フーディーウォーマーがスゴいらしい
フーディーウォーマーはフィッシング総合メーカー“ダイワ”より発売されている、首元から上をカバーする防寒アイテム。
友人から「とにかく暖かい。すんばらしいアイテムだ!」と聞きつけたので、果たしてどれほどの防寒能力を備えているのか、今回は実際に使用したインプレをお届けします。
機能を解説
一見何の変哲もない防寒アイテムに見えますが、状況に合わせて使い分けができる特徴を持っています。
『フーディーウォーマー』最大の魅力である、トランスフォームを見ていきましょう。
ネックウォーマー
頭からスポッと入れると、防寒の定番アイテムである『ネックウォーマー』として使用することが出来ます。
ゆとりある設計ですので、首を絞めつけられることはありませんでした。
フェイスマスク
ネックウォーマーの中に潜んでいる赤い部分を上にあげると、『フェイスマスク』へと変身してくれます。
ネックウォーマー部の生地に比べると薄くなっており、またフェイスマスクにはフィット感を高めれるよう、形状記憶の鼻当てが設計されています。
呼吸の邪魔をすることなく、かつ防寒を両立している印象がありました!
フード
ネックウォーマー・フェイスマスクに続き、後方部には『フード』が搭載されています。
頭から耳、そして顔を防御してくれるフードは防寒対策に欠かせませんよね。
防寒着やパーカーについているフードと重ね着することで、頭部をカバーする強力な防寒が実現できますよ。
組み合わせも出来る
ご紹介したネックウォーマー・フェイスマスク・フードの機能。これを組み合わせることで様々なシーンに対応することが出来ます。
厳冬期の寒さを凌ぐのであれば全ての機能を使い、目の部分以外を全てカバーする使用方法が暖かくオススメです。
大きめに作られたフードはキャップの上からでも窮屈なく被れるので、相性抜群ですよ。
実際に使ってみた
“防寒を制す者は冬の釣りを制す”と、某バスケ漫画の名言風に豪語するパパアングラー「釣り好き!まっちゃん」です。
お世辞・忖度抜きで、フーディーウォーマーを使用してみた感想をお届けします!
〇 状況に合わせた組み合わせがGOOD
今まではどこにでもある一般的なネックウォーマーを愛用していましたが、耳や頭部のカバーはパーカーや防寒着で行っていました。
しかしこれだけでは風の差し込みがあり、かといって覆面レスラーが被るような防寒マスクは、釣りの最中にキャップを被ることが多いので手が出ませんでした。
そんなときに出会った『フーディーウォーマー』は状況に応じて組み合わせ可能な点、キャップも窮屈なく使用できると問題を一気に解決してくれたアイテムです。
〇 防寒性能が半端じゃない
全体的に生地が分厚いです。また内部のボア加工は肌触りが心地よく、暖かさを保ってくれる印象。
風速予報5~6メートルの日に使用しましたが、防風性もしっかりしており暖かさの維持も問題ありませんでした。
空調の効いていない室内で着用してみたところ、予想以上に暑くなり、思わず脱いでしまいました。
寒さが和らぐ季節の変わり目などは、逆にオススメ出来ないかも知れません。
× 口に毛玉が入る……
これは初めて着用したときに起こった出来事。
防波堤を歩いていると急に口の中へ何かが侵入し、「虫が入ってきた」と慌ててフーディーウォーマーを外しました。
しかし、冷静に考えてみると、筆者はフェイスマスクをしている状態。
虫など入るわけもなく、口の中に入った異物を確認したところ、フェイスマスク内側の生地が毛玉になって侵入していました。
洗濯したあとは一度も発生していない事例なので、購入後は洗濯を行ってからの着用をオススメします。
× 首元がダブつく
防寒性能的には全く問題ないのですが分厚い生地・大きめの作りなので首元がダブつき、多少の動き辛さを感じました。
特にネックウォーマーとして使用する際は、内部のフェイスマスクやフードが全て同じ位置にあるので尚更であり、厳冬期ほど寒くない時期の使用はかえってストレスを感じてしまうかも知れません。
厳冬期に使って頂きたい
陽射しが差すと暖かくなるようなシーズンでは、かえってストレスになるかも知れませんが、最大の目的である“防寒を行う”という点では最高のポテンシャルです。
使い勝手・使用感ともにオススメしたい防寒アイテムであることは、間違いありません。