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冬のネオプレーンウェーダー

冬の防寒対策の定番!厳寒期のウェーディングにおすすめのネオプレーンウェーダー

低水温期になる冬のウェーディングにおける防寒対策の定番といえば「ネオプレーンウェーダー」今回はネオプレーンウェーダーの中からおすすめ7選を紹介します。ウェーダー購入後の後悔がないように、自分にしっかり合ったものを選びましょう。

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目次

アイキャッチ画像出典:PhotoAC

ネオプレーンウェーダーについて

冬のネオプレーンウェーダー

出典:PhotoAC

ネオプレーンウェーダーは合成ゴムから生まれた生地が使用されたウェーダーの名称。密度が高くため空気も水も通さず、保温効果が高いことが特徴です。寒くて苦行ともいえる冬のウェーディングの救世主です。

“ネオプレーン素材”とは

「ネオプレーン」という呼び方はアメリカのデュポン株式会社による開発商品名で、この素材の科学的な名前は「クロロプレン」と呼ばれています。つまり「ネオプレーン」と「クロロプレン」は呼び方が違うだけで、実は同じ素材なのです。

ウェーダーにおいてもメーカー表記が異なる場合がありますが、素材は同じということを覚えておきましょう。

なぜ冬でも温かい?

ネオプレーン素材が温かい理由ですが、ネオプレーンゴムにはたくさんの気泡がくっついた状態ではなく独立した状態で閉じ込められています。気泡が独立しているために、熱の対流が起こりにくく断熱材の役割を果たすため、温かさが持続する仕組みになっています。

夏の利用は?

防寒性に優れているネオプレーンのウェーダーは夏場の利用には向いていません。透湿性や通気性がないので、汗をかいても蒸発しないでウェーダーの中に汗だまりができてしまいます。風が通らないので蒸し暑く、不快感は計り知れません。夏場は防水透湿素材のウェーダーの利用がおすすめです。

ネオプレーンウェーダーの選び方

ひと口にネオプレーンウェーダと言ってもたくさんの種類があります。初めて購入される方はそれぞれのタイプの特徴について把握しておきましょう。

ラジアルソールタイプ

ラジアルソール

出典:Amazon

ラジアルソールタイプとは、ラバーやゴム素材のごつごつしたソールがついたシューズとウェーダーが一体になっているタイプです。ブーツのグリップが強いので、堤防やサーフ、船上では快適に使えます。しかし濡れた石の上や苔の生えているところでは非常に滑りやすいので、渓流での使用は不向きです。

フェルトソールタイプ

フェルトソール

出典:Amazon
ブーツタイプのウェーダにはラジアンソール以外に、フェルトソールタイプも選べます。フェルトソールは渓流や磯で滑りにくく歩きやすいのですが、砂浜ではフェルトに砂が入り込んでしまうので不向き。より滑りにくくするため、ピン状のスパイクをフェルトに打っているタイプもあります。

ストッキングタイプ

ストッキングタイプ

出典:ダイワ

ストッキングウェーダーはウェーダーの上からウェーディングシューズを履くため、動きやすいのがストッキングタイプの長所です。しかし、ネオプレーン素材のストッキングタイプはラインナップが少ないことが難点。どうしてもという場合はワンサイズ・ツーサイズ程度大きなものを選び、インナーを重ね着して着用しましょう。

2018年の秋、ダイワよりクロロプレン×ストッキングタイプのウェーダーが販売決定。上部画像が同一商品です。気になる方はチェックしてみましょう!

▼動きやすさを求めるならストッキング一択!?

素材の厚み

メジャー

出典:PIXTA

ネオプレーンの厚みはメーカーラインナップにより異なります。機能について言えば生地の厚みがある方が保温性が高くなりますが、薄い生地の方が機動性は良くなります。ウェーダーではエントリーモデルは4ミリ、ミドルレンジ以上で5ミリという厚さが主流になっています。

サイズの選び方は?

ウェーダー着用

出典:PhotoAC

ネオプレーンのウェーダーは寒い時期に使用する場合、ウェーダーの中に防寒着を着込むことを念頭に置いてサイズ選びをしましょう。インナーを着て試着するのが一番安心ですが、夏場のウェーダーよりもややゆとりのあるサイズを選ぶことをおすすめします。

アンダーウェア

スパッツ

ネオプレーンの下に着るインナーはレギンスやタイツが基本。ですが、低水温期にウェーディングする場合はそれでは足りないことも。そんな場合はデニムパンツを重ね着がおすすめです。暖かさがアップするだけでなく、転倒した時に丈夫な生地に守られるためケガの防止にもなりますよ。

