LINE公式アカウント 最新の釣り情報をチェック! 友だち追加はこちら

もう一生“アタリ”は逃さない——を実現する最先端釣具が有能すぎた件。

ブッコミ釣りといえば、竿先に鈴やライトを付けてアタリを待つことが多いですよね。

今回は、そんな鈴やライトに変わる革新的なアイテムをご紹介。

みなさんがお持ちのスマホが、“アレ”になってしまうんです!

SPONSORED

目次

“あの瞬間”がたまらない。

ブッコミ釣りって楽しいですよね!

ブッコミ釣りで椅子に座ってアタリを待っている写真

針とオモリだけで仕掛けを作り、自分好みの餌を付けて投げ込むだけのシンプルな魚釣り。

それが、ブッコミ釣り。

ブッコミ釣りは海、川、堤防、磯、どこでも手軽に楽しめて、美味しい魚から巨大魚まで何でも対象になるのが魅力です。

鈴が鳴った瞬間が快感なんです

ブッコミ釣りで使う鈴

ブッコミ釣りはじっくりアタリを待つ釣りなので、置き竿にするのが基本で、竿から目を離す場面がよくあります。

そのため、竿の穂先に鈴を付けておき、『チリン……ヂリリリリン!!!』と音でアタリを知るケースが多いんです。

山根

鈴が鳴った瞬間にドキッとする感覚がたまらないんですよね。

興味津々なアイテムがあるんです

“ハイテクな鈴”

スマホでアタリを知るバイトアラーム

今回の記事では、そんな鈴に代わるデジタルなツールをご紹介します。

その名は、バイトアラーム(ヒットセンサー)。

竿に取り付けたセンサーが魚のアタリを感知すると、音や光で知らせてくれるというアイテムなんです。

山根

じつは、今までいろいろなバイトアラームを使ってきました。

そんな僕が「これは!?」ってそそられたアイテムがあるんです!

SMART HIT

スマホと接続したバイトアラーム

それが、こちらの「SMART HIT」というバイトアラーム。

なんとこのSMART HIT、Bluetoothによってスマホと繋がるんです!

内蔵された加速度センサーが常時竿の揺れを検知しており、アタリをスマホに伝えてくれます。

つまり、スマホがバイトアラームになるというわけですね!

山根

最大100mまで竿から離れられたり、アタリへの感度をスマホから調整できたりと、使う前からワクワクしてしまいます(笑)

でも、釣具は使ってみないとわからないですよね。

    Braveridge SMART HIT

    サイズ(mm)98×18×13
    質量(g)10(電池含まず)
    通信Bluetooth® 5.0
    電池BR435 または CR435
    防水IPx5相当
    動作温度範囲(℃)0〜50

    堤防でタマンを狙います!

    伊豆へやってきた

    バイトアラームを使ったブッコミ釣り

    世界中で数々のバイトアラームを使ってきたブッコミ釣り愛好家として、「ぜひSMART HITを使いたい」と志願させていただき、伊豆半島へやってきました。

    湾内の砂地ということで、アタリこそ少ないかもしれませんがタマン(ハマフエフキ)が本命です!

    山根

    他にもコロダイや軟骨魚類などの一発大物が期待できます!

    SMART HITを起動!

    バイトアラームに電池を挿入する

    まずはSMART HITに電池(別売り)を入れます。

    使用する電池はBR435なので電気ウキなどと同じ。どこの釣具店にも売っているので嬉しいですね!

    山根

    画像に写っている赤い部品はパッキンの役割を果たすOリングなので、雨天時も心配せずに使えるそう。

    スマホとバイトアラームを接続する様子

    ※光が反射して虹色になっていますが、実際は綺麗に表示されています。

    あらかじめスマホにダウンロードした専用アプリを開き、SMART HITに電池を挿入するとすぐに同期が完了します。

    山根

    最大で5機まで同期でき、ひとまず「1号機」「2号機」と名前を付けてみました!

    バイトアラームの感度調整

    そして驚いたのが、感度を調整する機能です!

    同期した1号機をスマホで選択してみると、リアルタイムで動く“竿揺れ度グラフ”と感度を調整する白いボタンが出現

    最初は少しセンサーを触っただけでアラームが鳴りましたが、白いボタンを右端(大物)まで移動させると、強くセンサーを揺すらないとアラームが鳴らなくなりましたよ。

    山根

    ちょっと難しそうに見えるかもしれませんが、アプリの操作はすごく簡単です。

    説明書などを見ずとも、直感的に操作できるのがGOOD!

