釣行翌日、体調崩してませんか?

冬の釣りって、つい夢中になって粘ってしまうんですが、問題はその翌日。
調子に乗った分だけ体にツケが回り、朝からグッタリ……なんて経験、釣り人なら一度はあるはずです。
じつは、以前の僕もまさにその典型でした。
釣りの余韻より先に体調不良がやってくるタイプで、冬場は釣行翌日にしょっちゅうダウンしていました。
でも、その理由を知り、コツさえ押さえれば体調不良は防げると知ったのは、じつは最近になってから。
そこで今回は、「釣行翌日に体調を崩さないための知恵とコツ」をまとめました。
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ウイルス系の体調不良で喉からやられることが多かったのですが、今ではそんなことは一切なく、同じ体とは思えないほどの変化に自分でも驚いています。
体調を崩さないための知恵とコツ
体の芯を絶対に冷やさないこと!

もうこれは言わずもがなですが、分かっていながら怠っている方も多いと感じているので、あえて“基本中の基本”として書いておきましょう。
なぜなら、「寒い寒い……」とブルブル震えながら釣りをしている人が、あまりにも多いからです。先日も釣り場に足を運ぶと、薄着の男性が背中を丸め、いかにも寒そうに釣りをしていました。
体調を崩さないための最大の対策は、体の芯を絶対に冷やさないこと。
とくに冬は日中と朝晩の気温差が激しく、夜になると想像以上に体が冷えていきます。その変化に対応できる防寒準備を、決して怠らないようにしましょう。
防寒着を一枚多めに持つ、首・手首・足首を意識して保温する、風を遮るシェルを用意する。どれも昔から言われてきたことですが、結局のところ、まずはここがスタート地点です。
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ちなみに僕は、真冬でも外で寝られるくらいの完全防寒で釣りをしているため、釣りが終わったあとに指先などの局部は冷えていても、体の芯はホッカホカだったりします。
水分の確保は忘れずに!

そして、忘れがちですが重要なのが水分です。
釣行中の水分確保は、絶対に欠かしてはいけません。なぜなら、水は生命活動の土台だからです。
気温が低い時期でも、釣りは想像以上に体力を使います。寒さで自覚しにくいだけで、体からは確実に水分が失われています。とくに風が強い日は、思っている以上に水分を持っていかれているものです。
温かい飲み物を用意するのも有効ですが、利尿作用の強いものに偏らず、水やスポーツドリンクをバランスよく携行するのがおすすめです。
以前の僕は、水分をこまめに飲む習慣がまったくありませんでした。今思えば、水不足が原因で体調を崩していた部分もあったのだと思います。
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もしかすると、僕と同じように釣行後に体調を崩しがちな人は、水分補給を怠っていませんか?
釣行後の水分の補完も忘れずに!

もちろん、釣行後の水分補給も忘れてはいけません。
釣りを終えた直後は、寒さや疲労のせいで自覚がないままになりがちですが、体はしっかりと水分を失っています。その状態を放置すると、回復が遅れるだけでなく、翌日のだるさや体調不良につながりやすくなります。
帰宅後は、まず水やスポーツドリンクで水分を補い、体を内側から潤す意識を持ちましょう。アルコールでひと息つきたくなる気持ちも分かりますが、先に水分補給を済ませるのが鉄則です。
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釣行後の一杯の水は、翌日も元気に過ごすための小さな投資。
最後までが釣りだと思って、しっかりケアしておきたいところです。
乾燥に気をつける

冬は空気が乾燥しがちです。
ウイルスは湿度が低い環境ほど活発になりやすく、空気中を漂う時間も長くなると言われています。
さらに乾燥が進むと、喉や鼻の粘膜が弱り、体の防御力も落ちがちです。釣行後に「なんとなく喉がイガイガする」「鼻が乾く」と感じたら要注意。
帰宅後は加湿器を使う、濡れタオルを干すなどして、室内の湿度を保ちましょう。
水分補給と合わせて、部屋の環境を整えることも立派な体調管理です。
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寒さ対策と同じくらい乾燥対策も意識することで、冬の釣り後の不調はぐっと減らせます。
タバコやお酒も要注意

