アジの釣り方④『LTアジ』
LTアジとは船からライトタックル(LT)を使って餌でアジを狙う釣り方のことを指します。狙う水深が浅く、釣れるポイントまで船長が案内してくれるので初心者でも良型を狙いやすい釣り方です。
LTアジ釣りの仕掛け

LTアジでは、LTアジ用ロッド、リール、ライン、ビシ(カゴ)、天秤、仕掛け、コマセ、付け餌が必要です。初心者の方においては、船宿でタックルを貸し出しているところもあるので、まずはそちらから始めてみるのも良いでしょう。
▼LTアジ用ロッド

LTアジ用ロッドは長さ1.8~2.1メートルが使いやすいです。オモリ負荷は30~40号、調子は先が柔らかい「先調子」のものがおすすめ。
硬すぎるロッドではアジの口切れが起きやすくなりますので、出来るだけライトなものを選びましょう。
▼リール
リールは小型の両軸リールを使います。糸巻量はPE1.5号が150~200メートル巻ければ十分です。
また、水深が一目でわかるカウンター付きのリールであるとより釣果が伸ばしやすいでしょう。
▼ライン
LTアジで使用するラインはPEが基本。太さは1~1.5号、長さはトラブルがあっても対処できるよう150~200メートル巻いておくのがおすすめです。
▼ビシ(カゴ)

船釣りで使うカゴは主にビシと呼ばれます。ビシの役割はカゴと同じく、マキエを中に詰めて海中で撒くことです。
ビシの重さは30~40号が基本です。重さはその時の状況によって船内で統一されることが多いので、30・35・40号のように複数の重さを準備しておきましょう。
▼天秤
天秤は仕掛け絡みを防ぐ目的で使う釣具です。LTアジには船釣り用でアームの長さが20~30センチのものを使います。
▼仕掛け
LTアジの仕掛けは2~3本針が基本。仕掛けの全長は2メートルと長いですが、これによって付け餌を自然に漂わせてアジに食いつかせやすくなります。針はアジ針やムツ針の10号前後が基本です。
▼コマセ
LTアジでのコマセは、イワシのミンチが使われることが多いです。コマセは料金に含まれていて準備してもらえる船宿が多いので、予約時に自分で用意する必要があるのかどうか確認しておきましょう。
▼付け餌
付け餌には、赤タンと言われる紅染めにしたイカやアオイソメが用いられます。針には1センチ程度に切って付けます。(赤タンはカットされています)切る際には、小さなハサミと切ったアオイソメを置いておくタオルや箱があると便利です。
切ったアオイソメをまだ使っていないアオイソメと一緒にすると、弱りが早くなるので注意しましょう。
基本的な釣り方
コマセをビシの7~8分目まで入れたら、船長の指示タナ(水深)まで沈めていきます。沈めたら鋭く竿をしゃくってコマセを海中に撒きます。
コマセを撒いたらその煙幕の中に仕掛けを入れることをイメージしながらアタリを待ちましょう。アタリがあったら竿をゆっくりと上げて合わせを入れ、リールを巻いて取り込みをしましょう。
アジの釣り方➄『バチコンアジング』
バチコンアジングとは、船からルアーでアジを狙う釣り方。バチコンは「バーチカルコンタクト」の略で、仕掛けを船の真下に落としてアジを狙うことから名前が付けられています。
岸からのアジングよりも大型を狙いやすいのが最大の魅力です。
バチコンの仕掛け

バチコンアジングに必要な道具は、バチコン用アジングロッド、リール、ライン、オモリ、ジグヘッド、ワーム。
狙う水深が深く、大型がヒットする確率も高いため一般的なアジングよりもパワーや重さがあるものを使います。
▼バチコン用アジングロッド
6~7フィートの専用ロッドを使うバチコンアジング。バチコンアジングではスピニング・ベイト両方のタックルが使われます。
比較的軽いルアーを使う場合や初心者の方はスピニング、重めのルアーを使う場合や中~上級者の方はベイトを使うことで、バチコンをより楽しめるでしょう。
▼リール
バチコンアジングでスピニングタックルに使うリールは、ロッドとのバランスがとりやすい2000番クラスがおすすめ。
ベイトリールの場合は、水深が把握出来るカウンター付きのものをおすすします。ギア比に関しては回収が素早く行えるハイギアがおすすめです。
▼ライン
バチコンアジングでは、感度に優れたPEが推奨です。太さは0.3~0.5号が基準です。
またPEを使用する場合は、先端にフロロカーボンリーダーの結束が必要となります。太さ2.5~10ポンドのフロロカーボンリーダーを、0.5~1メートル程度結束しておきましょう。
▼ルアー
リグは、ダウンショットリグ、もしくはキャロライナリグを用います。
オモリの重さは水深や潮の流れによって10~50グラムを使い分けましょう。ワームは姿勢を安定させて泳がせるために、0.3グラム程度の軽いジグヘッドリグにセットして使います。
基本的な釣り方
バチコンアジングは、ボトム狙いが基本です。ボトムまでリグを沈めたら、しゃくったりシェイクしたりしてアジを誘います。誘いを入れた後は止め(ステイ)を入れてアジのアタリを待ちましょう。
アタリは明確に竿先に出て手元に伝わってくる場合と、オモリが持ち上げられてリグの抵抗が無くなる場合があります。どちらの場合もアタリを感じたら即座に合わせを入れてください。