    釣り竿に取りつけたバイトアラーム

    竿への取り付けには専用のゴムを2本使います。(予備も2本ずつ同封)

    これが想像よりも安定感があってビックリ。ゴムの留め方にも自由度があり、写真のようにクロスさせると細い竿や穂先周辺でもしっかり付き、様々な竿や付け方に対応してくれます

    今回はタマン竿(ごつい投げ竿)の穂先から40cmほど下に取り付けましたが、ライトショアジギングロッドにもしっかりフィットすることを確認しました。

    山根

    ちなみに、バスロッドやライトゲームロッドの穂先は少し細すぎるかもしれません。付けるならバット部分かなと思います。

    いざ、ブッコミ!

    バイトアラームを着けたままキャスト

    鈴やバイトアラームは仕掛けを投入後にセットするイメージがあるかもしれませんが、SMART HITは付けたままキャストできるとのこと。

    「本当に大丈夫……?」と、最初は恐る恐るキャストしたもののセンサーはズレず、20号のジェット天秤でフルキャストして仕掛けを投入!

    山根

    餌は伊豆のタマン釣りで実績の高いイカの短冊。

    道糸PE4号、ハリスはフロロ18号、タマン針20号で待機開始です。

    SMART HITの待機画面

    アプリの待機画面ではバッテリー残量を確認することもできます。

    試しに使用済みの電池を入れていたのですが、開始早々に「電池(少)」という警告が出てきました。

    山根

    長時間待つことの多いブッコミ釣りでは、電池が減ったことを知れるのは嬉しい機能です。

    夜釣りに突入

    LEDランプを点灯したバイトアラーム

    嬉しいかな悲しいかな、ウツボのアタリすらなく日没を迎えてしまいました。

    でも、この釣りは夜が本番!

    スマホを操作してSMART HITのライトを点灯させます

    山根

    アプリでライトを点けたり消したりできるのは嬉しい機能です。

    点けっぱなしだと電池の消耗も早くなっちゃいますから。

    このように、竿にアタリがあると青い点灯から青い点滅へと光り方が変わります。

    音だけでなく、視覚的にアタリを知れるのは良いですね!

    山根

    ちなみに、アラームのON/OFFや音色、鳴る時間もアプリから好みに調整できますよ。

    車内で待機

    ブッコミ釣りで車内でアタリを待つ様子

    かくかくしかじか……。この日は驚くほど静かな伊豆の海です。

    バイトアラームを使うのに相応しいといえばその通りですが、かれこれ4時間以上アタリなし

    餌も取られないですし、涼しくなったせいか蚊の猛攻が始まったので車内待機とします。

    山根

    最大100mまでセンサーから離れられるので、車の中にいてもまったく問題なしです。

    アラーム作動!

    ブッコミ釣りで釣れたトビエイ

    車内でのんびりと野球観戦をしていると突然携帯からアラームが鳴りました!

    とっさに竿に目をやると竿尻が飛び上がり、ガタンガタンと引き込まれそうになっています。

    リラックスからのスクランブル! この瞬間がバイトアラームを使ったブッコミ釣りの醍醐味です。

    「タマンキター!」と気合でファイトを始めるも、タマンより遥かに強い引き……。でも、アカエイとは違う遊泳感です。

    山根

    激闘の末、上がってきたのはなんとトビエイ!

    じつはレアな魚です!

    トビエイの引きに耐えたバイトアラーム

    名誉のためにご説明するとこのエイは、大阪湾などで大発生しているナルトビエイとは別種で、かなりのレアキャラ!

    タマンより釣るのが難しい魚なので、個人的にはとても嬉しいイッピキです!

    山根

    皆さんご想像通りの激しいファイトでしたが、竿からセンサーが脱落することはありませんでしたよ。

    磯から根魚を狙ってみたら……

    ハタ狙いのブッコミにハマっているんです

    沖磯でバイトアラームを使ってみる

    実釣2日目は南伊豆の沖磯に上がる予定でしたが、あいにくの時化で湾内の磯へと上がることに。

    それでも、竿を出せるだけ幸運と思ってアカハタやオオモンハタを狙ってブッコミ釣りを始めます!