タバコやお酒を嗜む方は、より注意が必要です。
喫煙は喉や気道の粘膜を刺激し、乾燥や炎症を招きやすくなります。
また、アルコールは体を温めるイメージがありますが、実際には水分を奪い、体温調整の働きを乱しがちです。
釣行後に何気なく続けてしまうと、回復を遅らせる原因にもなります。
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完全にやめる必要はありませんが、量を控える、水分補給を優先するなど、少し意識を変えるだけでも体への負担は大きく変わります。
それでも体調を崩しがちな場合

それでも体調を崩しがち……という場合は、体の代謝が整っておらず、大きく乱れている可能性があります。
代謝とは、体内でエネルギーを生み出し、使い、回復していく一連の働きのこと。
この流れが滞ると、疲れが抜けにくくなり、免疫力も落ちやすくなります。
寒さに弱い、風邪をひきやすいと感じる人ほど、代謝がスムーズに回っていないケースは少なくありません。
こうした場合は、釣り以前の問題として、まずは体の回り方を整えることが大切です。
有酸素運動を行う

有酸素運動を行うことは、代謝を整えるうえで非常に効果的です。
と言っても、ハードなトレーニングは必要ありません。ウォーキングや軽いジョギング、自転車など、息が弾む程度の運動を週に3日ほど、無理のないペースで継続することが大切。
体を定期的に動かすことで血流が改善され、体温調節や回復力も高まっていきます。釣りの日以外に体を動かす習慣があるかどうかで、釣行翌日のコンディションは大きく変わるでしょう。
昔の釣り人が健脚だったのも、日常的に体を使っていたからこそだと、僕は感じています。無理のない範囲で、生活の中に有酸素運動を取り入れてみましょう。
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ちなみに僕は、ランガンならぬ「Fish&Run」と称して、釣りをしながらポイント移動の際に軽くジョギングすることもあります(笑)。
これが意外と効くので、おすすめです。
偏った食事を避ける

偏った食事を避けることも、体調管理には欠かせません。
忙しい日が続くと、どうしても炭水化物や加工食品に頼りがちですが、それでは体の回復に必要な栄養が不足してしまいます。
とくに冬場は、たんぱく質やミネラル、ビタミンが不足すると免疫力が落ちやすくなります。特別な食事を用意する必要はなく、油ものを控えつつ、肉や魚、野菜、発酵食品をバランスよく取り入れるだけで十分です。
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釣りの前後こそ、体を整える食事を意識する。
それが結果的に、翌日も元気に動ける体をつくってくれます。
生活習慣を見直す

生活習慣を見直すことは、体調を崩しにくい体をつくるうえで、最も基本的であり、かつ効果的な対策です。
睡眠時間が不規則だったり、就寝直前までスマホを見ていたりすると、体の回復は追いつきません。冬の釣りで冷えた体ほど、しっかり休ませてあげることが重要です。
決まった時間に寝起きする、湯船に浸かって体を温める、寝る前は強い刺激を避ける。
どれも地味ですが、その積み重ねが大きな差になります。
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釣りの時間を思いきり楽しむためにも、日常の過ごし方を一度立ち止まって見直してみましょう。
毎日健康で健やかに釣りを楽しみましょう!

釣りは本当に楽しい遊びですが、その楽しさも、体が健康であるからこそ心から味わえるものです。
無理を重ねて体調を崩してしまえば、せっかくの釣行の記憶よりも、つらさだけが残ってしまいます。
防寒や水分補給、釣行後のケア、日々の生活習慣。どれも特別なことではありませんが、小さな積み重ねによって体は確実に応えてくれます。
釣果を追う前に、自分の体を整えること。
それは遠回りのようでいて、じつは一番長く釣りを楽しむための近道です。
KOBAYASHI
これからも、元気な体でフィールドに立ち続けましょう。
撮影:DAISUKE KOBAYASHI
本記事で使用されている一部の画像は、画像生成AIを使用して生成されたものでありフィクションです。登場する人物、団体、名称、場所などはすべて架空のものであり、実在するものとは一切関係ありません。
