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数釣りが楽しめるウェーディングメバルとは!?その魅力や釣り方をご紹介

ウェーディングというと、シーバスをイメージする人が多いのではないでしょうか。

しかし、最近ではメバリングでもウェーディングをする人が増えています

そこで本記事では、ウェーディングメバルについて詳しくご紹介します!

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目次

ウェーディングメバルとは

ウェーディングメバルとは、ウェーダーを着用し、入水してメバリングをする釣りのこと。ウェーディングはシーバスのイメージが強いものの、メバリングでもマニアの間で密かに人気を集めています。

今回はそのウェーディングメバルの魅力と釣り方、また注意点についてお届けします。

山下
筆者もウェーディングメバルの魅力に取り憑かれている一人。メバリングをするときは、90%以上ウェーディングで楽しんでいます。

ウェーディングメバルの魅力

メバリングは、寒さ厳しい時期に成立するルアーフィッシングです。そんな寒い時にウェーディングするのかと敬遠する人も多いはず。

正直なところ、筆者もメバリングにおいてのウェーディングの必要性に疑問を感じていました。

しかし、寒くてもウェーディングするのは多くの魅力があるから。具体的にどのような魅力があるのか、ご紹介していきます。

数釣りを楽しめる

ウェーディングでメバルを狙う最大の魅力は、数釣りが楽しめること。

昨今メバリングの人気が上昇し、多くの釣り場で魚への人的プレッシャーが高まっています。

ウェーディングをすれば魚に近づけるのはもちろん、狙えるポイントも無数に広がり、ルアーに対してより反応しやすいメバルを狙えるのです。

山下
その結果、ウェーディングだと数釣りを楽しみやすいというわけです。

大型メバルのチャンスも増える

大型メバルのポイント

沖にメバルが釣れそうな根があり、遠投してもルアーが届かず、歯がゆい思いをしたという人も多いはず。ウェーディングであれば、沖にある根に近づいてアプローチできる場合があります。

沖にあるポイントは、大型のメバルがいることも少なくありません。ウェーディングをして沖を探ることで、おかっぱりよりも大きなメバルに出会える確率もアップするのです。

ダイレクトにメバルとのやりとりを楽しめる

ランディング

水面に近い位置でのメバルとのやりとりは、かなりスリリング。ウェーディングでメバルがヒットすると、よりダイレクトに引き味を楽しめます

また、メバルが水面を割ってルアーにアタックしてくるのを、間近で視認できるのも面白いところ。そのヒットする瞬間のドキドキを倍増してくれるのも、ウェーディングメバルの魅力です。

プラッギングと相性が高い

メバルプラッキング

近年人気のメバルプラッギングとの相性が高いのも魅力的。比較的水深が浅く、高活性なメバルが多いウェーディングゲームでは、表層付近を探れるプラグだけで多くの釣果を見込めます。

プラッギングで釣果を出したいという人は、ウェーディングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

山下
筆者もウェーディングでは、プラグのみでメバリングをしています!

狙い目の時間帯とフィールド

フィールド

ウェーディングメバルは、通常のメバリングと同様で、ナイトゲームがメインです。

しかし、安全にウェーディングゲームを楽しむためには、昼の明るい時間帯に一度ポイントに訪れておくのがおすすめ。明るい時間にポイントをチェックしておくと、足場が悪い場所や移動をするときの目印を把握でき、安全を確保できます。

おもに狙い目となるフィールドは、平磯サーフ干潟の3つ。それぞれのフィールドの特徴について、詳しく解説します。

平磯

ウェーディングの移動

起伏の変化が少ない遠浅の平磯は、ウェーディングメバル格好のポイントです。とくに海藻が生えていたり沖にブレイクがあったりする平磯は一級ポイント

ただし、水深が深く起伏の変化が激しい磯は危険なので、ウェーディングしないようにしましょう。

サーフ

サーフ

海藻が生えているサーフでも、ウェーディングメバルが成立します。サーフには、捕食を積極的にする活性が高いメバルがいる場合があり、レスポンスよく探れるのが魅力的。

サーフは広大なポイントで狙いを絞りにくいですが、ランガンすることで多くの釣果に恵まれます。

干潟

干潟

干潟とは、潮位が低くなると露出する浜のこと。メバルが生息している地域であれば、干潟でもウェーディングゲームが成立します。とくにアマモが生えている干潟は一級ポイントです。