ネオプレーンウェーダーおすすめ7選

ネオプレーンウェーダーは様々なメーカーから発売されていますが、生地の厚みや価格が大きく異なるので選ぶときに注意が必要。ネオプレーンウェーダーを製造しているメーカの特色と、おすすめのネオプレーンウェーダーを紹介します。

プロックスのネオプレーンウェーダー

プロックスは国内釣り用具総合メーカー。多くの人が気軽に釣りを楽しめるよう、求めやすい価格設定が強みといえるでしょう。

激寒の渓流に!保温性抜群の4mm厚ネオプレーン

エクセルのネオプレーンウェーダー

エクセルは鮎製品でも有名なメーカー。鮎釣り師から人気なだけあり、リーズナブルで堅牢な作りの商品が特徴です。

4mm厚地とハンドウォーマ付きで冬でも温か

エクセル ネオプレーンウェーダー  フェルト

素材:クロロプレーンラバー(4mm) 靴底:フェルト サイズ:S、M、L、LL、3L、4L

エクセル クロロプレーンウェーダー ラジアンソール

素材:クロロプレーンラバー(4mm)/ナイロンジャージ 靴底:ラジアル サイズ:S、M、L、LL、3L、4L

マズメのネオプレーンウェーダー

マズメはシーバスゲーム界きってのカリスマである大野ゆうき氏が手掛ける人気アパレルブランド。同ブランドからもネオプレーンウェーダーが販売されており、デザイン・機能に優れたラインナップはシーバスアングラー以外からも人気を集めています。

ストレッチネオプレーン採用で機動力◎

マズメ ネオプレーンウェイダー フエルトスパイクモデル

素材:ネオプレーン(4mm) 靴底:フェルト サイズ:M、L、LL

▼マズメのウェーダーをまとめて紹介!

パズデザインのネオプレーンウェーダー

パズデザインは、開発に時間をかけ機能とデザインで妥協をしないフィシングアパレル・ギアメーカー。素材にこだわり、丈夫で動きやすいのが特徴です。

プロも着用する人気モデル!5㎜厚で寒さもへっちゃら?

パズデザイン PSL ネオプレーン ハイバックブーツ フットウェーダー

素材:ネオプレーン5mm厚 靴底:スパイクピンフェルト サイズ:XS、S、M、L、XL、3L

▼合わせて装備したいパズデザインのフローティングベスト!

ダイワのネオプレーンウェーダー

日本の釣り具メーカーをけん引する釣り具総合メーカーのダイワ。釣りがしやすい、履きやすさにこだわったウェーダー作りにこだわりを感じます。着ぶくれが分かりづらいタイト気味なデザインが多く、デザイン性にも優れています。

保温性と機動性を両立した高機能ウェーダー

見た目がスリムで水の抵抗を受けにくいタイトスタイル

ダイワ タイトフィットソルトクロロプレンウェーダー

素材:クロロプレン(4.5mm) 靴底素材:フェルト サイズ:M、L、LL、3L

ネオプレーンウェーダーの修理

ウェーダーは消耗品。とはいえ、安い買い物ではないので出来るだけ長く使いたいものですね。ネオプレーンの部分の小さめの穴あきやキズであれば、DIYで修理することができます。ウェーダーの補修キットが販売されているので穴あきやキズの位置を特定し、補修に挑戦してみましょう。

補修・修理方法

 

補修・修理方法

出典:ダイワ

修理の傷の位置を特定したら印をつけて見やすくしておきます。補修用のテープをキズや穴の大きさより大きくカットして、補修箇所に裏から貼りつけます。補修ボンドをネオプレーンに刷り込むようにぬりつけて圧力をかけて密着させ、充分に乾かします。ボンドが固まったら補修完了です。

何よりも破れる前の手入れが大切

物干し

出典:pixabay

ネオプレーン素材のウェーダーを長持ちさせるには普段の手入れが重要です。釣り場から帰ったら、必ず水道水で手洗いして塩気や汚れを落とし、陰干しをします。お湯や洗剤、洗濯機を使ったり、直射日光に当てて乾かしたりすると劣化を早めてしまいます。また素材は熱に弱い性質があるので、車のトランクに積みっぱなしなどは避けましょう。

冬の釣りではアリとナシで釣果が分かれる?

冬の釣り場

出典:pixabay

寒くて集中しづらい厳寒期。ウェーディング最中にみるみる体温が下がり、集中が途切れてリタイアということもあるでしょう。集中力を持続させ続けるためにも防寒対策はマスト。冬の立ち込み時はぜひネオプレーンウェーダーを利用してみてください。

▼ウェーディングをする際は必ずチェック!