アイシャッドを検証
ジャッカルの人気ワームの一つ「アイシャッド」。ルアーデザイナーにしてジャッカル会長の加藤誠二氏がプロデユースしたI字引き専用(特化型)のワームで、YouTubeの「秦拓馬☆俺達。チャンネル」でも、その爆発力は実証済。
実はパッケージがリニューアルされており、約500円で買える赤いパッケージ、通称「赤パケ」にて発売されています。
ラインナップは「2.8」「3.8」の2タイプで、一般的になじみがある使いやすいサイズ感。
今回はYouTubeでもメインで語られていた「3.8インチ」を検証していきます。
アイシャッドてどんなワーム?
アイシャッドは“I字引き”をやりやすくするために生まれたシャッドワームで、真っ直ぐ綺麗に引いてこれる設計になっています。
氏いわく「アユやワカサギとといった細見な魚は、真直ぐ直進的に泳ぐため、ゆらゆらと蛇行しない」とのことで
バスに違和感を与えないよう、I字引きの際はロールしたり蛇行したりしないように設計されているようです。
シンプルなテール
I字引きで綺麗なVライン(波紋)を描くために、水を掴まないようにシンプルなテールになっています。
確かに、フィールドで小魚を観察してみても、シャッドテールのようにプルプル尻尾を振りながら泳ぐ小魚っていませんよね。
アピールという面では、シャッドテールが有効な時もあるかとは思いますが、「スーッと真直ぐ泳ぐ自然体の小魚」を突き詰めるとこういう形状になるんでしょうね。
そもそもI字引きって何?
I字引きとは、動かない(ウォブルやロールをしない)ルアーを、一定速度を保ちリトリーブするテクニック。
今でこそ、ハード・ソフトと、I字引き専用のルアーが数々発売されていますが
氏曰く、I字引きの釣りは20年以上前からあり、当時はスライダーワームなどでI字引きをやっていたようです。
鮎やワカサギなどの小魚が水面付近を泳いでいて、その付近にいるバスを引っ張ってきて喰わせる。
そんなI字引き専用として作られたのが、このアイシャッドなんです。
動きはこんな感じ。初見だと本当に釣れるの? と思ってしまうのが正直な感想ですが、YouTubeの「秦拓馬☆俺達。チャンネル」でも、その爆発力は実証済。
I字引きは難しい?
秦拓馬☆俺達。チャンネルではいとも簡単に釣れていますが、この釣りを理解できない人も多いのではないでしょうか?
僕もI字引きを見よう見まねでやっていた時期があったのですが、経験が浅いからかあまり釣れる気がしなかったんですよね……。
そもそも、巻き抵抗のないルアーを一定速で巻くのは、練習と忍耐力がいるなと感じました。
タックル
スピニングタックル
ロッド:ポイズングロリアス 266L
リール:シマノ ヴァンキッシュ 2500HG
ライン:フロロカーボン 4ポンド
加藤氏は2.5ポンドフロロカーボンのセッテイングでしたが、このセッテイングだとかなり限定された釣り方(ラインブレイクの危険が少ないボートの釣り)になってしまうと感じます。
僕の場合は、I字引き、シャッドやジグヘッド、ノーシンカーと色々使えるようにロッドはLクラスにラインは4〜5ポンド。
アイシャッドフック
マス針チョン掛けで、サイズは#3がよさげ。
アイシャッドでI字引きの世界へ
I字引きは練習が必要ですが、極めればバスフィッシングの世界が広がると加藤氏も語っていました。
細見のシルエットのベイトフィッシュをターゲットとしているバスであれば、好反応を示してくれるはず!
【JACKALL】ジャッカル i Shad 3.8 アイシャッド 3.8インチ