干潟はサーフ同様、ランガンしながら広範囲を探ることで、釣果アップを目指せます。

ウェーディングメバルのタックル

ウェーディングメバルでは、ジグ単でメバリングをするタックルでも楽しめます。しかし、プラグの出番が多いため、メバルプラッギングに使えるタックルが最適です。

では、具体的にどのようなタックルが適しているか、詳しく見ていきましょう。

ロッド

ブルーカレント3 69

ウェーディングメバルでは、6〜8ftほどの長さのロッドが最適。

UL〜Lクラスで、プラグとの相性が高い、チューブラーティップを搭載したモデルがおすすめです。

ヤマガブランクス ブルーカレント3 69

全長 6ft9in
自重 66g
継数 2本
仕舞寸法 106.5cm
ルアー重量 JH0.3-7g/Plug1.6-5g
PEライン適合 0.08-0.4号
ナイロンライン適合 1-4lb
フロロライン適合 1-4lb

リール

2000番のスピニングリールがウェーディングメバルには最適。

ギア比は、プラグをスローに動かしやすいパワーギアやノーマルギアをおすすめします。

ダイワ 25 カルディア FC LT2000S

ギア比 5.1
自重 165g
最大ドラグ力 5kg
巻取り長さ 67cm
PEライン糸巻量(号-m) 0.3-200
ナイロンライン糸巻量(lb-m) 3-150

ライン

弾丸ブレイドX4

ラインは、PEライン0.4号にフロロカーボンリーダーの8lbをセットするのが基本。大型メバルが釣れるポイントでは、PEライン0.6号にフロロカーボンリーダーの10lbを使用する場合もあります。

ルアー

プラグ

ウェーディングメバルでは、表層を探りやすいプラグがおすすめ

プラグの種類としてはトップウォーターシンキングペンシルミノーの3つが基本。なかでも幅広いレンジを探れ、かつ遠投性能が高いシンキングペンシルは汎用的優れるため、必ず用意しておきましょう。

山下
筆者がウェーディングメバルで重宝するプラグをご紹介します!

ジャングルジム マリコロング

全長 55mm
自重 2.7g

ドリフト性能に優れたおすすめのシンペン

ソリッドボディを採用しドリフト性能に優れたシンキングペンシル。横風や流れがあるときでも姿勢が安定するため、ドリフトしやすいのが魅力です。

ダイワ 月下美人 澪示威 SOLID 50S

全長 50mm
自重 2.4g

遠投性能が高いのが魅力

遠投性能が高く、広範囲を探りたい場面で重宝するのが澪示威 SOLID 50S。比重が低い素材を使用し、スローリトリーブでも表層付近を探りやすいのも特徴です。

スミス メバペン Jr

全長 39mm
自重 2g

トップウォーターの定番商品

トップウォーターを使用したい人は、メバペン Jrを要チェック。フローティングで水面を探りやすく、表層を意識する高活性なメバルからの反応を探れます

アクアウェーブ シャローマジック

全長 45mm
自重 1.8g

喰わせ力抜群のミノー

アタリがあってもなかなかフッキングしない、そんなときに使用したいのがシャローマジック。喰わせ力が高く、低活性のメバルでもフッキングしやすいのが魅力です。

ウェーディングメバルの装備

ウェーディングメバルの装備

ウェーディングメバルは、暗闇で入水することが多いため安全装備が重要です。

では、どのような装備が必要か具体的にみていきましょう。

ウェーダー

ウェーダー

ウェーダーは、入水しても水が染みてこない防水ウェアです。ウェーディングメバルでは、胸の位置まで高さがあるチェストハイタイプが最適。また、海藻や岩の上をあることが多いため、ソールはフェルトピンがマストです。

ウェーダーの素材は非透湿のナイロン、またはネオプレンがおすすめ。春・秋は非透湿、真冬はネオプレンのように使い分けましょう。

シマノ ハイパーウェーダー(チェストハイ・カットピンフェルトソール)

カラー ブラック
素材 ナイロン
靴底素材 カットピンフェルト

マズメ mazume ネオプレーンウェイダー(フェルトスパイク)

カラー ブラック
素材 ネオプレーン
靴底素材 フェルトスパイク

フローティングベスト

フローティングベスト

ウェーディングメバルでは、足場が悪い場所を移動することがあるため、ロックショアベストがおすすめ

ロックショアベストを着用すると、足元の視野を確保できるので移動も安心です。

山下
ウェーディングメバルであれば、ロックショアベストでも収納は十分。もし収納力が足りない場合には、カラビナ付きのルアーケースをD管につけて持ち運ぶのもおすすめですよ!

