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オモリグの釣果

イカメタルマニアが語るオモリグのコツ8選!釣り座・ロッドワーク・ハリスの長さ etc……

現在のイカメタルシーンで注目度が高まっている、オモリグ。

オモリグは中オモリ式の仕掛けなので、その特性を理解して使うことが大切です。

釣り座やロッドワーク、ハリスの長さなど、オモリグのコツを詳しく解説します!

目次

アイキャッチ画像撮影:TSURI HACK編集部

オモリグの釣果を伸ばすには……

オモリグの釣果

近年大流行中のイカメタルですが、その中でも中オモリを用いた「オモリグ」の注目度が上がっています。

シンカーから伸びた長いハリスによって、エギをナチュラルにフォールさせられるので、オバマリグとは違ったアプリーチが可能です。

本記事では、イカメタルマニアの筆者がオモリグで釣果を伸ばすコツを紹介します!

▼オモリグについてはこちらで解説しています。

オモリグのコツ8選

ハリスの長さを使い分ける

ハリスの長さは、潮が速い場合は1.5m、潮が緩い場合は1mまでを目安に調整してください。

長いハリスは沈下姿勢が自然でフォールも長くなるので、イカは抱きやすくなりますが、アタリを取りにくくなります。

そのため、潮が流れていてハリスを張りやすい場合のみ1.5m程度にし、ハリスが緩みやすい場合は80cm〜1m程度にするのが無難です。

ハリスが短いとアタリを取りやすいうえに、キャストもしやすくなります。

太いハリスを使う

オモリグのハリス

ハリスの太さは、4〜5号の少し太めがおすすめです。

細いハリスを使うと絡みやすくなり、さらに絡んだ時に解きにくくなります。

オモリグはその構造上、イカがシンカーまで引っ張ってようやくロッドにアタリが出るので、ハリスの太さで感度が大きく変わることはありません。

実際に検証してみたところ、細ハリスでも太ハリスでもアタリの数にほとんど差はなく、ハリスを太くするデメリットはほぼ無いと思います。

むしろ、トラブルが無いのでその分だけ釣果は伸びますね。

シンカーの号数でオマツリを回避

オモリグ用シンカー

オマツリを防ぐために、オバマリグより5号程度の重たいシンカーを推奨します。

オモリグはエダスが長いため、少しでも流されると周りの人の糸を拾ってしまい、潮の方向によってはかなり迷惑をかけてしまいます。

乗合船では、オマツリを避けるのも釣果を伸ばすコツなので、無理に軽いシンカーを使うのはやめましょう。

ただし、潮が緩い状況やイカのタナが浅い時など、オマツリしにくい条件であれば軽いシンカーも試してみてください。

シンカーが軽い分だけアタリがわかりやすくなり、フォールスピードもスローにできます。

潮の向きを考える

オモリグは、足元から潮が出ていく“払い潮”がやりやすく、自分側にむかってくる“当て潮”は不向きです。

アンカーを打つ場合は、トモ側(船尾側)に潮が流れることが多くなります。

また、トモはキャストして探れる面も広いので、釣座を選べるならトモ側がおすすめです。

ただし、潮流や風向きはポイントに着いてみないとわからない部分もあるので、現場で流れの向きや強弱を確認しましょう。

パラシュートアンカー(シーアンカー)を入れる場合は、風向きと潮流のバランス次第ではトモ側が潮上になることもあります。

ロッドワークでフォールスピードを調整する

明るい時間などのボトムを狙う場合は、シンカーを引っ張ってカーブフォールさせるのも有効です。

ジャーク後にゆっくりと穂先をさびいて、リグを平行移動させるイメージ。

緩い潮の場合、そのままフォールさせるとすぐに着底してしまうので、シンカーを引っ張ることでアピール時間が長くなります。

また、シンカーを引っ張っるとハリスも張れるので、潮が緩くてもアタリを取りやすいこともメリットです。

カラーローテションを早めに

オモリグのエギ

基本的にオモリグは、エギ1個だけの仕掛けなので、面倒くさがらずにカラーチェンジをマメに行いましょう。

反応が無い時に変えるのはもちろん、その色で釣れていても数杯釣ったら変えるなど、どんどん変えていくことでイカがスレるのを防げます。

つまり、当たりカラーを探すだけではなく、色を変えることそのものに意味があるわけです。

実際、1色だけでアタリ続けることは少なく、ローテーションを続けた方が圧倒的に数が伸びますね。

シンカーはグローとブラックを使い分ける

オモリグのシンカー

シンカーのカラーは、発光によってイカを寄せられるグロー(蓄光)系がおすすめです。

シンカーのカラーまで細かくローテーションし始めると、考える要素が増え過ぎて釣りが難しくなるため、それ以上(グローピンクやグローオレンジの違い)を考える必要は無いと思います。

ただし、エソやシイラ、サゴシなどの活性が高い場合は、グローだと魚を寄せて仕掛けのロストに繋がるので、そういった時は黒いシンカーでアピールを落とすのが有効です。

リールは4000PGがイチオシ

オモリグのリール

オモリグは重い仕掛けを巻き上げ、それに付いたイカの回収を繰り返す釣り。一度経験された方はわかると思いますが、想像以上にハードです。

ハードな一方でアタリを取る繊細さも求められるので、人間の疲労を軽減して集中力を保たせることも大切。

筆者は元々2500番サイズのハイギアのリールを使っていましたが、4000番のパワーギア(ローギア)に変えたら一気に疲労が少なくなりました。

それに加えて、リールのハンドルを70mmのロングハンドル(リブレのライトアーム70)に交換すると、さらに快適に。

ハードで繊細な釣りゆえに、人間の能力を下げないことも釣果を伸ばすコツだと思います。

シマノ ツインパワー 4000PG

自重:260g
ギア比:4.4
最大ドラグ力:11kg
巻取り長さ:72cm
糸巻き量:PE1号-490m
ベアリング数:9/1

リブレ ライトアーム70

対応機種をよくご確認の上、ご購入ください。

オバマリグとの使い分けも大切!

オモリグで釣ったイカ

オモリグはナチュラルにアピールできるので、とくに喰いが渋い状況や大型狙いで威力を発揮します。

しかし、仕掛けの構造上感度が低くて絡みやすく、不向きな潮もあるので、万能なわけではありません。

オバマリグとの使い分けも釣果を伸ばすコツなので、お忘れなきよう!

画像提供:tsuki

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