要な釣りなどではとくに有効です。
誘い機能
探見丸CV-FISHに内蔵されている誘いのパターンで、電動リールを操作できる機能です。
リールのレバーやハンドルを操作してオリジナルのパターンを記録することもできます。
一定の誘いを繰り返す釣り(天秤タチウオなど)に便利です。
釣種別のインプレ
筆者が実際に使用してみて、探見丸CV-FISHがとくに活躍した釣りを紹介します。
イカメタル
イカ自体は基本的に映りませんが、ベイトの反応を常に把握しておけるのが便利です。
夜焚きのイカ釣りはベイトのタナが急に変わることも多く、ベイトの層を把握していないと苦戦を強いられることも多々あります。
無駄に探る手間も省けるため、効率よく釣りが展開できますよ。
タチウオテンヤ
立ち泳ぎをするタチウオも魚探には映りにくい魚ですが、ベイトの周りを泳いでいることが多いため、ベイトの反応を見ることで狙い所の参考になります。
ベイトの反応があれば、ベイトより少し下か少し上を狙うとヒットすることが多いです。
仕掛け軌跡を表示しておけばヒットパターンも掴みやすくなります。
落とし込み釣り(タテ釣り・アンダーベイト)
もはや探見丸CV-FISHが必須と言っても良いのが落とし込みです。
ベイトを掛けなければ釣りが始まらないため、常にベイトの位置を確認できるのは大きなアドバンテージ。
船頭さんが反応をアナウンスしてくれることもありますが、逐一伝えてくれるわけではありませんので、手元で探見丸を確認することで誰よりも早くベイトを掛けられます。
おすすめの関連アイテム
探見丸を使用する時にあると便利な関連アイテムを紹介します。
ライトケーブル 14LTCB
探見丸は電源ケーブルが付属していません。
乾電池を使う場合は不要ですが、船電源やバッテリーを使う場合は別途用意しましょう。
規格はシマノ製電動リール用のケーブルと同じです。
探見丸 サイドボード TK-011C
探見丸を船縁に固定するためのアイテムです。竿受けに挟みこんで使います。
ラークやVホルダーなどの竿受けを使用する方にはとても便利です。
探見丸 固定クランプ TK-012C
船縁などに取り付けできるクランプタイプの固定用アイテムです。
25〜85mmの幅に取り付けができます。
釣果に直結するアイテムです!
探見丸CV-FISHは海中の情報を見える化してくれるため、釣果に直結するアイテムです。
持っていれば、より効率的に、より戦略的に釣りができるようになります。
とくにシマノ製電動リールをお使いの方は、連動させることでさらに高度な釣りができるのでぜひ試してみてくださいね!
筆者の紹介
tsuki
関西出身の元釣具屋。釣具店時代の知識を活かして皆様の役に立つ情報を発信していきます♪
釣りはいろんなジャンルをしていますが、その中でも好きな釣りはタナゴ釣り。