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本当は教えたくないクラッシュ9の最強メソッド【プロガイド直伝】

実際にえげつないほどのロクマル捕獲力を誇る超名作ビッグベイトをインプレ!

琵琶湖プロガイド、ビックリマン高田流のクラッシュ9の使い方を伝授します!

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目次

ロクマルへの近道『クラッシュ9』

多くのバスアングラーが夢見る60cm超えのモンスターバス、通称“ロクマル”。

なかなか出会えないサイズのはずですが、私のガイドで毎年のように多くのロクマルが釣れているルアーがあるんです。

それがDRTのクラッシュ9。とくにプリスポーンシーズンとアフターシーズンにおけるロクマルの捕獲率は群を抜いています。

令和時代においても相変わらず強烈な釣果を叩き出せるこのルアーの魅力と使い方を、今回は皆さんに紹介します。

ビックリマン高田

本当は教えたくないレベルですが……(笑)
 
今回は皆さんのためにガッツリ解説していきますよ!

ロクマルを狂わせる理由

なぜクラッシュ9がロクマルを狂わせるのか、他のビッグベイトよりもなぜロクマルの釣獲率が高いのか。

まずは、その理由を解説していきます。

頭だけ振る唯一無二のアクション

クラッシュ9最大の特徴は、頭だけを振るアクションができるということです。

トゥイッチを入れると、ジョイント部を支点にボディの前側だけが振れる動きをします。

単に横に首を振るだけでなく、頭を倒しながらロールアクションを伴って動くのが特徴です。

ビックリマン高田

似たようなビッグベイトは数あれど、ロールを入れながら頭だけを振るという動きができるビッグベイトは、他に見たことがありません。

八つのフラット面

クラッシュ9の八面体ボディも、バスを狂わせる要因の一つ。

前述のアクションと相まって、強い明滅効果を生み出し魚を引き寄せます

とくに大型のバスに対して効果的で、狡猾なロクマルクラスの個体も、このアクションには抗えないのでしょう。

水面から4mレンジまで攻略できる広さ

クラッシュ9はテールやウェイトを調整することで水面から4mレンジまで攻略することができます。

シンキングチューンにすれば、状況次第では10mレンジまで攻めることも可能。

この使用可能範囲の広さは、非常に武器になりますね。

クラッシュ9の使い方

水面〜水中デッドウォーク

短いピッチのドッグウォークアクションで首を振らせる使い方。デッドウォークと呼ばれています。

クラッシュ9の性能を最も引き出せるアクションで、まずはこの動きから試すのがおすすめです。

最大のコツは“頭だけ振らせる”こと。

リールをカクカクカク……と、1回転の中で3回ほどに分けて巻きます。瞬発的な入力と一瞬の脱力で緩急をつけることで、頭だけ振るアクションが出せるでしょう。

基本は水面直下でアクションさせますが、グレネードシンカーを装着してシンキング仕様にすれば、より深いレンジも攻略可能です。

セッティングは箱から出した状態でOK。ノーマルリップに純正テールを使います。

シンキングにする時は、ボディアイにグレネードシンカーを装着してください。

【王道】クランキング

投げてグリグリ巻くだけのシンプルなアクションですが、その効果は抜群。

1.5mほどの浅いポイントから、セッティング次第では4mレンジまで狙えます。

大きめのクランクベイトとして扱うのがポイントで、岩やオダなどのストラクチャーに積極的に当てては止めてを繰り返すことで、より良い釣果が期待できます。

テールは別売りのVテールを使用しましょう。

リップは水深に応じて使い分けますが、ワイドリップを使用すれば障害物回避性能が向上し、より深いレンジまで攻めることができます。

【超重要】タックルセッティング

クラッシュ9でロクマルを釣るには、タックルセッティングが極めて重要です。

前提として、ビッグベイトは遠投すればするほど有利。ショートキャストでも釣ることはできますが、フルキャストできることでその分チャンスが広がるのは間違いありません。

加えて、フッキング後のやり取りを考えると、きちんと曲がるタックルでないと身切れやバラシのリスクが高まります。

つまり、遠投できる強さとバスを掛けた後の柔軟性を兼ね備えたタックルがベストな選択肢ということになるんです。

ビックリマン高田

デッドウォークもクランキングも、使用するタックルによってはアクションの質が大きく変わってきます。
 
ティップが入らない棒のようなロッドを使うと良い動きは出ませんよ!

    トランスセンデンス エンハンス 65B+

    全長6ft5in-7ft5in
    仕舞寸法620mm
    継数4+1
    ルアー35-200g
    ラインPE3-8号

    クラッシュ9を扱うにおいて、個人的にはほぼパーフェクトといっても過言ではない竿。

    遠投性と操作性と掛けてからの柔軟性を含め、クラッシュ9の能力を100%引き出せる一本です。

      シマノ 23 カルカッタコンクエスト MD 300XG

      ギア比7.5
      最大ドラグ力8kg
      自重335g
      糸巻量ナイロン(lb-m)20-160, 25-135
      糸巻量PE(号-m)4-180, 5-140, 6-120
      最大巻上長101cm/ハンドル1回転
      ハンドル長さ45mm

      剛性の高い300番台のリールがおすすめです。

      エクストラハイギアは首振りアクションを出しやすいですが、クランキングメインで使うならハイギアかノーマルギアを選ぶと、巻き感が安定しやすく快適に扱えます。

      やりきればロクマルに出会えるかも

      ロクマル捕獲率が高いクラッシュ9。

      もちろん簡単に釣れるわけではないので、投げ続ける精神力は必要です。

      でも、その価値がありあまるほどにロクマルを引き寄せるのがこのルアー。

      一生に一回の釣り人生。夢のロクマル目指してこの春はクラッシュ9を投げてみてはいかがでしょうか?

      クラッシュ9の実釣動画もチェックしてね!

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