ドリフトクローとは?
こんにちは。TSURI HACKライターむっちんです!
今回インプレするのは、ジャッカル”リボルテージ”から発売されている「ドリフトクロー」。
“食わせの間”を生む、スローバックスライドとのこと……これはとても面白そうですね。
さっそく考察していきましょう!
ドリフトクローの魅力
艶かしいパーツ
同じバックスライド系に分類される、ファットイカなどとは違った、平べったいテールが特徴的。よりナチュラルに、より艶かしくバスにアピールしそうです。
これだけテールが薄く、繊細なバックスライドアクションをするワームはなかったのではないでしょうか。フォール時だけでなく、着底させたあとにシェイクなどを入れれば、バイトチャンスを産んでくれそうです。
喰わせに特化。ゆっくりとフォールします
今までのバックスライド系で重要視されていたのは”バックスライド幅”。
ドリフトクローは、より水平に近い姿勢でバックスライドフォールをするため、より長い時間水中を漂わせることができます。
それにより水深1~2mのシャロ―カバーでも、バスに長く見せることが可能とのこと。
僕の通うフィールドも、水深は1~2mとシャロ―がメイン。ボディが扁平しているせいか、確かにファットイカ よりもゆっくりとフォールしている気がしました。
どうやら、ドリフトクローはお腹側に塩を多めに入れているようです。
重心が安定することも、ゆっくりとフォールすることに寄与していると感じます。
ボディは比較的柔らかく、フッキングもよさそう。
僕の通うフィールドは水深が浅いエリアが多いので、よりゆっくりとフォールさせたい時ほど、ドリフトクローを投入します。
ボディ形状ゆえ、ロングキャストは向きません。ピンスポットにピッチングで丁寧にアプローチする使い方がおすすめです。
自重は約12g
計りにのせてみたところ、液晶は11.7gと表示。もし、フォールスピードを上げたいなら、ネイルシンカーを埋め込んでも良さそうですね。
しかしながらこのワーム、あくまでカバーに対してスローにアプローチできるのが持ち味。
水平に近い姿勢でフォールするので、サイズは大きいものの、攻め方は「フィネス」。そんなワームではないでしょうか。
▼バックスライドワームの特徴はこちらも参考にしてください。
ドリフトクローの出しどころ
写真のようなオダやブッシュ、オーバーハングしたカバーに対して使います。王道ですね。
ゆっくりとフォールする特性を利用して、スローなアプローチができます。バイトチャンスも向上するでしょう。
ノーシンカーがもつ、ナチュラルな存在感はやっぱり釣れる。カバーにバスがついていれば、高確率でバイトしてくるので、毎キャストごとにドキドキを味わえます。
ドリフトクローのタックルセッティング
ベイトタックル
カバーゲームが主体なので、MHのロッドで使用。カバーの中で魚を掛け、スムーズに引き離す展開を考慮すると、これくらいのパワーが欲しいところです。
フックサイズは2/0~3/0と、公式では推奨されています。なるべくフッキング率を上げたいので、「♯3/0」をメインに使っています。
ラインはフロロ14ポンド。ノーシンカーがメインのため、14ポンド以上だと少し扱いづらい印象を受けました。
喰わせのバックスライドとして
サイズは4インチとボリュームがありますが、ゆっくりとフォールする形状と、わずかな水流でも動くパーツは“フィネス”な印象を受けました。
「ここ一番」というスポットにこそ、ドリフトクローを丁寧にアプローチするといいかもしれませんね。ぜひ、みなさんもドリフトクローを試しに使ってみてください。
ジャッカル RVドリフトクロー 4.0インチ
ライタープロフィール
むっちん
九州熊本県在住。毎日ウキウキしながらフィールドへ足を運びバス釣りしています。フィールドへ足を運ぶからこそ、感じること・学べることがあると思っています。
僕なりにバスフィッシングの楽しさ、魅力、素晴らしさをお伝えできればと思っています。モットーは「明日はもっと釣れる」。