等速巻きがすべてではない

タイラバは等速で巻くことがセオリーとなっていますが、筆者はそれがすべてではないと感じています。
少し解釈を変えて、「アタリがあっても巻き続ける」という風に考えるようにしました。
「速度は一定じゃなくても釣れる」と思い始めたのが、今から6年ほど前です。
途中から高速巻きに

過去に、回収(高速巻き)に移行した数秒後に「ゴンッ!」ということが何度もありました。
それ以降、魚探にマダイが映った時に途中から高速巻きに変えるのを試してみたところ、速度が変化したタイミングにバイトが集中。
おそらく、タイラバを追尾していたマダイが、速度を上げたことで思わず口を使ったのだと思います。
マダイもフィッシュイーターなので、逃げるものを追いかけたくなるのは間違いないでしょう!
徐々にスピードアップ

徐々にスピードアップするのも良くバイトが出ます。
徐々に真鯛を狂わせ、追わせて喰わすことをイメージし、中速→高速→超高速といった具合で速度を変化させましょう。
高速〜超高速くらいのスピードの時に喰ってくると、かなり深いバイトが多いですよ。
超高速巻きでも喰う
タイラバはゆっくり巻くイメージが強いと思いますが……
上の動画のように、1秒間にハンドル4〜5回転の速度でも難なく喰ってきます。
そもそも、マダイは流れの強い外洋を泳ぎ回っているわけですから、この程度のスピードなら追いついて捕食できるのは当然ですね。
ハイギアかパワーギアか?

タイラバではパワーギア(ローギア)を使うのが一般的かもしれませんが、筆者はハイギアを好んで使います。
なぜかというと、パワーギアには出せないスピード域があるからです。
正直、超スロー域やファイト時はパワーギアに分があると思いますが、筆者は速度変化などを利用して仕掛けるのがタイラバの醍醐味だと考えています。
そのため、対応する速度域が広いハイギアの方が筆者のスタイルに合っているわけですね。
少し変化を加えてみては?

ゆっくり等速に巻くのがタイラバの基本だと思いますが、長年やっているとその限りではないことがわかりました。
海域によってもマダイの食性等は差があるので一概に言えませんが、速度やその変化によって釣果が変わるのは事実でしょう。
ぜひ今回の記事を参考に、巻き速度についていろいろ考えてみてくださいね!
筆者の紹介

ちゃったTV なおと
ベイトシーバス歴15年超え。京都を中心に活動するマルチアングラー。
ライトゲームからオフショアまでマルチに釣る。最近はベイトタックルを用いて、さまざまな魚種を釣ることにハマっている。






