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【上達への近道】初心者にこそやってほしい釣りがある

「釣れるようになりたい」「でも何をすればいいのかわからない」──そんな初心者にこそ体験してほしい“近道”があります。

目次

初心者ルアーマンはボート(船)を経験すべし

釣りがうまくなりたい——そう願う方は多いはずです。

とくに、釣りを始めたばかりの初心者の方にとって、「もっと釣れるようになりたい」「どうすれば上達できるのか」と悩むことも少なくないでしょう。

しかし、釣りは簡単にうまくなれるものではありません。釣果は自然や状況に左右され、経験を積むにも時間がかかります。

だからこそ、「もっと早く上達したい」と考える初心者の方には、ボートフィッシングをおすすめしたいのです。

須江

ボートの釣りは、オカッパリにも活かせることが多いんです!

ボートシーバスは“最強の学び場”

ボートフィッシングは、ルアー釣りの基本を学ぶうえで最適な“実践の場”。

なかでもボートシーバスは、上達するための最短ルートといっても過言ではないと筆者は考えています。

須江

もっと早く始めとけばよかった……と今になって思います。

“数が釣れる”=同じ数の成功体験が得られる

ボートシーバスは、比較的“魚を釣りやすい”釣りです。

釣りは「釣れる」という成功体験があってこそ、魚の動きや釣り方への理解が深まります

その成功体験を重ねることで、自然と釣りの引き出しが増え、結果として“上達”へとつながっていくのです。

須江

数が釣れるということは、それだけ成功体験を多く得られるということです。

食わせ方のパターンが体感でわかる

魚それぞれに習性やクセはあるものの、共通点も多く存在します。

ボートシーバスでは「食わせのパターン」を数多く経験でき、感覚的に応用力が身につくのも大きな魅力です。

たとえば、シーバス以外のターゲットを狙う場面でも、「あのときのアプローチが効きそうだな」といった引き出しが自然と増えていきます。

魚とのやり取りが自然とうまくなる

魚を釣れば釣るほど、ファイトの腕は自然と上達していきます。

逆にいえば、いくら釣りに行っても魚を掛けなければ、ファイトの経験は積めません。

その点、釣れる回数が多いボートシーバスなら、ファイトの経験値を一気に稼げます

須江

魚とのやりとりに慣れ、次第に“落ち着いて対応できる自分”に変わっていくはずです。

釣れる・釣れない理由が分かる

ボートシーバスでは、基本的に他の釣り人と同じ船に乗ります。

たとえ自分が釣れなくても、同船者が釣っていれば「なぜ釣れたのか」「自分はなぜ釣れないのか」といった違いに気づくことができます。

こうした気づきは、釣りが上達するうえでとても大切。釣れている人に直接「どうやったら釣れましたか?」と聞けるのも、少人数で乗るボートシーバスならではのメリットです。

須江

ちなみに、「釣れている=釣りが上手」とは限らないのが釣りの奥深さ。
 
初心者の方から気づかされることもあるくらいなので、気になることがあれば遠慮なく、どんどん聞いてみてください!

船長に現場で質問できる

釣りがなかなか上達しない理由のひとつは、「先生」がいないこと。自己流では気づけないことも多く、何が正解なのかもわからないまま時間が過ぎてしまいがちです。

その点、ボートシーバスの船長は“数少ない釣りの先生”になってくれる貴重な存在。分からないことや気になることがあれば、どんどん質問してみてください。

分からないことをすぐ聞ける——これこそが、ボートシーバス最大のメリットのひとつです。

須江

ほとんどの船長は質問されるのが大好きですよ!(笑)

オカッパリで釣りたいならボートに乗れ!

ボートとオカッパリ(陸っぱり)では釣り方に違いもありますが、魚の習性や好みを理解すれば、自然と釣果は向上します。

ボートで成立するパターンがそのままオカッパリで通用するわけではありませんが、ルアーのアクション方法や魚とのファイトの仕方など、ボートでの経験はオカッパリにも大いに役立ちます。

須江

何より「釣った経験がある」という事実がモチベーションアップにつながるのです。

魚への理解が深まる

ボートの経験を積むことで、最も理解が深まるのは魚そのものについてです。

例えば、シーバスの好きなベイト(餌)、好む潮の色、それに合わせたルアーやアクションなど、釣るほどにシーバスの“好み”が具体的にわかってきます。

ボートでたくさん釣ることで、好みや習性を理解でき、その経験はオカッパリの釣りに活かせるのです。

ルアーの動かし方や通し方が分かる

ボートで釣ることで、魚がどんなアクションに反応するかが自然と身につきます。

例えば「シーバスはルアーを止めていても食う」という経験をすれば、オカッパリで止めるアクションを試す勇気も湧きます。

釣れたことがないアクションやルアーを試すのは勇気がいりますが、ボートで釣れる経験をすれば、オカッパリでも試してみようと思うはずです。

須江

ボートの経験が、自信に繋がるというわけですね!

釣れない人ほどボートで“釣り脳”が開花する

魚が釣れない——多くの人が抱える共通の悩みです。

原因は「場所」「ルアー」「自分の技術」などさまざまですが、何が原因かわからず迷うことも多いでしょう。

須江

ボートシーバスは、そんな悩みをも解決してくれるのです。

潮の流れと魚の位置関係が体感できる(潮読み力アップ)

海の釣りにおいて、潮の流れは非常に重要なファクターの一つ。しかし、実際に潮流れを理解するには釣果という“答え”を体感しなければなりません。

ボートシーバスでは、潮流れに対して魚がどこにいるのか、どのタイミングで釣れるのかをリアルに体験できます。

これにより潮読みの力が自然とアップします。

「釣れるルアーって何?」が明確にわかる

例えば、どんなに正しいルアーを投げても魚がいなければ意味がありません。

ボートシーバスでは、基本的にシーバスがいる場所で釣りができ、魚がいるレンジに適したルアーを選べば、反応を得やすくなります。

ボートでは、「釣れる=正解」が目に見えるので、釣れるルアーの感覚が明確にわかります。

釣れるタイミングを知ることができる

「ここ本当に魚いるの?」と疑問に思うことは誰にでもあると思いますが、魚はちゃんといて、ただ食わないだけという状況の場合がほとんどです。

海の状況が変わることで、まったく反応がなかった場所で急に食うようになることを何度も経験すると、釣れるタイミングがあることに気づけると思います。

須江

ボートシーバスは、そのタイミングを知る感覚を磨くのにも最適です。

釣り悩んでいる人はボートへGO!

釣れると釣りがうまくなる——それはとてもシンプルな理屈ですが、今の日本の釣り事情では簡単に成立しません。

とくに都市部ではプレッシャーも高く、魚を釣ること自体が難しくなっています。

そんな中でも、最も“釣れる”可能性が高い釣りがボートシーバスです。

ボートでシーバスと出会う経験は、釣りに対する理解を一気に深め、あらゆるルアーフィッシングの扉を開いてくれます。

須江

ぜひボートシーバスを始めて、“釣れる楽しさ”を実感してください。

撮影:須江一樹

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