ノーシンカー
スモールでのノーシンカーと言えば、水面ORボトム。同じリグでも狙いは両極端。それぞれ紹介していきます。
①表層系ワームの表層I字、水面放置、トゥイッチ。
②シャッドテールワームの表層ピロピロ。
③イモ系ワームのボトムズル引き&ステイ。
④バンクのエビ食いバスに対してのイモ系のフォール。
上記4つが定番メソッドでしょうか。
なぜスモールで有効なのか
スモールを釣る上で“表層”と“ボトム”は狙う層の定番。(ラージもか……笑)
やはりルアーの観察能力に優れるスモールを騙し易いんだと思います。
表層は表層系ワームノーシンカーの独壇場ですし、根掛かりが多い岩場でボトムを確実に這わせるには、ボトムを取れさえすれば、やはりノーシンカーほど根掛かり知らずのリグはありません。
イモ系ワームについては、スモールの遺伝子にそれを好む事が刻まれているような気がします(笑)
イモがボトムを這う様子、落ちる様子は確かにゴリやエビのそれと似た雰囲気です。
表層系の得意なシチュエーションや出しどころ
表層系ワームはやはり魚の目線が上の時。朝夕やローライト時。晴れていてもベイトが水面付近に居てボイルが頻発する事もあります。
基本的に穏やかめなら水面に完全に浮くタイプ、荒れれば水面下が良くなりますが、桧原湖を例にすると風速4mくらいまでの風下の波くらいなら、水面放置したノーシンカーも難なく見つけて食いに来ます(笑)
4mよりも荒れると、流石に水面下に沈めた方が良くなりますが、少し沈めさえすれば結構荒れていても、問題なく食って来ます。
また、波風があれば同じ水面系でもハードルアーが有効な事が多々ありますが、穏やかな時はワームの独壇場となるので覚えておいてください。
イモ系の得意なシチュエーションや出しどころ
イモ系ノーシンカーが活躍するのは先述した通り。ライトキャロでは引っ掛かってしまうような場所と、バンクのエビ食い、もしくはイモムシ食いの魚を狙う時。
シンカーを使うリグでは引っ掛かってしまう場所は言わずもがなノーシンカーが大活躍する訳ですが、水深次第ではネイルシンカーを入れて調整するのも良いです。
イモ系のノーシンカー、もしくはストレートワームを切り、イモムシ風に曲げてフックセットして、着水後フリーフォールさせると、どんどん食って来るなんて事があります。
まとめ
ずいぶん長く書いてしまいましたが、やはり感覚器官が優れるスモールをいかに騙すかがライトリグで釣るキーだと思います。
が、しかし、ラージとスモールの違いを意識し過ぎると、かえって釣りが難しくなることも。