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【現役船長が解説】真冬のビッグベイトはスピニングタックルで投げるべし!

寒ければ寒いほど良い真冬のビッグベイトパターン!

今回はこの時期に確実に魚をキャッチするためのポイントを解説していきます!

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目次

【寒いほど良い!】真冬のコノシロパターン

東京湾は一年を通してコノシロパターンが成立する海となりました。

コノシロパターンといえばビッグベイトの出番ですが、冬のビッグベイトパターンは他の季節に比べて最もランカーサイズの出現率が高いストロングパターンであることが特徴です。

水温が下がりきってからが◎

冬といってもいわゆる真冬になってから良くなるのが冬のビッグベイトパターン。

水温が10℃台、低いところだと9℃台と最低水温になってから「やっと始まるな〜」という印象です。

極寒だからこそ釣れるパターンなので、暖かくなると終焉を迎えます。寒いうちがチャンスです!

使うルアーは潜る系ビッグベイト

他の季節と冬のビッグベイトゲームの違いを挙げるとすると、魚がなかなか水面に出てきてくれないことが挙げられます。

つまり、潜るビッグベイトが有利ということです。

本命はバイブレーション系ビッグベイト

ダヴィンチ190やVTジャックに代表されるバイブレーション系のビッグベイトが真冬の大本命ルアー。

使い方はタダ巻くだけでOKです。

ストレートリトリーブなのでやることは簡単。誰でもできる手軽さも冬のビッグベイトパターンの特徴の一つです。

抑えはミノー

基本的には先に述べた潜るバイブレーション系のビッグベイトが最も釣れますが、ミノーの方が反応が良いときがあります。

ミノーだとしても潜るという点は同じく重要で、ロングリップ寄りのミノーが効果的といえます。

スピニングタックルの方が釣れる!?

真冬のビッグベイトパターンは、潜るビッグベイトをタダ巻きするだけで釣れるという比較的簡単な釣りなわけですが、もちろん一筋縄ではいきません。

なかなか難しい……そんなときは「タックルを変えてみると釣れる」なんてことも。

ここでスピニングタックルの出番です。

“鉄板バイブ用程度のスピニングタックル”で無理して使うくらいがちょうど良いというのが、私の考えです。

メリット①よく潜る

「PE5号前後をセットしたビッグベイトタックル」と「PE1.2号をセットしたスピニングタックル」ではルアーの潜航深度が1m以上変わってきますが、より深く潜らせたい場合は、後者のスピニングタックルの方が圧倒的に有利です。

例えば、ダヴィンチ190でPE1.2号だと3m程度潜るように。

細糸にすることで太糸に比べて潜航深度が格段に深くなり、魚のいる層によりアプローチできるというわけです。

メリット②バイトが乗りやすい、バレにくい

じつはビッグベイトに対して弱いタックルを使用することがキャッチ率を上げるポイントだったりもします。

例えば、“鉄板バイブ用程度のスピニングタックル”。

通常のビッグベイトタックルと比べて、よりしなやかなわけですが、それによってバイトに対するヒット率を上げてくれます。真冬のハッキリしないバイトもしっかり乗せてくれるでしょう。

さらには、ファイト中もしっかり曲がってくれてバラシの軽減につながります。

【須江流】スピニングタックルの組み方

メリットを踏まえた上で、筆者流のタックルの組み方をご紹介します。

番手の選び方など、メーカーが推奨する使い方とは異なる場合があるので、参考にされる際は十分注意して取り扱うようにしてくださいね!

    テイルウォーク ボートゲーマー SSD S72MH

    全長:7ft2in自重:○○g        

    継数:2本

    仕舞寸法:114cm

    ルアー重量:60gMAX

    7ft〜7ft6in程度の長めのロッドが良いでしょう。

    長めの方が、飛距離面で有利かつロッドの曲がりしろが広く、よりバレにくいです。

    個人的にはM〜MHクラスの硬さを推奨しますが、ビッグベイトを投げるにおいては基本的にスペックが足りていないことになるので、十分に注意してゆっくり投げるようにしてください。

      テイルウォーク スピーキー 3000HGX

      ギア比:5.2:1            

      自重:255g

      最大ドラグ力:9kg 

      巻取り長さ:78cm   

       

      リールはボートシーバスで使う3000〜4000番程度の汎用スピニングリールでOKです。

      個人的にはハイギアもしくはノーマルギアが扱いやすいと思っています。

      ラインも通常のシーバス用スピニングタックルで用意しているものでOK。

      私自身、通常タックルのまま使ってしまうので、PE1.2号にナイロン25lb程度のリーダーでビッグベイトを投げていますが、PE1.5号にリーダーは30lb程度あった方が安心感はあるでしょう。

      もちろん一般的なビッグベイトタックルでもOK

      もちろん、一般的なビッグベイトタックルでも釣れないということではありません。

      その場合でも、ロッドは7ft程度と少し長めのビッグベイトロッドがおすすめ。

      飛距離勝負でさらにロッドアクションを加えることもないので長めでOK。ラインはPE3号程度、リーダーはナイロン40lb程度が良いでしょう。

      ランカー率がダントツ。1日で3本釣れる方も

      真冬のビッグベイトパターンは他の季節に比べてランカー率が非常に高いです。

      1日に80UPが3本釣れた猛者もいます。ランカーを釣ったことがない方、今がチャンスです!

      あったかい格好をして寒いうちにチャレンジしてみてください!

      繰り返しになりますが、もしスピニングタックルでチャレンジされる際は、十分注意して投げるようにしてくださいね!

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