LINE公式アカウント 最新の釣り情報をチェック! 友だち追加はこちら

【10年愛用】ダイワの本格防寒スーツ『XVX』をレビュー。いいものはやっぱり長く使えるという話。

10年着込んだダイワの防寒着をレビュー。当時の購入価格は上下セットで4万円ほど。決して安いとは言えない金額でしたが、今でも現役ということを考えると、正しい買い物だったんだと思います。みなさまの冬の釣りウェア選びの参考にしてください。

目次

冬の釣り、どうやって乗り越えていますか?

夜釣り

毎年、冬になるとメバリングを楽しみにフィールドへ出かける、TSURI HACKライター小林です。

寒いのが超絶苦手な僕にとって、メバリング、アジングを存分に楽しむため、外せないのが防寒着。

みなさんも自分で経験したり、普段、夜釣りをしない方でも容易に想像つくと思いますが、冬の海の寒さは最高峰。地域によっては0℃(氷点下)を下回ることだってありますよね。

本格的な防寒着は、高いものを

釣具屋にいくとさまざまな価格帯の防寒着が並んでいますよね。実際に僕が今回レビューするダイワの防寒着も、当時4万円(上下セットアップ)ほどで手に入れました。

小林
「高い防寒着ってどうなのかな?」と迷っているみなさま。この記事が少しでも参考になったらと思います。

10年選手、ダイワの防寒スーツ『XVX』

ダイワ 防寒着

☝︎こちらが毎年冬の夜釣りの際に愛用している、ダイワの『XVX』シリーズの防寒着。10年間、潮風やらに晒されてきました。

確か30歳手前ぐらいの時に購入した記憶があるので、冬だけとはいえ、10年以上も釣り人生を共に歩んできたということになります。

防寒性もそうですが、郵便屋さんを思わせるデザインが今でも古く感じさせないため、愛着が沸きまくっている一着です。

ダイワの防寒スーツ『XVX』の詳細

ダイワ 防寒着

☝︎知っている人は知っている、今はなきダイワの『XVX』シリーズの防寒スーツ。

10年も前のモノなので詳しい情報は調べきれなかったのですが、生地はゴアテックスではなくレインマックス採用だったような……。

当時、『せっかく買うなら良いもの買っとこう』と、多少値の張るこちらを購入した記憶があります。まさか10年以上も着ることになるとは全く思いもしませんでしたが(笑)

ダイワ 防寒着

パンツはサロペット風になっているため、これが本当に暖かいのです。腰を覆うだけで、これ程違うのかとびっくりします。

ダイワ 防寒着
「上着を着るまでもないかも」そんな時にパンツだけ履いて、釣りをしている事も多いです。 やっぱり上着を着るとガサつきますし、肩も凝りますからね。 11月ぐらいまでは、パンツだけ着用することも多いです。

ダイワ 防寒着

生地はしっかりしているので、風を通さず、裏地はフリース生地で保温力UP。体温をしっかりと保ちながら、外気の寒さから守ってくれます。

今年、晩秋〜初冬の防寒着として、ユニクロで購入してウェアも使っていますが、こちらの方が防寒力は圧倒的に高め。

ユニクロは暖かい昼間、こちらは早朝、夜釣り用と使い分けるようにしています。

ダイワ 防寒着 リブ

上着は二重構造で、外気を徹底的に通さない仕組み。こうした細かな部分も寒さを感じさせないのでしょう。

ダイワ 防寒着 反射板

また腕には反射板となる目印も。小さなポイントですが、たったこれだけで夜釣りでの視認性も圧倒的に良くなったりするものです。

ダイワ 防寒着 フード

そして上着は顔が覆えるフード仕様になっています。風の強い冬にこのつくりはマスト。さらに帽子とネックウォーマーで外気から徹底的に身を守るようにしています。

上下セットであるメリット

ダイワ 防寒着

上下セットアップはあらゆる点でメリットがあるんです。

デザインの統一性はもちろん、防寒性の上下のバランス、防寒着の管理など。「とりあえずこのセットを持っておけば防寒着はOK」と余計な迷いがなくなるため、スマートに釣りを楽しめます。

車に積んでおけばOK!

