おかっぱりの釣りを安全&快適に。“これだけは持っておきたい”最低限アイテム5品!

おかっぱりを安全&快適に楽しむためのアイテムをピックアップ。安全に針を外すためのプライヤーや、魚を掴むためのフッシュグリップなど、「これだけは最低限もっておきたい」そんなグッズを集めました。荷物を極力減らしたい釣り人に向けた記事です。

目次

もっていないと痛い目に

おかっぱり グッズ☝︎安全&快適に釣りを楽しむためのアイテムはたくさんありますが、ときに持っていくのが面倒になってしまうこってありますよね?

少し前の話ですが、フィッシュグリップもプライヤーも持っていかずにハマチを釣りに行ったところ、おもいっきり指に針が刺さってしまい、非常に痛い思いをしました(泣)

1ヶ月以上経った今でも指の痺れがおさまらず、フックを甘く見ると痛い目にあうということを噛み締めております。

こんな失敗を繰り返さないために

荷物が増えることが億劫に感じる人も多いですよね。僕もその一人です。なるべくコンパクトに釣りを楽しむため、最低限用意しておきたいアイテムを紹介します。

小林
こんにちは。TSURI HACKライターの小林です。今回は、おかっぱりを安全快適にしてくれるマストアイテムたちを紹介していこうと思います。

※今回のラインナップには入れていませんが、安全のためライフジャケットは言わずもがな着用しましょう。

マストアイテム①:フィッシュグリップ

フィッシュグリップ

持っておいて損はないアイテム、フィッシュグリップです。こちらは魚種問わず海の魚を釣る際には必ず持っておきましょう。

バス釣りから海釣りをし始めた人であれば、ついついバス持ちしたくなるもの。しかし、海の魚の口や顎は人間が思っている以上に鋭利で強靭です。

黒鯛

50cm近いチヌの歯はこんな感じに。鋭くはありませんが、顎の力は「貝を砕くほど」。間違って指を入れてしまった時には一体どうなるのやら。あー、おそろしや。

マゴチ

随分と昔に何を血迷ったのか、マゴチやカマスの口の中に手を突っ込んだコトがあります。結果はお察しの通り。指がズタズタになってしまいました。(※絶対にマネしないでくださいね)

魚の歯やヒレなどで傷を負うと「毒があるのか?」と思ってしまうほど、強烈なピリピリとした痛みを伴うことも。なるべく魚体は直接触れようとしないほうが、良いのかもしれません。

ダイワ フィッシュグリップV V170

全長:170mm
自重:120g

マストアイテム②:プライヤー

プライヤー

次にプライヤーです。たまにフックを手で外そうとしている人を見かけますが、これがとっても危険。安全に外すために携帯しておきましょう。

とくにプラグなどのトリプルフック系のルアーは必須。「フックから物理的に距離をとる」という意味でもマストでしょう。

黒鯛

これは悪い例です。こんな感じに魚を持ってしまうと、魚が急に暴れた時に間違って手にフックが刺さるなんてことも少なくありません。

思っている以上に魚の力は強く、暴れるので注意しましょう。特に魚が大きくなればなるほどパワフルなのは言うまでもありません。

指

強引に手で抑え込んでやっているとこのように指もボロボロ。知らずのうちに切り傷ができているということもあります。フックはカエシもあるので、刺さるのだけは避けたいところ。

ダイワ フィールドプライヤー2

マストアイテム③:魚バサミ

魚バサミ

ライトゲームをやる方にはマストアイテム。アジングやカマスなどで主に活躍します。

この手の魚バサミは様々なタイプのモノがありますが、僕は安物のアジ用を長らく使用していますが、今のところ不満はありません。

アジング

アジでもゼイゴ付近を触ろうものなら指がザラザラになりますし、腹の下には超固くて鋭利なトゲがあります。素手では持たない方が賢明です。

他にも、メバルやカサゴなどのロックフィッシュと呼ばれる魚たちも、なかなかのトゲの持ち主。小さいと侮るなかれ。

第一精工 ワニグリップミニMC

重量:80g

 

>>Next Page:ナイフとネットも忘れずに。

マストアイテム④:サバイバルナイフ

ナイフ

釣った魚を〆たり、血抜きしたりと大活躍なのがナイフ。いつも持っていくバッグのポケットにコンパクトナイフを忍ばせています。

アウトドアナイフ

潮水で使うことが多いので、サビに強いナイフを使用したい所。このナイフはサビには強い方だとは思いますが、それでもやっぱり多少は錆びてしまっていますね。

アウトドアナイフ

サバイバルナイフを持っていけば、釣った魚を現地で〆ることができます。手でエラを切って〆ることもありますが、これをやると手を痛めることがあるんですね。

スマートにやるならナイフは必須。魚の鮮度を保ったり、血をうまく抜いておくためには欠かせません。せっかくの魚、美味しく食べたいですしね。

イワシ

釣った魚が何をベイトにしているかを確認もできたりもします。(この写真は台所ですが)

OPINEL オピネル ナイフ ステンレススチールナイフ No.9

マストアイテム⑤:ランディングネット

ランディングネット

次にランディングネット。こちらは不意の大物に対応したり、魚を安全に取り込むためのマストアイテムです。

「ネットが無かったために逃してしまった」そんな思いをしないためにも、ぜひ持っておきましょう。

ランディングネット

なるべくコンパクトに釣りをしたいので、折りたたみが可能なモデルをチョイス。

これを持っていかなかったことで、泣いたことは数知れず。最近は面倒くさがらずに持っていくようにしています。

小林
記憶に残っているのはテトラでオオニベをかけて寄せたは良いけど、届かずに目の前でバレたこと。(遠い目)あのときもこれさえあれば……と思ってしまいます。

ランディングネット

6メートルまで伸びるので、幅広い高さの堤防に対応可能です。

海釣りであれば、コレぐらいの長さのモノは用意しておくと良いかもしれませんね。「ネット持ってきたけど届かない!」なんて、一番避けたい事態です(笑)。

メジャークラフト ファーストキャスト ランディングシャフトセット 6m LS-600FC

長さ:6m
継数:11本
仕舞寸法:60.5cm

おかっぱりを安全に。快適に。

はまち

釣りをする際にはロッドやリール、ルアーなどの他にも、必ず持っておいたほうが良いマストアイテムがあるものです。

それは直接釣果には関係のないと思えるかもしれませんが、あるとないとではその後の利便性が全く変わってくるもの。

次回の釣りを楽しい思い出にするために。必ず持っていくことをおすすめします。

 

撮影・文:DAISUKE KOBAYASHI

ライタープロフィール

小林大介
愛知県出身徳島県在住。映像クリエイター、フォトグラファーとして地方の限界集落で活動中。山の猟師でもあり、デジタルとアナログの両極端な生活を楽しんでいます。

海、川、ルアー、エサ釣りと限らず、楽しく美味しい釣りはなんでもトライするのが信条です。

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