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もう、ぐうの音も出ませんわ。ぱっと見は普通…でも使えば感動できる名品たち

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目次

フィッシングショー OSAKA2026で見つけた

鈎と竿だけでなく、近年はアパレルや小物も魅力的ながまかつ。

とくに昨年はがまかつ製品を使う機会が多かったので、今年もフィッシングショー OSAKA2026で新製品をじっくりチェックしてきました。

今回の記事は、フィッシングショーで「これは絶対使ってみたい!」と思わされた新製品を、実際に使って検証してきたのでご紹介します。

なおと

ジャンルの縛りはなし。

竿から小物まで、筆者の“好き”をゴリ推しする企画です(笑)

スタンダードトレブルS-SP

がまかつの鈎には、一つだけ「ちょっとなぁ」という点があります。それは高価なこと。

もちろん、刺さりが抜群によくて“高いのには理由がある”ことは知っているのですが……

釣行頻度が非常に高いこともあり、コストを無視して釣りをすることはできません。(本当はしたいけど)

そんな中、がまかつから「コスパの良いトリプルフックが出る」となれば、見逃せるわけありません!

なおと

ラインナップはMHとXHの2モデル。

シーバスやバスで使うことが多いMHの#4までなら、なんと一箱(6本入)500円で買えちゃうんです!

ただの廉価版ではない!

上位に当たるトレブルSPとの最大の違いは、素材です。

トレブルSPはトーナメントグレードワイヤーという特殊合金なのに対し、スタンダードトレブルS-SPはスタンダードグレード素材と呼ばれる高炭素鋼を用いています。

以下にトーナメントグレードワイヤーとスタンダードグレード素材の特性をまとめてみました。

コスト強度
(壊れにくさ)
剛性
(曲がりにくさ)
硬度
(傷つきにくさ)
靭性
(粘り強さ)
トーナメントグレードワイヤー高い
スタンダードグレード素材低い

トーナメントグレードワイヤー

がまかつのみが使える素材を用いた、特別仕様の線材。他に類を見ない高硬度と耐摩耗性を誇り、過酷な環境でも高いパフォーマンスを発揮。

スタンダードグレードワイヤー

ほとんどの鈎メーカーが採用している汎用素材。 一方で、がまかつならではの独自
技術によって画期的な強度と粘りのバランスを実現している。

そして、素材の硬度が下がることによるデメリット(貫通力・ホールド力)を、構造によって解消しているのがスタンダードトレブルS-SPの特徴です。

トレブルSPとよく見比べてみると、鈎先がシャンク(軸)に対してやや内傾していることがわかります。(トレブルSPはほぼ平行)

つまり、鈎先角度を小さくすることで、形状によって貫通力とホールド力を確保しているわけです。

なおと

ちなみに、スタンダードトレブルS-SPの鈎先角度が一般的なものなので、「トレブルSPの鈎先角度が特別」といった方が正しいかもしれません。

トレブルSPの角度の大きさは、“トーナメントグレードワイヤーの硬度・摩耗性だからこそ成し得るもの”だそうです。

バーブ(カエシ)に着目すると、トレブルSPがマイクロバーブなのに対し、スタンダードトレブルS-SPはノーマルバーブを採用

これは、ファイト中はトレブルSPよりもしなりが大きいため、やや開き気味になっても抜けにくくすることを目的としています。

なおと

もちろん、バーブが大きくなると、貫通させるのにより大きな力が必要です。

つまり、「鈎先を内傾させている(貫通力を高めている)からバーブを大きくできる」とも言い換えられますね。

アイについては、S-SP MHモデルは一般的なラウンド形状

センターバランスアイなので、左右対称の綺麗な状態でルアーに取り付けられます。

S-SP XHモデルは、スプリットリングに取り付けやすいマジックアイ仕様です。

また、表面処理(防錆)は全番手がハイパーシールド

従来のトレブルSP XHモデルのみ“スズ+トップコート”(他はハイパーシールド)なので、XHは表面処理の仕様が異なることになります。

なおと

トレブルSPは、最高の素材を使った高級中華料理。

スタンダードトレブルS-SPは、普通の素材をめちゃくちゃ美味しく仕上げた、毎週通いたくなる町中華。

って感じでしょうか(笑)