    山根

    昼間に釣れて、アタリも多く、食べて旨い。

    仕掛けやタックルもそれほど強度は要らないですし、ハタはブッコミ釣り入門にもイチオシのターゲットです!

    渡船するのがオススメです!

    バイトアラームを3本使ったブッコミ釣り

    この釣りは地磯からでも楽しめますが、オススメはやっぱり渡船

    船長さんが実績場に連れて行ってくれるので釣果も手堅いですし、重たい荷物を背負って磯まで歩く必要もありません。

    さらに、釣り場をある程度貸し切れるのも渡船するメリットですね。

    山根

    人が多い場所だと竿の数にも気を遣いますが、今日は周りを気にせず3本体制でハタを狙っていきます!

    ウツボ地獄→感度アップで対策

    繊細なアタリが多いウツボ

    伊豆のブッコミ釣りには避けては通れない守護神がいます。はい……、ウツボ様ですね。

    昨晩は強い横風による誤報を嫌って感度を少々下げ気味にしていましたが、その設定ではウツボの居食いによって時間をロスしてしまいます。

    ということで今日は、ウツボの小さなアタリに気付けるようにセンサーの感度を上げて待機しました

    山根

    細かい機能かもしれませんが、感度調整機能は本当に便利です。

    アラーム連発!最高に楽しい!

    SMART HITを使ったアカハタの釣果

    ウツボを5匹釣ったところで、ようやく本命のアカハタが釣れてくれました!

    この先は大小問わず、アカハタとウツボの入れ掛かり。

    アラーム鳴りっぱなしの大忙しな状態になりました!

    山根

    アラームが“入れ掛かり感”をさらに盛り上げてくれます(笑)

    大満足の釣行でした

    バイトアラームの醍醐味を感じた釣果

    密かに狙っていた昼のシブダイ&タマンは釣れず……。それでも、アタリの多い一日でとても楽しめました。

    それにしても、今まで使ってきたバイトアラームや鈴とは機能性がまったく異なり、その点でもとても面白かったです!

    山根

    ということで、ここからは使用感を振り返りながら、SMART HITをレビューしていきます。

    SMART HITの魅力とは?

    操作がとても簡単

    スマホでバイトアラームを設定する様子

    こういったハイテク系のアイテムって、使いこなすのが難しいイメージがありますよね。

    でも、SMART HITにそんな心配はご無用!

    専用アプリは直感的に操作できますし、使い方がシンプルなので、使いにくさを感じることはまずないと思います。

    山根

    スマホやパソコンが苦手な方でも、問題なくすべての機能を使いこなせるはずです!

    専用アプリは、公式サイトからiPhone用とAndroid用がダウンロードできますよ。

    アタリへの表現力が凄い

    加速度センサーを搭載したバイトアラーム

    バイトアラームのセンサーは、ラインの放出を感知するタイプと、竿の振動や傾きを感知するタイプに大別されます。

    SMART HITは後者に該当しますが、1軸の傾きだけでなく3軸の加速度の変化を検知していると思われ、穂先だけを揺らすような小さなアタリからトビエイの大きなアタリまで綺麗に拾っていて驚かされました

    さらに、アプリから感度を細かく調整できたり、検知したアタリの強弱を振り返って確認できたりする点は、とても革新的でしたね。

    山根

    大きい魚も小さな魚も、餌取りが多い時も少ない時も、風が強い時も弱い時も……いろんな状況で使いやすいってことです!

    受信距離について

    50m離れて接続が切れたバイトアラーム

    Bluetoothの接続距離は最大で100m

    今回の釣行では、試しに50mほど竿から離れてみましたがしっかりと接続できていました

    ただし、Bluetoothは金属やコンクリート、厚い壁といった遮蔽物には弱く、建物の影に入ったりすると接続が切れてしまいます。(写真のように、直線上に遮蔽物がなければ、防潮堤越しでも接続されていました。)

    一般的な釣り場では接続性が問題になることはないと思いますが、特殊な環境で使う方は一度釣り場や釣り方を考えてみた方が良いかもしれません。

    山根

    接続が途切れるとLEDが赤色に変化するので、夜釣りならスマホを見なくても気付けますよ。

    最大5本に対応

    5機同時に使用できるバイトアラーム

    今回の実釣では3本までしか使用しませんでしたが、SMART HITは最大で5本まで同時に使用できます

    例えば、竿の数で稼ぐようなポイントでのウナギ釣りなんかで活躍しそうだなと感じました。

    少し注文をさせてもらうと、センサーごとに音を変えられるとさらに便利だと思います。(スマホを見ずともどの竿にアタっているのかわかるので)

    山根

    ちなみに、SMART HITを作っているBraveridgeは、なんとアプリも含めてすべて自社で開発しているそう!

