もはや手放せない存在!僕の相棒“ゴアテックスウェア”
こんにちは! 淡水海水問わず、国内外問わず、初めての1匹を求めて釣り歩いている怪魚ハンター山根です。
堤防釣りから源流釣り、もちろん海外釣行まで。さまざまなフィールドに出かける中で、僕が必ず持ち歩いているアイテムがあるんです。
一度使うと手放せなくなるのは……
それは……ゴアテックスウェア!
ゴアテックスウェアは、『防水性、防風性、透湿性』に優れた軽量かつ高機能なアウターです。
ゴアテックスファブリクスは釣りウェアにも多く採用される素材
釣具店のウェアコーナーを見てみると、ゴアテックスブランドのロゴをよく見かけるかと思います。
ゴアテックスファブリクスという素材は多くの釣りメーカーをはじめ、さまざまなアウトドアブランドに採用されています。
フィッシングシーンで高機能アウターは超大事なんです
魚釣りって濡れることが多い遊びですよね。
雨だけでなく、波を被ったり、汗をかいたりして不快な思いをしたことがあるかと思います。
水と同様に体感温度を下げる要因になる、風を効果的に防いでくれるのもゴアテックスウェアの長所です。
ゴアテックス素材が釣り人に選ばれる理由
ゴアテックス素材の最大の特徴は、『水』は通さないのに『湿気』は逃がすという特殊な機能を持つこと。
レインウェアとしても有能な防水ウェアでありながら、発汗による蒸れを防いでくれます。
そんな透湿性に優れるウェアなので、雨の日に限らず重宝するアングラーが多いのも頷けますね。
街着としても優秀なゴアテックスウェア
釣り人からはレインウェアとしてのイメージが強いゴアテックスウェアですが、高機能なアウターという理由から街着として着用されている人の姿を見かけます。
そもそも“ゴアテックスファブリクス”って何がスゴいの?!
ゴアテックスメンブレンと呼ばれる薄い膜こそが、“水は通さない(防水)けど水蒸気は通す(透湿)”という一見相反する機能を両立させるゴア社の技術により開発された製品です。
画像のようにゴアテックスメンブレンには、“水分子は通れないけど水蒸気は通れる”絶妙な大きさの孔が立体的かつ網目状に空いています。
この立体構造は、防風という観点でも大きな役割を発揮します。
製品の機能を最大限に発揮させるには日常のお手入れが超大事!
じつは高機能なゴアテックスウェアを着用していても、日々の扱い方を間違えていると、せっかくの機能が発揮されなくなることがあります。
ゴア製品の“気になる疑問”をメーカーに聞いてみた
ゴアテックスって、洗濯機NGや特別なメンテナンスが必要……かなり気を使わなければ。そんな認識ありませんか?
ーーゴアテックスウェアって洗って良いの?
洗うことで機能がしっかりと保たれ、さらに長く使用することができます。当然ですが、いつもきれいな状態に保つことで毎回快適に使え、ウェアについたにおい対策にもなります。
製品によって洗う際の注意点が異なるので、必ずお手持ちの製品のタグを確認して、適切な洗い方をしてください。
ーー洗いすぎると劣化する。と聞いたことがありますが……
汚れをためてしまう方が撥水性の低下や劣化を早めますので、積極的な洗濯をおすすめします。
ーー洗剤の選び方はありますか?柔軟剤はOK?!
ただし、撥水性への影響が考えられるので、柔軟剤、漂白剤、香りの成分などが含まれているものは避けることをおすすめします。また、粉末ではなく液体洗剤を使うことで洗剤の溶け残りがウェアの表面に残ることを避けられます。
撥水性を保つためには、生地の表面に汚れも洗剤の成分も残さないことがなにより大切。しっかりとすすぎをすることがポイントです。
ーー防水性を長持ちさせるにはどんなメンテナンスをすれば良い?
日常的にご自身で洗濯をし、心配であれば時々専門のクリーニング店に出してみるのも良いと思います。
ーー撥水スプレーは使った方がいい?
熱処理をしても撥水性が戻らないようでしたら、撥水スプレーの使用をおすすめします。