貫通力・ホールド力ともに申し分なし

スタンダードトレブルS-SPでの実釣期間は約1ヶ月ほど。

シーバスとフラットフィッシュをメインにMHを使い、河川・サーフ・磯・堤防などいろいろなシチュエーションで行いました。

約1ヶ月の実釣期間では、フックが原因と思われる掛け損ないやバラシはありませんでした

正直、フックの検証期間としては物足りないので断言は避けますが、貫通力とホールド力はかなりよさそうです。

なおと

爪に鈎先を立ててみると、しっかり掛かって滑らないので、鋭さもなかなかだと感じました。

こちらは1ヶ月通して使ったルアーとフックです。

毎回の水洗いと乾燥はしっかりと行いましたが、錆はほとんどありません

魚を掛けたりボトムに当てたりして鈎先は傷んできますが、まだ刺さる状態を維持しており、摩耗具合は十分許容できる範囲です。

なおと

交換頻度高すぎて、結局コストかかってるやん。

なんてことになる心配はなさそうです!

また、“しなる”はデメリットと捉えられがちですが、それがメリットになるケースもあると考えています。

とくにシーバスやフラットフィッシュは外掛かりになることも多いのですが、この状態で強引にファイトすると、魚が反転した時などにフックを折られることが多々ありました。

でも、そんな時にフックがしなってくれれば、「このフックだから獲れた!」という魚が出てくるかもしれませんね。

なおと

トレブルSPの下位機種というよりかは、別コンセプトのフックといった方が正しいかもしれません。

さらにしっかり使い込み、改めて詳しくインプレする予定なのでご期待ください!

アルミラインカッター LE146

続いては、PEラインにも対応するアルミラインカッター LE146です。

ルアーマンの方だとプライヤーでラインを切っている方も多いと思いますが、「コンパクトなインカッターはあった方が便利やな〜」と感じていたので、 LE146を手に取ってみました。

なおと

ただの小さいラインカッターじゃないんです!

とにかくコンパクト

最大の特徴は、53mm / 約16gのコンパクトさ

本体はアルミ合金製で、軽量ながらも強度と質感も高そうです。

ワンタッチでロック&解除できるところも非常に便利。

「そもそもロック機能っている?」って声も聞こえてきそうですが……

常に刃が露出していると、とくに風が強い日なんかはラインが煽られ、知らないうちに刃にラインが触れて傷が入ってしまうといったトラブルが起こります。

なおと

それと、シンプルに開きっぱなしは危ないですね。

地味に嬉しいのが、滑り止めのスリット加工です。

「たかが」と思うかもしれませんが、手が濡れているときや、寒い時は間違いなく効くはず。

なおと

素の金属は滑りやすいですからね。

吊下げ用ハンドルホールも付いており、ピンオンリールにも取り付けられます

小さいけど、片刃だからタフに使える

ラインカッターの命である刃は、タングステン製

タングステンは重いことでお馴染みですが、じつはダイヤモンドの次に硬度が高い、超硬合金なのです。

安物だと刃が欠けたり、腐食したりすることもありますが、タングステンなら長く使えるはずです。

なおと

定価は2,400円とやや高めですが、こういったスペックを見ると納得感がありますね。

切れ味については、ナイロンやフロロはもちろんのこと、PEラインもスパッと切れます。

また、ハサミのような両刃ではなく、片方だけが刃になっていて押し切る形になることも特徴。

両刃は噛み合わせにシビアで(少し狂うとすぐ切れ味が悪くなる)、刃こぼれもしやすいため、片刃は“タフに使える”というのがメリットです。

なおと

タングステンの硬さも然り、耐久性を重視した作りになっていますね!

ピンオンリールへの収まりが◯

小型軽量で収まりがよく、他の小物と一緒にピンオンリールに取り付けても煩わしさがありません

一つのフックにシャープナーと一緒に付けていましたが、フックを研ぐ際にもラインカッターが邪魔にならず、正確な作業ができましたよ。

なおと

かなり地味なアイテムですが、実釣で使ってみると“小さなストレス”が何個も消えるので、釣りがすごく快適になります!

ちなみに、#1ブラック×グレーと#2ブラック×レッドの2色展開です。

ULストリンガー LE912

こちらは少し不思議な形をしたストリンガーです。

ストリンガーは今までいくつか使ってきましたが、どうしても魚が弱ってしまったり、たまに脱走されたりと、どんなものを使っても何かしらの課題を感じていました

しかし、何やら「そんな悩みをまるっと解決してくれる」という話を耳にしたので、検証してみましょう!

