[sotoshiru/ソトシル] 釣りのセール品を毎日お知らせ! 国内最大級のアウトドア情報アプリ 無料ダウンロード
北海道での釣り

【道民が解説】真冬の釣りを乗り越える“本気”の防寒対策!

マイナス気温が当たり前の北海道の冬の海。しかし私は防寒対策を徹底して冬でも釣り場に足を運びます。今回はそんな道民が実践する本気の防寒対策を紹介。暖かくて動きやすいウェア選びはもちろん、カイロの貼り方や手袋の選び方まで、防寒に悩んでいる方は本場の対策をぜひ参考にしてください。

目次

アイキャッチ画像撮影:すなっち

真冬の海釣りの防寒対策

真冬の海釣りの防寒対策

撮影:すなっち

冬に釣りをする時に大切な防寒対策。

今回は北海道の真冬に海釣りを楽しむ道民アングラーの私が、氷点下も耐えられる本気の防寒対策を紹介します!

冬の防寒ウェアに『厚手のアウター』はNG!

厚手のアウターはNG

撮影:すなっち

筆者は『ダウンジャケット』などの定番防寒アウターは着用しません。

ダウンジャケットなどのヘビーアウターは防寒性が高いですが、動きづらくなってしまいキャストやファイトに悪影響が出るためです。

釣りの防寒対策は、動きやすさ×防寒性能が高い『レイアリング(重ね着)』がキモとなります。

 

今回は、−5度の雪が降る日本海で、実際にロックフィッシュをした時の私の防寒ウェアを紹介していきます。

マウンテンパーカー

マウンテンパーカー

☝️ミドラーやインナーを着込むので、サイズは大きめがオススメですよ。

アウターとして着用しているのは『防水性の高いマウンテンパーカー』

水濡れを防ぐだけでなく、冷たい風を通さないために着用します。

アウトドアブランドのウェアは動きやすくキャストもしやすいため、真冬だけではなく通年で愛用しているアイテムです。

フリース

フリース

マウンテンパーカーの下に着用するミドラーには、防寒性能の高いフリースがおすすめ。

筆者は、ユニクロやワークマンといった低価格高機能ブランドのフリースを、毎シーズン購入してヘビロテしています!

薄手のダウン

薄手のダウン

撮影:すなっち

同じくミドラーとして、フリースの上に薄手のダウンを着用しましょう。

ダウン自体は発熱しませんが、体温とフリースで暖められた熱を外に逃さない役割をになってくれます。

袖周りがきつかったり、動きづらくなってしまった場合は、ベストタイプを選ぶと動きやすさも保つことができますよ。

ヒートテックインナー

ヒートテックインナー

撮影:すなっち

ベースレイヤーには、定番の防寒インナーと防寒タイツの双方を着用します。

ストレッチがある素材であれば、動きづらさにも影響しないので、肉厚のモデルがオススメです。

ただし真冬とは言っても、移動する際に汗ばむことも。汗冷えを防ぐために、速乾性があるアイテムを選ぶようにしてみてください。

撥水パンツ

撥水パンツ

撮影:すなっち

パンツには撥水パンツを必ず着用。

ゴアテックス素材など、防風性能と通気性を両立した素材がオススメです。

ちなみに北海道では雪の上を歩くこともあるのでスノーボードウェアを使う人もいます!

グリップ力の高いシューズ

シューズ

撮影:すなっち

北海道の冬の海は、雪で非常に滑りやすくなっています。

溶けた雪水の浸透を防ぐために防水性能の高く、ソールの必ずグリップ力の高いモデルを選びましょう。

ネックウォーマー

ネックウォーマー

撮影:すなっち

首回りをしっかりと防寒、防風対策のためにネックウォーマーも着用しましょう。

厚手の製品だと首回りが苦しくなりやすく、アウターの中に入れることができません。

マウンテンパーカーの中にも、すっきりと収めることができるサイズ感、生地の厚みがオススメです。

手袋選びが防寒の鍵

手袋

撮影:すなっち

冬の釣りで最も大切なのは、手先の防寒が非常に大切。

フルフィンガーグローブは防寒性能は高いものの、リグをマメに交換するルアーフィッシングなどには不向きです!

フルフィンガーのインナーグローブを用意する

フルフィンガーのインナーグローブ

撮影:すなっち

フルフィンガーのインナーグローブを用意します。

私が使っているのは、フリーノットから販売されている光電子タイプのグローブ!

インナーグローブにはできるだけ薄手で、防寒機能が高いものを選びましょう。

フリーノット インナーグローブ フルフィンガー

3本抜きのグローブを上から着用する

3本抜きのグローブ

撮影:すなっち

3本抜きのグローブをインナーグローブの上から着用します。

こちらはできるだけ厚手のアイテムを用意し、しっかり防寒しましょう。

防水や撥水機能があるものを選べば、手が濡れるリスクも軽減できます!

 

防寒しながらリグの交換も快適

実釣イメージ

撮影:すなっち

インナーグローブと3本抜きグローブを重ね使いすることで、防寒対策をしながらリグの交換やリーダーの結束も快適です!

 

次ページ……最後にカイロの貼り方を紹介!ここに貼れば間違いない

カイロを貼る場所がポイント!

カイロ

撮影:すなっち

北海道の冬の釣りではカイロが必要不可欠!

長時間効果が持続する屋外用の専用カイロと靴下用のカイロを併用して使っています。

カイロは効果がでやすい箇所があるため、貼る箇所も気にしてみましょう!

お腹に2つ

カイロの貼り方

撮影:すなっち

体をめぐるもっとも太い血管がある、へその周辺。

肌着として着用しているヒートテックインナーの上から2箇所にカイロを貼ります。

常にお腹の周辺が温まるため、体感的にも大きな防寒対策になります。

首の下に1つ

カイロの貼り方

撮影:すなっち

血行を良くする効果のある、首の下にもカイロを貼ります。

お腹に比べると実感は少ないものの、少しでも血液を温めることを意識することが大切!

足の裏には靴下用カイロ

靴下カイロ

撮影:すなっち

地面に接する機会の多い足裏は、意外と冷える要注意ポイント!

こちらは靴下専用のカイロを使いましょう。

少しずつつま先が冷たくなるので、2枚貼るのがおすすめです。

手袋の間にカイロを忍ばせる

手袋カイロ

撮影:すなっち

靴下用のカイロであれば手の甲にもしっかりとフィットするので、インナーグローブに装着!

手先はもっとも冷めやすいので、カイロの効果で少しでも和らげることが大切です!

防寒対策をすれば真冬でも海釣りを楽しめる!

真冬の釣り

撮影:すなっち

今回は北海道の冬の海で釣りを楽しむ私が本気の防寒対策を紹介しました!

北海道のマイナスを記録する海でも充分釣りが楽しめる防寒対策なので、道外の釣りにはややオーバースペックかもしれません。

しかし釣り場にいって後悔をすることを考えれば、事前に対策しておくことはとても大切です。

関連記事