ダイワ 防寒着 袋

☝︎車移動が多い仕事をしているため、仕事帰りにちょっと釣りをする場合に積んでおけるのが便利だったり。

専用の袋が付いているの、釣りに行く時はこうして袋に入れておいて、いつでも着られるように車に忍ばせています。

仮に普段着で出かけていても、その上からこの防寒スーツを着てしまえば、真冬でも簡単に寒さを凌いで釣りをすることができます。

小林
冬なら上から着るだけでOK。この防寒スーツのおかげで、じつは冬のほうが仕事帰りに釣りをする頻度が高くなるんです。

寒くないから集中力もUP

ダイワ 防寒着 メバル

寒さに惑わされることなく釣りに集中でき、長時間釣りをしていても苦になりません。結果、釣果を伸ばすことが可能になるのです。

この防寒スーツと出会う前までは「真冬なのによくやるなぁ」と釣り人を見ると思っていたのですが、これを着たら寒さなど関係ないですね。

冬 キャンプ

☝︎冬の夜空ですするカップラーメンは至高のグルメ。

また真冬に釣りキャンプなんかも楽しむので、そんな時にも重宝します。寝袋も要らないほどの暖かさゆえ、車の中でそのまま寝たりもできます。

 

>>Next Page:10年以上使える理由はどこにある?

10年以上も使い込める理由を考えてみた

ダイワ 防寒着

冬だけとはいえ、10年以上も使っていながら、穴が開く様子はありません。生地のヘタりも気になるほどではありません。

本当に素晴らしいプロダクトだと感じていますが、しかしなぜこんなに長持ちするのでしょうか?

『専用』だからこそのクオリティの高さか?

ダイワ 防寒着 タグ

釣具メーカーが作る専用の防寒着だからこそ、クオリティが高いのだと感じています。

縫製もしっかりとしていますし、使われている生地も非常に目が細かい。目が細かいから頑丈で、スレや破れに強いのかもしれませんね。

小林
ファストファッションが当たり前になった世の中。しかし、ファストファッションとは一線を画す、全く違うベクトルでプロダクトを作られているぞ、そんな風に感じることができます。

10年以上使ってもこの通り

ダイワ 防寒着

田舎の山奥に住んでいるため、家に居ると隙間風やなんやらで寒すぎることもしばしば。そんな時はこの防寒着を着て寒さを凌いでいたことも(笑)

釣りと併用して使っていてもこの通り。あと10年は余裕で着られそうなほどしっかりしています。

『XVX』は廃盤ですが…

10年以上も前にリリースされているので、もちろん現在は廃盤。しかし、似たようなコンセプトと価格帯でゴアテックスを採用したものが、ダイワより発売されています。

小林
最新のウェアなので、同じ価格帯でも製品の品質はもっといいものに向上しているでしょう。これを機にみなさんも検討されてはいかがでしょうか。

ダイワの公式サイトをチェック

まとめ

ダイワ 防寒着

さて、今回は10年着ているダイワの防寒スーツをレビューしてみました。冬の寒さに苦労している方は、きっと本格的なウェアを欲しくなったのではないでしょうか?

これからメバリング、アジングが楽しい季節。ぜひ一着ゲットしてみてください。

 

撮影・文:DAISUKE KOBAYASHI

ライタープロフィール


小林大介
愛知県出身徳島県在住。映像クリエイター、フォトグラファーとして地方の限界集落で活動中。山の猟師でもあり、デジタルとアナログの両極端な生活を楽しんでいます。

海、川、ルアー、エサ釣りと限らず、楽しく美味しい釣りはなんでもトライするのが信条です。

ライター記事一覧はこちら

関連記事