なおと

じつはこのアイテムだけ既存品(2025年発売)なのですが、「どうしても試したい!」とゴネて使わせてもらうことに(笑)

珍しいチョッキ式

最大の特徴はチョッキ式と呼ばれる仕組みで、これが魚が弱るのを防ぐそう。

なおと

一般的なストリンガーは、バネ式かスナップ式ですね。

どう違うのかというと……

チョッキ式のULストリンガーは、ワイヤーの先端を下顎の薄皮に刺すと、先端がT字になってロックされるという仕組みです。

なおと

文章だけだとわかりづらいと思うので、ぜひこちらの動画をご覧ください!

本当に、下顎にワイヤーをサクッと刺して通すだけ

従来のストリンガーであれば、刺す→ロックする→バネタイプならバネでロックする、という2〜3工程に分かれますが、このULストリンガーは“刺す”の1工程だけなのです。

なおと

実際に使ってみるとこの便利さには衝撃を受けます!

本体自体もコンパクトで嵩張らず、ロープは面ファスナーで留められ、持ち運びやすいのも魅力。

カラビナも付属しており、ライフジャケットやバッグにも取り付けられます。

ロープの長さは10mあり、余程のことがない限りどんな堤防や磯でもカバーできるでしょう!

なおと

ぱっと見は“ちょっと便利なストリンガー”ぐらいの印象かもしれませんが、使ってみるとそれ以上にすごいんです!

魚が弱らない!?

取り付けが簡単ということは、すぐに魚を海中に戻せるということです。

つまり、魚を陸に上げている時間を短くできるので、かなり弱りにくくなります。

なおと

体感ですが、従来のストリンガーに比べて時間的には半分以下。

今思うと、ストリンガーを通すのにまごまごしている時に、魚はけっこー弱っていたんだと思います。

また、パーツが少なくて取り付け部の自由度が高いからか、海中の魚がある程度泳ぎ回れている印象です。

実際、釣行後に繋いでいた魚たちを引き上げても、体力の消耗が少ないのか凄く元気でした!

なおと

鮮度良く持ち帰りたい方はもちろん、ファイト後の蘇生にも有効なのでリリース派の方にもオススメしたいですね。

ひょっとすると、「刺すだけでは脱走されないか心配」という方もいるかもしれませんね。

そんな方は、動画のように抜いたワイヤーを折り返し、根元にあるハワイアンスナップに取り付ければ安心です。

なおと

とはいえ、刺すだけでも抜けることはまずないと思います。

宝くじに当たるより低い確率でしょう(笑)

追加ストリンガーが登場

3個追加して6個になっている状態です。

ULストリンガーは“3本だけ”という点がネックでしたが、2026年にチョッキ式追加ストリンガーLE916が発売されました!

追加ストリンガーも3個入りで、必要に応じてロープに追加していけますよ。

なおと

正直、使うと今までのストリンガーに戻れません。

フローティングラウンドスカリ33cm LE408

続いても魚を活かすためのアイテムで、フローティングタイプの丸型スカリです。

先ほどのストリンガーとは異なり、筆者はそもそもスカリに不満を感じたことがなく、「スカリなんてアップデートする余地がないやろ……」と思っていました。

ですが、フィッシングショーでじっくり見てみると、「スカリってこんなに伸びしろあったんかい!」となりまして使ってみました(笑)

なおと

これは、間違いなく社内にスカリマニアがいますね。

ぱっと見は普通のスカリだけど

サイズは、φ330mm / H380mmと一般的なスカリと同じぐらいです。

なおと

ボディはグレー、ネットやファスナー類はブラック。

派手な配色やデカデカとしたロゴもなく、シックなルックスでいいですね。

両サイドに加え、上蓋中央部にも持ち手があります。

上蓋はフルオープンが可能で、ガバッと開きます。

それに加え、釣れた魚をサッと入れる場合には、小さなメッシュの開口部が活躍。

なおと

メッシュは柔らかいため、EVAのように勝手に戻ってしまうことがなく、小さく開けてもしっかり開いてくれます。

上蓋に内蔵された浮力体によってしっかりと浮きます。

コンパクトに仕舞えるように、両サイドにバックルが設けられており、高さ19cmに折りたたむことが可能

バックルを外すと、側面のメッシュ部分に設けられた形状記憶のポップワイヤーによって一気に広がります

なおと

ポップアップテントのような感じですね!

