磯遊びの魅力

磯では様々な生き物が観察できたり泳いだりして、大人も子供も思いっきり自然を楽しむことが出来ます。
しかし磯遊びでは注意点を知らないと危険な目にあってしまうことも……。
本記事では磯遊びを楽しむために持って行きたい道具や、知っておきたい注意点を詳しくご紹介していきます。
磯遊びの時期

夏がおすすめなのは水辺で涼みながら遊べることも理由の一つですが、日中の干満差が大きいため干潮時に潮だまりが出来やすく、水辺の生き物を観察しやすくなることが大きな理由です。
磯遊びに行く際には、干潮のタイミングを潮汐表で調べて足を運ぶことをおすすめします。
潮汐表:https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/db/tide/suisan/index.php
磯遊びの注意点

しかし、自然の中には危険も潜んでいて、遊ぶときに知っておきたい注意点がいくつかあります。
以下に挙げる注意点を事前に知っておき、磯遊びを楽しむようにしましょう。
危険な生き物
海には自分の身を守るために毒を持っている生き物も居ます。もし下記に挙げたような生き物に刺されたり噛まれたりしてしまった場合は、すぐに医療機関で治療を受けるようにしてください。
ここでは具体的にどんな生き物に注意が必要なのか見ていきましょう。
▼毒を持つ魚

磯で見られるこれらの魚は小型ですが、ヒレに毒を持っているため刺されてしまうと大変です。
見つけたり網で掬ったりした時には触らないようにしましょう。
▼エイ

万が一踏んでしまうと暴れて毒針で刺されてしまうことも。エイは磯場のところどころにある砂に潜っていることが多く、エサとなる貝などが多ければ居る確率も高くなります。
特に潮干狩りが出来るような場所が近くにある場合は注意が必要です。
▼ガンガゼ

棘は細くて鋭いため先端に触れると簡単に刺さってしまい、毒によって強い痛みを起こします。
ガンガゼは物陰に隠れて棘だけが出ていることが多いため、注意しながら歩く必要があります。
▼ヒョウモンダコ

刺激を受けると青い斑点模様が体表に表れるのが特徴です。元々は南の暖かい海に生息する種類ですが、近年ではその生息域が北上している傾向があります。
見つけても絶対に触らないようにしてください。
▼クラゲ

特に泳いでいる時に刺されるとパニックになってしまいがちなので注意が必要です。
また海から打ち上げられている場合でもクラゲの毒は消えず、振動などの刺激によって毒針を飛ばしてくる種類も居ますので、見つけた場合には近づかないようにしましょう。
▼カツオノエボシ

打ち上げられて死んでいたとしても刺激に対して毒針を発射してくる特徴があり、場合によってはアナフィラキシーショックを引き起こすこともあります。
鮮やかなブルーに見とれて、近づいて被害にあう人が例年後を絶たないので注意してください。
▼ まだまだ海にはたくさんの危険生物が……
以下の記事などでも毒を持つ意外な魚たちを事前にチェックしておきましょう。漁業権に関わる生物もいる
潮溜まりに生息している生物には、実は一般の人が持ち帰ってはいけない生物がいることも。時期や地域にもよりますが、伊勢海老やタコ、サザエといった生物や貝類がその代表格。磯で見つけた生物を持ち帰る際は、その地域の漁業権で定められた生物でないか、必ず確認するようにしましょう。
▼漁業権については、以下の記事で詳しく紹介しています。
干満差

夢中で磯遊びをしていたら潮が満ちてしまっていて、来た道から帰れなくなったというケースも。
潮の満ち引きは潮汐表にて確認出来ますので事前にチェックしておき、遊んでいて戻れなくなったなんてことが無いようにしましょう。
波・うねり

特にうねりはゆっくりとした長さのある波長で分かりづらく、その場所で風が吹いていなくても遠くの海上で発生している台風の影響によって磯に打ちつけてくることもあります。
波やうねりは時間によって荒れたり穏やかになったりしますので、遊ぶ前も遊んでいる最中も常に用心しておくようにしましょう。
足場が滑りやすい

素足で遊ぶのは絶対に避けましょう。またサンダルも引っ掛けたり脱げたりしやすいため、安全とは言えません。
滑りにくく脱げにくいマリンシューズを履いて楽しむのがおすすめです。また海藻が岩場に残っている場所はそれでもすべりやすいので、避けて歩きましょう。
日焼け・熱中症対策

