ハゼ釣り仕掛けについて
ハゼ釣りで用いられる仕掛けは、代表的なエサ釣り3種類と、昨今話題のルアー釣りがあります。堤防や漁港、地磯から波止まで様々なフィールドで狙え、初心者でも手軽に釣ることのできる格好のターゲット。一般に用いられる代表的な仕掛けをご紹介しますので、ご自身のフィッシングスタイルに合わせて選んでみてください。
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ハゼ釣りのポイントと2つの釣り方を解説
ハゼ釣りのシーズン別特徴のまとめ記事です
ハゼ釣り仕掛け(ウキ釣り)

ウキ釣り仕掛けの作り方
ハゼのウキ釣り仕掛けは、大型釣具店などでセットになった市販品も販売されていますが、自身で作ることも可能です。作り方は色々あり、釣り場で時間を掛けずに簡単に作れるものが望ましいでしょう。まず、どの様な釣具が必要かをご紹介します。どれも簡単に手に入りますので、フィールドに出かける前に揃えておきましょう。 第一精工 ガン玉セット
ケースもしっかりしていて取りやすく、不意に動いてバラバラになることも無い。ガン玉もしっかり締めることにより緩まず使え、大変便利。
出典: Amazon
ウキ釣り仕掛けの作り方手順
<手順1>使う手竿は釣り場にもよりますが、2.7~4.5メートルの万能延べ竿を準備。仕掛けの長さは、竿先から針先まで竿の全長と同じ長さになるようイメージし、道糸をカットします。先端からウキゴムを通し、サルカンを結び付けます。サルカンと反対側の道糸の先端を、ハリスを結び付ける長さ分(約15センチほど)カットします。
釣り場で大活躍のサルカン結びをご紹介!
<手順2>
ハリスの長さは市販品によってばらつきがありますが、おおむね0.8~1.0号を15センチ程度準備し、道糸に付けたサルカンに結び付けます。次にサルカンとウキゴムの間にガン玉を取り付け、ハゼ専用針の7号程度をハリスの先端に装着。
最後に針と反対側の道糸の先端を竿先に結び付け、ウキを付けて完成。ウキ下は、水深より少し長めにとるのがコツです。
ハゼ釣り仕掛け(ミャク釣り)
ウキではなくアタリを捕えるのに目印を使います。延べ竿に道糸、針とオモリを使って至ってシンプルな仕掛けのミャク釣り。エサに反応のあるダイレクトなアタリを手元に感じながら、効率よく探ることのできる単純な釣り方です。
テトラなどの隙間にピンポイントで仕掛けを落とし込めるので、手返しがよく、根魚狙いなどに適しています。
ミャク釣りの利点や仕掛けを解説しています
ミャク釣り仕掛けの作り方
ハゼは海底にへばりついている魚なので、ミャク釣りはとても効果的な釣り方です。市販のセット仕掛けを使う作り方もありますが、たくさん釣りたければ、自作する方が数を狙えるでしょう。作る上で肝心なのは、軽いオモリに短めのハリスをセットすること。最初に必要となる釣り具をご紹介します。ミャク釣り仕掛けの作り方手順
<手順1>用意する竿は、4.5メートル~5.4メートル前後の振り出し竿を用い、竿と同じくらいの長さの道糸を準備します。道糸の先端を竿先に結び、下から1メートルほどの位置に目印を付けます。仕掛けを投げ入れた時に、目印が水面より少し上にくるのをイメージ。反対側の道糸の先端に、スナップ付きの三又サルカンを結び付けます。
最強ノット「サルカン結び」をご紹介!
<手順2>
サルカンのスナップ部分に1号前後のナス型オモリを取り付け、ハリスを準備。オモリと平行に垂れ下がるのをイメージしながらサルカンに結びます。ハリスの長さは7~8センチほど取る様にしてください。
もう片方の空いたサルカンに道糸を結び付け完成。針は4~7号前後の袖針か専用の流線針を使うと食いつきがよくなります。
ハゼ釣り仕掛け(チョイ投げ釣り)

また、他に様々な魚が狙えるなど、ポイントによっては魚種を選ばない万能型の釣り方と言えます。
初心者にもおすすめのチョイ投げ釣りを解説
チョイ投げ釣り仕掛けの作り方
チョイ投げ釣りに用いる仕掛けは、大手釣具店などで所狭しと並んでいます。理想はハゼ専用の仕掛けがベストですが、他にもシロギス用やカレイ用などのセット仕掛けを購入して使うこともできます。コストを抑えたければ、自作が一番! 必要なアイテムをご紹介しますので、是非釣り場でチャレンジしてみてください。チョイ投げ釣り仕掛けの作り方手順
<手順1>2メートル前後のコンパクトロッドを使用し、リールから出した道糸に天秤を結び付けます。次に天秤に5~10号程度のナス型オモリを装着し、投げた時に外れることのないようによく確認。海底をズル引きする釣り方なので、根掛かり等でロストすることが多いため、天秤は2~3個多めに準備しておくといいでしょう。
結び方の基本となるクリンチノットをご紹介
<手順2>
針は5~10号程度のものを使用し、2本針仕掛けにすると数多く釣ることができます。ハリスの先端を天秤の残りのサルカン部分と結び付ければ完成。一度投げてみて、アタリが少ないようであれば、ハリスを少し短くカットすることにより、エサを底スレスレに漂わせることができてハゼに食わせやすくなります。
ハゼ釣り仕掛け(ルアー釣り)

ルアーで狙うハゼ釣りを解説した記事です。
ハゼ釣りにおすすめのワーム
活エサが苦手な方でも、柔らかい樹脂素材でできたワームであれば、生臭い匂いもないので簡単に取り付けることができ、手軽に楽しめます。ハゼ釣り専用のワームではありませんが、万能に使えるエサそっくりなワームをご紹介します。食い気もよく、お子様や女性でも手軽に使えますので、効果的に活用してみてください。家族そろってハゼ釣りに出かけよう