ロープの線径はやや太めの5.5mmで、長さは10m。足場の高い防波堤や、九州や瀬戸内といった干満差の大きなエリアでも安心して使えます。

また、ロープには滑り止めが設けてあるので持ち上げやすく、摩擦で手を怪我するリスクも少ないので嬉しいですね。

なおと

とくに冬は引き上げる時に手が痛くなるので、滑り止めはめちゃくちゃありがたい!

普通のスカリより魚が弱らない理由とは……

使って感じた一番素晴らしい点は、底に水を溜めたまま引き上げられるという点。

最下部までメッシュになっておらず、底が浅いバケツになっているので、海から出しても水が少し溜まった状態になります。

デリケートな魚は何度も空気中に上げると弱ってしまうため、一般的なスカリより遥かに魚に優しいです

とくに泳がせ釣りの場合、餌交換の度に他の餌を弱らせることになってしまうため、そういった意味では釣果にも関わるといえるでしょう。

なおと

30cm程度のメジナが横向きに浸かるぐらいの水量です。

魚へのダメージを避けつつ、持ち上げる時に重くなり過ぎない、適度な具合に作られていますよ。

引き上げる際に、ロープが絶対にセンターになるように設計されているので、水平に上がってきます。

それゆえに、底にしっかり水が溜まってくれるわけですね!

なおと

スカリって「浮かんで魚が入ればいい」だけじゃないんですね。

スカリへの概念を変えられました。ちょっと感動。

ライブウェルラウンドバケット36cm LE407

「どんだけ活かしグッズ好きやねん!」って突っ込まれそうですが(笑)

こちらのライブウェルラウンドバケット36cm LE407は、いわゆるアジバケツですね。

先ほどのスカリと同じく、「アジバケツをここまで機能的にできるんかい!」と驚かされたので、実際に使ってみました!

なおと

アジバケツにLUXXEのロゴが付いている。

という意外性もいいですね(笑)

なんの変哲もないアジバケツに見えるけど……

サイズはφ360mm / H360mmと、アジなら20~30匹ほどは入れられそうです。アジバケツとしてはやや大きめで、容量は十分。

丸型形状なので魚がグルグル回れて弱りにくく、カマスなどの細長い魚も弱りにくいと思います。

なおと

とくに四角いバッカンに入れると、けっこー弱りが早いんですよね。

上蓋はフルオープン状態になり、メッシュの内蓋が出現します

内蓋のセンターと外周にはジップが設けられており、魚を1匹ずつ出し入れする際はセンターのジップを開けるだけでOK。

エサ屋さんでまとめてアジを入れてもらう際は、外周のジップをフルオープンにしてドカッと入れてもらえます。

サイドにはエアーポンプ用のポケットが。

ポケットの内寸は約D45xW100xH160mmと、大抵のエアーポンプは入れられるサイズ感です。

エアーポンプ用のポケットは両サイドに設けられており、エサの量が多い時は2基掛けが可能

また、1基しか使わない場合でも、予備電池や小物入れとしても役立ちます。

チューブ用の穴は、本体側面と内蓋に。(両サイドとも同じ仕様です)

穴には菊割れゴム(排水溝の蓋のような仕様)が付いていて、上蓋も完全に閉められるため、移動時に水や匂いの漏れが最小限になるのが嬉しいですね!

なおと

上蓋に穴があると、蓋の開閉がちょっと煩わしかったりするんですよね。

底部は、バッカンのように高耐久なEVAが使われており、頑丈な作りになっています。

大抵この手のアジバケツは、底に穴が空いて終わることが多かったので、こいつは長く使えるのも魅力ですね

なおと

堤防だけじゃなく磯でも安心して使えます。

また、本体のEVAも肉厚でしっかりしており、水をたくさん入れてもフニャッとならず、ピンッと立ってくれます

安いバケツなんかは、水を多めに入れると「大丈夫かコレ!?」ってぐらい横に膨れるやつもあるんですよね(笑)

なおと

横に膨れると、車に積んだ時に幅をとって邪魔になるので、変形しないのはかなり便利だと思います!

魚に優しい

アジを入れてみると、本体サイズも大きくて水量も十分確保でき、大きなアジを入れても不安がありません。

実際、長時間活かしてもアジの状態はよく、これなら小サバなどの弱りやすい魚でも持ち運びできそうだと思いました!