日焼け防止のためには、帽子や紫外線をカット出来る服で対策しておきましょう。
また遊んでいる最中の水分補給を忘れずに行い、熱中症対策を心掛けるようにしてください。
磯遊びに持っていきたい道具
ここでは磯遊びを楽しむために持って行きたい道具をご紹介します。磯遊びを安全に楽しんだり、磯の生き物とのふれあいを楽しんだりするための道具をピックアップしてみましたので、チェックしてみてください。
釣り具
磯にいる魚を釣って楽しむのもおすすめ!タイドプール内であれば危険も少なく、魚が餌を食べるところから見れるので、子供たちも喜びこと間違いなし。釣り初心者でも簡単に釣りを楽しむことができる釣り具セットも販売されているので、磯遊びに出かける際は持って来ましょう。
▼ これさえあれば大丈夫!仕掛けもついてお得な釣り具セット
マリンシューズ
マリンシューズは足元の怪我防止に役立つ道具です。サンダルだと肌が出ていたり、滑りやすかったりするため磯遊びではあまりおすすめ出来ません。
伸縮して動きやすく、靴底が厚くて滑りにくいマリンシューズを選びましょう。
▼ 磯場の危険から子供の足を守る
▼ 軽くて履き心地が良く通気性も抜群
マリングローブ
磯には岩が鋭くなっていたり、牡蠣が付着していたりして、素手だと怪我をしてしまいがち。マリングローブを装着していればそういった怪我の予防や、手の日焼け対策をすることが出来ます。
▼ 手を怪我から守ってくれて長く使える
▼ 伸縮性に優れた素材で手にフィット
帽子
強い日差しから頭を保護してくれる帽子も磯遊びでは必須です。首元を覆う布が付けられているものや、サファリハットやバケットハットのように帽子のつばが頭の周りを覆っているタイプがおすすめです。
▼ フラップで首回りを紫外線からガード
▼ あごストラップ固定で飛んでいかない
ラッシュガード
ラッシュガードとは紫外線カットや速乾性に優れた素材を使用した服のこと。磯遊びで気を付けたい日焼けや熱中症対策に役立ちます。ジッパー式のものが脱ぎ着しやすくおすすめです。
▼ 磯遊びだけでなく普段の外遊びでも活躍
▼ 多彩なカラーラインナップが魅力
ライフジャケット
ライフジャケットは水辺で遊ぶ時の必需品。安全面で役立つことはもちろん、着ていれば浮いて楽に泳げるため、海の魅力を存分に感じることも出来ます。
着用の際にはフロントの止め具だけでなく、股紐を通して使うことを忘れないようにしてください。
▼ 安全性と機能性に優れたライフジャケット
▼ 泳ぎやすい姿勢が取れるバランス設計
網
生き物を掬って見てみたいときにあると便利なのが網。網の形は丸よりも逆三角形の形をしたものが使いやすいです。また伸縮式で小さく折りたたみ出来るものが、持ち運びや収納の際に便利です。
▼ ワンタッチでコンパクトに折りたためる
バケツ・生物観察セット
生き物を見るときには、バケツや生物観察セットがおすすめ。バケツでも生き物を観察することは出来ますが、生物観察キットがあるとどんな色や形をしているのかをより詳細に見ることが出来ます。
▼ 磯遊び以外にも便利な機能付き
▼ 大きさが測れてじっくり観察出来る
水中のぞきメガネ
海の中の生き物を探す時には水中のぞきメガネが便利。自然で生きるありのままの生き物の姿を観察することが出来ます。水中のぞきメガネは、短いものよりも長さがあるものの方が水中を覗きやすいです。
▼ 長さがあって視界が広いロングタイプ
シュノーケリングセット
シュノーケリングセットがあれば、泳ぎながら海中を観察出来ます。新品の状態だとメガネが曇ってしまうことがあるため、使用前に一度中性洗剤などで洗っておくのがおすすめです。
まずは浅い場所でシュノーケルの使い方を練習してから、海中観察を楽しみましょう。
▼ >シリコーン素材使用の2点セット
応急処置セット
磯遊びではどんなに注意していても怪我をしてしまうことも。そういった場合に備えて、応急処置セットを一つ準備しておきましょう。キズテープやガーゼ、ハサミなどに加え、ホイッスルなどもセットになっているものを選びましょう。
▼ いざという時の応急処置のために
磯遊びで自然を体感しよう!

道具の準備や注意点の把握をしっかりと行い、くれぐれも怪我や事故のないよう注意しながら、磯遊びを楽しんでみてください。
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