    なので、今後も機能のアップデートなどがあるとさらに素晴らしいですね。

    細かい配慮が嬉しい

    スマホでバイトアラームの設定を変える様子

    LEDライトやアラームのON/OFF、細かな設定をアプリからできるのも良いなと感じましたね。

    今まではバイトアラームと発光体を併用していましたが、LEDが備わっていれば発光体を用意せずに済みますし、日中はOFFにしておけば無駄に電池を消耗することがありません

    アラームが準備中などに鳴ると煩わしいので、鳴ってほしくない時に切れるのはありがたいですね。

    山根

    環境や状況に合わせ、自分好みに使えるのが◎

    コンパクトでフィッティングが良い

    SMART HITの底面

    最初こそ心配していた竿に対するフィッティングですが、2日間を通して一度も脱落することはありませんでした

    専用ゴムの強度が絶妙なのに加えて、センサーの接触面に滑りにくい材質を用いているのがミソのようですね。

    山根

    センサー本体がコンパクトで、トランシーバーも不要なので、遠征や渡船でも使いやすいですよ!

    電気ウキと同じ電池が使える

    BR435を使ったバイトアラーム

    電池が充電式ではなくて交換式なのも、釣り場での電池切れが心配な僕にとっては嬉しい点でした

    電池のランニングコストこそ生じるものの、予備電池さえ用意しておけばリスク管理ができますからね。

    山根

    また、電池は電気ウキなどに使うBR435のため、釣具店でも入手しやすくて餌を買うついでに調達できるので便利です。

    バイトアラームを使うに当たって気を付けたいこと

    万一には備えよう

    尻手ロープを使ったブッコミ釣り

    さて、記事の最後にバイトアラームを使う際の注意点をいくつか紹介させてください。

    バイトアラームは竿から目を離してアタリを待てる超便利グッズですが、万一に備えて尻手ロープなどを上手に活用するのがオススメ

    別のバイトアラームですが、カープフィッシングの最中に電池切れでアラームが作動せず、道糸を100mほど引き出されていたことがありました。

    山根

    また、竿から目を離せるのは便利ですが、盗難には注意が必要です。

    混雑する釣り場では周りへの配慮も必要

    混雑した釣り場

    バイトアラームを使ったブッコミ釣りは、何本もの竿を同時に出したくなるのですが、周囲に釣り人がいる場合は配慮を忘れないように心掛けましょう

    山根

    「何本まで」といった決めはありませんが、釣り場の規模感や人の数を考慮して竿を出したいですね。

    スマホを落とさないように

    リーシュコードを付けたスマホ

    今回の釣行で初めてスマホを受信機とするバイトアラームを体験しましたが、基本的にはアタリがあると毎回スマホの画面を確認します。

    アラームが鳴った際に慌ててスマホをポケットから出そうとし、危うく海に落としそうになったので、みなさんも落水には注意してくださいね

    山根

    水辺でスマホを操作する機会が増えますので、コードや防水ケースなどを上手く活用するのが良いと思います。

    ブッコミ釣りが進化する。

    音と光でアタリを知らせるSMART HIT

    今回はスマホでアタリを知れるSMART HITを体験、ご紹介いたしました。

    コンパクトで機能性や使いやすさに優れる一方、無線式バイトアラームとしてはお求めになりやすい価格なのも魅力。

    受信機はスマホですから、SMART HITだけ購入すれば釣りができちゃうので、バイトアラームを使った釣りに挑戦してみたい方にもオススメだと感じました。

    山根

    一歩進んだブッコミ釣りの世界を味わってみてはいかがでしょうか?

    撮影:山根央之

    Sponsored by 株式会社Braveridge

      Braveridge SMART HIT

      サイズ(mm)98×18×13
      質量(g)10(電池含まず)
      通信Bluetooth® 5.0
      電池BR435 または CR435
      防水IPx5相当
      動作温度範囲(℃)0〜50