双進 RBB ロックショアシューティングベスト

カラー ブラック
サイズ フリー
浮力 7.5kg

ヘッドライト

ヘッドライト

夜がメインのウェーディングメバルでは、安全に移動をするためにヘッドライトが必須

水中の凹凸をしっかりと視認できる、300ルーメン以上の明るさがあるヘッドライトを用意しましょう。

山下
万が一の電池切れに備えて、2個以上携行するのをおすすめします。

フラッシャー

フラッシャー

フラッシャーはフローティングベストの背面に装着し、点灯して自分の存在を周りにアピールするために使用します。

暗闇の中で行うことが多いウェーディングでは必須アイテム。フラッシャーがないと、後ろからルアーを投げ込まれる可能性があるので、必ず装着しましょう。

山下
周りのアングラーと互いの位置を把握し合うことで、安全かつスムーズな釣りが展開できます。

グローブ

グローブ

磯をフィールドとする際は、岩に手をつきながら移動する場合があります。

鋭利な岩肌もあるので、手をつくのは非常に危険。怪我を防止するために、グローブを着用することをおすすめします。

ウェーディングメバルの釣り方

ウェーディングメバル

ウェーディングでのメバルの釣り方は、基本的にはおかっぱりと同様ですが、いくつか異なる点もあります。

ウェーディングメバルの意識すべきポイントを解説していきます。

プラッギングが基本となる

プラグ

水深が50cmにも満たないシャローを狙うこともあるウェーディングメバルでは、基本的にプラグを使用します。ジグ単でもできなくはないですが、根がかり連発になる可能性があります。

また、ウェーディングができるシャローにいるメバルは、活性が高いことが多く、プラグへの反応が良いのも特徴的。プラグを使用することで、活性が高いメバルを効率良くサーチできます。

ロッドの角度でレンジを操作

ロッドの角度

ウェーディングでは、足場が高い堤防とは違い、ロッドの角度でよりプラグのレンジを操作しやすいのも特徴。

ロッドを立てると浅いレンジ、寝かせると低いレンジをプラグが通りやすいことを意識しましょう。

メバルはレンジのちょっとした差で釣果が大きく変わることが多い魚なので、幅広く探ることが大事です。

山下
同じプラグでもロッドの角度次第で幅広いレンジを探れるようになるので、レンジ攻略にはロッド角度が重要といえます。

地形変化を狙う

地形変化

ウェーディングでは、丁寧に地形変化を狙うことが釣果アップに重要です。

ウェーディングメバルで狙いたい地形変化は、ブレイク、根、海藻の3つ。

海藻

海藻や根がなくてもすり鉢状に一部が深くなっていたり、急激に深くなっていたりするポイントは要チェックです。

そのような深みは意外にも、陸から近くにあることも。沖だけでなく、陸から近い場所も探ると一級ポイントを発見できる可能性を上げられます。

ウェーディングメバルで注意したいこと

ウェーディングメバルを楽しむ上で、注意したいことがいくつかあります。ここでは、とくに注意したい3つのことについてまとめます。

移動には細心の注意を払う

ウェーディングメバルでは、岩礁帯や海藻の上を歩くことがあるため、移動するときには転倒しないように要注意。必ずライトで足元を照らし、安全を確認しながら移動しましょう。

メバリングシーズンの冬から春は、海藻が生い茂っていることが多く、非常に滑りやすいです。そのため、移動するときには海藻を避けて歩くと、滑って転倒する可能性を下げられます。

山下
初めてのポイントでは、明るいうちに入釣ルートを確認しておくことも重要。入釣ルートを確認するときには、暗くなってもわかる目安になるものを決めておくと、より安全を確保できます。

決して無理をしない

ウェーディングは危険

ウェーディングをしていると、あと一歩先に立ちたいと無理をしたくなることも。しかし、ウェーディングでは無理は禁物です。

とくに足場が悪いポイントでウェーディングをするときには無理をせず、安全を確認しながら釣りをしましょう。

山下
明るいうちにどこまで立ち込むか決めておき、それ以上は立ち込まないことも重要です。また、慣れたポイントでも、ある程度の釣行計画を立てておくことが、安全に釣りをする上で必要です。

干満差を考えて釣りをする

タイドグラフ

ウェーディングメバルでは、深い場所を歩き、浅い岩場に渡って釣りをすることがあります。干満差を把握しておかないと、潮位が高くなるタイミングで水深が深くなり陸に戻れなくなることも。

そんなトラブルを避けるために、必ず潮位を確認しておきましょう。

山下
安全に釣りをする上でも、より釣果を出す上でも、潮位が重要です。潮位も考慮して釣行計画を立てることをおすすめします。

ウェーディングで新たなメバリングの魅力に浸ろう

ウェーディングメバルは、おかっぱりのメバリングより、さらにエキサイティングな釣りです。水面に近づき、よりメバルとのやりとりをダイレクトに楽しめます。

人的プレッシャーが低く、数釣りしやすいのもウェーディングメバルの魅力。安全には十分に注意し、魅力満点のウェーディングメバルを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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