なおと

黒いので中が暗くなり、魚が落ち着くのも弱りにくい要因かもしれません。

内蓋と上蓋の“間”が秀逸

使ってみて「すごく考えられてるなぁ」と感じたのが、内蓋と上蓋の間にある高さ

魚を取り出してから、内蓋の上で鈎を掛ければ、もし魚が暴れて手から滑っても地面に落下する心配がありません

地面に落としてあたふたしていると一気に弱ってしまうので、これは嬉しいですね!

なおと

逆に魚をキープする際は、内蓋の上で鈎を外し、そのまま収納できるのでスマートです♪

スカリと併用しやすい

そして、先ほど紹介したフローティングラウンドスカリをまるっと収納できるのも◯。

釣り場まではライブウェルラウンドバケットで運び、そこからフローティングラウンドスカリで海中に投入。なんて使い方もアリですね。

現場ではスカリを使うことで、電池を節約でき、水温上昇による衰弱も防げますよ

なおと

アジバケツとしてはやや高価ですが、今まで使ってきた中で、機能はダントツでした!

おまけに頑丈で長く使えそうなので、お値段に見合った価値は十分にあると思います。

エアーポンプ2800 LE156

続いてはエアーポンプ2800 LE156。

そうです、ライブウェルラウンドバケットにセットしていたエアーポンプです。

がまかつがブクブクを作ったらどうなるのか──正直、竿や鈎以上に気になり過ぎます(笑)

なおと

おそらく、大手釣具メーカーがブクブクを発売するのは初めてじゃないでしょうか。

最高クラスのエア供給量

このエアーポンプの一番の特徴は、毎分約2.8Lという豊富なエア供給量

釣り用エアーポンプは毎分1.5Lぐらいが相場で、2L後半となると非常に稀な存在です。

にも関わらず、大きさは約D52×W78×H146mmと標準レベル

なおと

ストーンとホースは付属していますよ。

充電はタイプCで行い、バッテリーはリチウムイオン3.7Vの4000mAhと大容量

満充電までは約7時間です。

なおと

じつは、充電式のエアーポンプはあれど、“タイプC”となると全然見つかりません。

今はタイプCの時代ですから、これはありがたいですねぇ。

電源を入れた後に、電源ボタンを押すと送風量の切り替えが可能。

L(弱)約1.2L/分、M(中)約2.0L/分、H(強)約2.8L/分の3パターンから選べます

ちなみに、一般的な釣り用エアーポンプは“強”で1.5L/分ぐらいなので、Lでもかなりの量なのです(笑)

なおと

使用可能時間は、L(弱)約13時間、M(中)約8.5時間、H(強)約5.5時間と十分です。

防水等級はIPX6で、これは“全方向からの水の強い噴流に対して保護”を示します。

なおと

つまり、雨が強い日や、誤って水をかけてしまっても安心ということですね。

裏側にステンレス製のフックが取り付けられており、いろいろなタイプのバッカンやバケツに装着可能。

エアストーンは、⌀80×H14mmの大きめサイズ。

細かい泡がしっかり出る仕様になっているそうです。

なおと

ホースの全長は80cmなので、どんなライブウェルでも取り回せるはず!

車内で充電しながら使える

筆者がもっとも魅力的に感じたのは、車で充電しながら使えるという点。

付属のUSBケーブルは長さが3mあり、車のUSBポートから引っ張って、トランク内で稼働させられるんです!

この手の釣りをする時って、「電池が無くなって魚が死ぬかも」と移動が億劫になりがちですが、これならそんな心配もありません。

なおと

遠征釣行なんかにもめっちゃくちゃ便利ですね!

充電がタイプCなのもありがたい。(調べるとわかりますが、市場に少ないんです)

魚たちが元気!

もちろんエア量が多いことも魅力で、「むしろ元気になってない!?」というレベルで活かせました。

単にエア量が多いだけでなく、泡が細かくて溶存酸素量が多くなることも、その要因かもしれません。

なおと

エア量を3段階で調整できる点も便利で省エネです。(一般的なものは2段階が多い)

正直、「がまかつのエアーポンプなんて……」と思っていた方も多いことでしょう。

でも、MAX約2.8L/分の送風量、標準サイズの本体、タイプC充電、3mのUSBケーブル──

とんでもない化け物スペックのエアーポンプだったわけです(笑)

なおと

エアーポンプの勢力図を変えてしまう可能性のある1台でした。

送風ガチ勢はこれ一択か!?

