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鯛の種類ってどれだけ?!代表的な24種の特徴の違いを解説(2ページ目)

黄鯛(キダイ)

キダイ

黄鯛(キダイ)は、スズキ系スズキ目スズキ亜目タイ科キダイ属に属し、「レンコダイ」の名前で呼ばれていることが多い魚です。真鯛によく似ていますが、体に太い黄色の模様が入っていることから見分けることが出来ます。

釣るときには船釣りで水深90~120メートルほどのタナ(水深)を、オキアミなどを餌にした天秤仕掛けで狙います。

血鯛(チダイ)

チダイ

血鯛(チダイ)は、スズキ目スズキ亜目タイ科マダイ亜科チダイ属に属する比較的小型の鯛。名前はエラぶたの後ろが赤く、血がにじんだように見えることに由来しています。小ぶりなサイズが多く調理しやすいことから刺身や塩焼き、汁物から揚げ物までさまざまな食べ方を楽しむことが出来る魚です。

 

平鯛(ヘダイ)

ヘダイ

平鯛(ヘダイ)は、スズキ目スズキ亜目タイ科ヘダイ亜科ヘダイ属に属する鯛。体が平たくなっていることが名前の由来とされています。知名度が低いので価格は安いですが、年間を通して味が良いお買い得な魚です。

生息域は比較的浅い岩礁帯や内湾で船からのコマセ釣り、堤防や防波堤からのフカセ釣りで狙うことが出来ます。

黒鯛(クロダイ)

黒鯛

黒鯛(クロダイ)は、スズキ目スズキ亜目タイ科ヘダイ亜科クロダイ属に属し、釣り人の間では「チヌ」の名前で呼ばれることが多い鯛です。名前は体色が黒いことが由来となっています。適応力が高く汽水域まで入ってくることも多い鯛です。

以前はフカセ釣りや掛かりで狙うのが主でしたが、近年では『チニング』と呼ばれるルアーの好ターゲットとしても人気の魚です。

キチヌ

キチヌ

キチヌは、スズキ目スズキ亜目タイ科ヘダイ亜科クロダイ属に属する黒鯛に近い種類の鯛。腹ビレ、尻ビレ、尾ビレの一部が黄色になっていることから名前が付けられています。黒鯛よりも汽水域や暖かい水温を好み、主に西日本で数が多いです。

釣り方は黒鯛と同じくフカセ釣りなどの餌釣りでも、ルアー釣りでも狙うことが出来ます。

石鯛(イシダイ)

石鯛

石鯛(イシダイ)は、スズキ目スズキ亜目イシダイ科イシダイ属に属する鯛。若魚のときは白と黒の縞模様が特徴的ですが、成長するにつれて縞模様は消えて口周りのみが黒くなり「クチグロ(口黒)」と呼ばれるようになります。

硬い歯でサザエやヤドカリ、ウニを噛み砕き餌としていて、それらを餌にしたぶっこみ釣りが有名です。

石垣鯛(イシガキダイ)

イシガキダイ

石垣鯛(イシガキダイ)は、スズキ目スズキ亜目イシダイ科イシダイ属に属する石鯛と並ぶぶっこみ釣りの好ターゲット。若魚のうちは体に黒い斑紋がありますが、成長するにつれて消えて口周りが白くなり「クチジロ(口白)」と呼ばれるようになります。

一部、シガテラ毒を保有する個体が確認されているので、食べるときには注意が必要です。

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