ハゼってどんな魚?


ハゼの主な種類
マハゼ

ヨシノボリ

リュウグウハゼ

トビハゼ

ハゼを釣ってみよう!
ハゼ釣りのポイント

ハゼ釣りのポイントは、淡水と海水の混ざった汽水域です。マハゼは水深2mほどの浅場でやわらかい砂泥底を好み生息しています。
地域にもよりますが、6月頃は5~6cm、7月には10cm前後、8・9月には14~20cmの食べ応えのあるサイズが釣れるので、初夏からお盆あたりまでがハイシーズンです。
仕掛け

ハゼ釣りの仕掛けはとてもシンプルです♪
ハリとオモリとスナップ付きのスイベルで作るミャク釣り仕掛けが一般的で、初心者でも簡単に作れます!
また各メーカーからハゼ釣り用の仕掛けが販売されてますので、そちらもオススメです!
▼ハゼ釣りの様々な仕掛けを紹介

エサはゴカイや青イソメが一般的で、ハリに付けたら3cm程度にカットして使うのがオススメです。
他にもエビやホタテなどでも釣れるのでいろいろと試してみると面白いかも!
▼ハゼ釣りの餌をイソメとミミズで釣り比べ!
釣り方

ハゼは基本的に底にいる魚ですのでオモリが着底したら、アタリがあるか少し待ってみましょう。
反応がなければ、エサを動かして誘いをかけます!(ここがポイント!)
ハゼは動くものに反応する習性があるので、こまめに動かすと釣果UPにつながります。
アタリがあったら少し食わせてから、ゆっくりとアワセます。

マハゼは毒もトゲもないので素手で触っても大丈夫です。
その日の状況によって、釣れる時間帯が集中したり、同じ場所で釣れ続けたりするので、コツを掴んだら集中してバンバン釣りましょう!
▼なかなかハゼが釣れない方へ
ハゼはルアーでも狙えます
ハゼ釣りはエサが苦手でもルアーでも釣ることができます。近年ではハゼクランクというルアーのクランクベイトでハゼを狙う釣りも人気が出てきています。▼ハゼのルアー釣りを紹介!
ハゼの捌き方・料理
捌き方

それでは釣ったハゼの下処理を簡単にご説明します!

①ハゼはヌメリがあるので、ボウルにハゼを入れ塩で軽く揉みます。

②洗い終わったら、ハゼのウロコをとります。ウロコも小さいので専用の器具を使わなくても包丁で簡単に取れます。

③流水で軽く洗い、水気を取ったらハゼを裏返しにして、吸盤の裏に包丁をあて頭を落とします。

④内臓を取り、再び流水で洗います。

今回は筆者が個人的に一番簡単で無駄なくハゼを食べることができる捌き方「松葉おろし」をご紹介します。
⑤ハゼを横にして、背骨にそって尻尾に向かって包丁を入れます。

⑥反対側も同様に捌き、尻尾の手前で止め背骨を切り離します。

⑦これで松葉おろしの完成です!身と骨に綺麗に分けることができました!

サイズが小さいものは骨が柔らかいので、頭と内臓だけを取りました。
あとはこれを天ぷらにすれば、完成です!
骨は少し長めに揚げるとカリッとしてお菓子感覚で食べれますよ♪
料理


天ぷらの完成でーす!
揚げるとふわふわとした身が絶品で「松葉おろし」なら骨せんべいまで無駄なく楽しむことができます。


白身の魚の中でもTOP3には入るぐらい上品な味わいです!
ハゼの天ぷらは江戸前天ぷらで必ず入っている種で、今では高級品となっています。
また、活きの良いハゼは刺身で食べることもできます。上品な甘みにコリコリとした触感はまさに絶品です!
ハゼはあまり市場に出回らない魚ですので、ぜひ釣った際には食べて見てください!まさに釣り人の特権ですよ♪
ハゼ釣りに行ってみよう!

ハゼはスーパーなどでは売っていない魚ですが、調理するととても美味しい魚です。
小さいものは骨ごと食べられますし、骨の身離れも良いので子供にも好まれます。
手軽に釣れるのでぜひハゼ釣りに挑戦してたくさん釣って色々な料理を作ってみてください。
釣って楽しい食べて美味しいハゼを皆さんもハゼ釣りに行ってみてはいかがでしょうか?