宵姫 爽 弐

そして最後は、2026年の目玉アイテムである宵姫 爽 弐です!

宵姫のベースモデルでありながら、藤原真一郎氏が監修して徹底的にこだわり抜かれたシリーズ。

ライトゲーム愛好家として、このロッドをスルーできるはずはありません(笑)

なおと

2026年、一番注目度の高いライトゲームロッドでしょう!

豪華すぎるスペック

全6番手の中から筆者が選んだのは、オールラウンドなS63UL-solidです。

ブランクは細身でシャキッとした印象。軽く振っただけでも凄くシャープなのが伝わります。

なおと

S63UL-solidは先径0.75mmのソリッドティップを搭載します。

ガイドはチタンフレームのSiC-Sで、元ガイドからすべてシングルフット。

このガイドだけでも非常に高価ですが、軽量化、そしてシャープな調子の実現にかなり貢献しているはずです。

なおと

この価格帯でオールチタンフレームのSiC-Sは、かなり頑張っていますね!

リールシートは汎用品ではなく、なんとオリジナル

グリップ周辺はミニマルなデザインでスッキリと収められています。

なおと

軽量化と高感度化への執念を感じるグリップ周りですね。

「これが究極のスタンダード」といえる仕上がり

実釣は1年の中で最も水温が低い3月前半に、地元の京都で行ってきました。

なおと

釣果を得るには厳しいですが、いろいろ試しながら竿を見るにはちょうどよい時期ですね!

水温は10度前後で、想定通りアジがまったく動かない厳しい状況でしたが、あの手この手で25~30cmのアジをなんとかキャッチ。

0.3gのジグヘッドを流さないと食わなかったり、逆に日中は2gでメリハリをつけないと食わなかったりと、なかなか一筋縄ではいかない状況でした。

なおと

いろんな釣りを強いられたがゆえに、竿への理解は深められました!

まず気に入ったところは、曲がりにクセがなくてティップからベリー、バットまで綺麗な曲線で繋がる点です。

とくにアジにおいては、どこかで突っ張ったりしてしまうと口切れやラインブレイクを誘発してしまうため、曲がりの滑らかさは大事だと考えています。

なおと

投げやすさにも直結する要素なので、それも含めて“誰にでも使いやすい竿”だと感じました。

感度にこだわった竿なだけあり、情報量はかなりのもの。

実釣時に水深8m前後の流れの中を狙う状況があったのですが、水中で糸がかなりフケているにも関わらず、弱い啄みバイトをしっかり反響感度で捉えられたのには驚かされました

とくに冬から春先は、遊泳力が弱いベイト(バチ・シロウオ・アミなど)を捕食しており、アタリがあってもテンションがわずかに変化する程度だったのですが、そんな微妙な荷重変化も捉えられます

なおと

厳しい状況で検証した甲斐がありました(笑)

感度が良いということは、操作性もよいということですね。感じられるから操れる、操れているからこそ感じられます

S63UL-solidは、軽いジグヘッドから重いジグヘッドまで高いレベルで操作できるので、汎用性が高いことも大きな魅力ですね。

なおと

総括すると、誰にでもおすすめできる“究極のスタンダード”でした。

編集長しみけん氏はS69UL-solidを詳しくインプレしているので、ぜひそちらもご覧ください。

がまかつ ラグゼ 宵姫 爽 弐 S63UL-solid

標準全長(cm/ft) 190.5(6'3'')
標準自重(g) 49
仕舞寸法(cm) 99.5
継数(本) 2
ルアーウエイト(g) 0.1~4
適正ライン(PE/号) 0.1~0.3
適正ライン(ナイロン/lb) 0.8~2
先径(mm) 0.75
グリップ長(mm) 205

どのアイテムも現場主義。

今回がまかつ製品を使って改めて感じたことは、どのアイテムも現場主義で作られていること。

フィッシングショーで見てよさを確信していたのですが、実際に釣り場で使うと、その確信をさらに上回ってくる満足度でした。

気になるアイテムがあった方は、ぜひ手に取ってみてください。使ってみると唸らされるはずですよ!

撮影:ちゃったTV なおと

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