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春の琵琶湖攻略

【琵琶湖バス釣りレポートVol.3】春本番!スポーニング真っ只中の琵琶湖を攻略

琵琶湖ガイドの古瀬泰陽が春の琵琶湖をレポート!南湖では水温14℃台まで上昇し、一気にスポーニングが進行しました!産卵のため雄雌ペアでの行動が目立つ中、食い気が無い状況。バイトが少なくシビアな現状ではありますが、スポーン一歩手前の個体を探して釣っていきます。

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目次

記事内画像撮影:古瀬泰陽

スポーニングが完全に始まった南湖


2021年3月最終の満月大潮を過ぎたあたりから、極端にスポーニングが進行した南湖。

ハードボトムの点在するエリアではネストだらけと言った状況です。

この状態になると食性が全くなくなってしまうので、ネストが多いエリアを外したベイトが絡む場所をランガンしながら、まだ産卵に絡んでいないバスを探していきました。

ランガンをする上では釣りのテンポが大切になるので、巻きの釣りが主体となります。

ネストを避けたエリアでランガン!


しっかりベイトとリンクしている場合はアラバマで流していき、ベイトではなくウィードの面を探っていく場合にはスイムジグがお勧め!


スイムジグは、中層ではなく底スレスレを巻き、たまにウィードにタッチするように扱うとリアクションの要素も加わり食ってきます。

この釣りで最も大切な事がウィードの種類。

カナダ藻の新芽がある所でのバイトが多いので、少し硬い感触のウィードを探す事が重要になります。

中層攻略がキモとなる北湖

北湖はスポーニング直前で気難しくセレクティブなバスが多くなっています。

パターンが日替わりで、掴みどころが無いのも特徴の一つ。

私の場合では迷走を避ける為

「ボトムOR中層」

という二択のみで北湖に挑む事が多いですが、中層が良い場合の方が圧倒的に多い状況です。

中層攻略にはミドストがオススメ!


近年、サカマタシャッド等のジグヘッドを使用するボトストが流行っていますが、完全に中層のミドストにも好反応!

バスがいるレンジの少し上をイメージしながら釣っています。

推奨タックルは

Lクラスのスピニングで長さは6.5〜6.8フィート程度。

ラインはPEライン工0.8号にフロロ12〜16lbリーダーがベスト!


ティップでラインを小刻みに叩きながら、余ったラインをリーリングで回収するのがコツ。

難しいイメージを持たれる方も多いミドストですが、じつはレンジがアバウトでもバイトやチェイス等意外とバスからの反応があるので臆せず挑戦してみて下さい!

 

春の琵琶湖一押しルアー

スイムジグ

▼ジグ


ウィードに当たった時の引っ掛かりと抜けのバランスが整ったジグ。

どんなスピードでも姿勢が変わる事がなく、様々なレンジでの使用が可能です。

▼トレーラー


スイムジグのトレーラーとして定番のワーム。ワイドアクションとロールを併せ持っていてリアクションを効かせやすいワームです。

グラスリッパーとの組み合わせでは針持ちも良く扱いやすい!

ミドスト

▼ソフトベイト(ワーム)


ボディ形状からミドストの際のロールをさせ易いワーム!

フルキャストを繰り返すとワームの頭が裂けてくるので接着剤で補強してから扱う事をオススメします。


張りのあるボディで、ミドストという弱波動な釣りでも広範囲にアピール!

少し濁りや風がある状況下で使用しています。

▼ジグヘッド


ミドスト専用設計でロールに特化したジグヘッド。

独自のワームキーパーではワームが簡単にセットできます!

フック自体も強くビッグフィッシュが食ってきても安心してやり取りが可能です。

スイムジグ一押しタックル

ウィードに当たった時の抜け方が重要なスイムジグで、引っ掛かり過ぎず抜ける時にウィードを倒さずに躱してこれる竿が必要。

そしてリーリングしながらウィードの種類も把握できる程の感度も必要となります。

ロッド

メジャークラフト デイズ DYC-68BB ビッグベイトカスタムモデル

全長:6.8ft 継数:1 ルアー:1-3oz ライン:16-30lb アクション:レギュラーファースト

前回の記事ではアラバマに適した一本と書きましたが、扱い方を変える事でスイムジグにも対応してくれる68B。

リーリングの際に竿とラインの角度を90°近くにして巻き、ティップの張りでウィードを躱してくるとオートマチックに良いアクションを出してくれます。

リール

ダイワ スティーズ A TW 1016L-CC

自重:190g ギヤ比:5.3 ドラグ力:最大6kg 糸巻量1:ナイロン 14lb-115m 巻上長(ハンドル1回転あたりの長さ):56cm スプール寸法:径34mm ハンドル長さ:90mm

スイムジグをウィードにコンタクトさせ、抜けた時に巻き過ぎてしまうとジグが浮いてしまい食わせ辛くなるので、ローギアのリールを使う事で強制的に巻き取り過ぎを防いでいます。

巻き心地も軽く竿の感度の方に集中でき、ウィードの種類判別や突然のバイトにも対応し易くなります!

ライン

ダイワ モンスターブレイブZ 400m 18lb ・ 20lb DAIWA

 

フロロカーボンライン400m巻き(80m毎・100毎にマーキング付き)18lb・20lb

16lbではビッグフィッシュが掛かった時に少々不安……しかし20lbほど太くなくても良い。

そこで中間の18lbというラインナップがあるモンスターブレイブはオススメ!

春はスポーニングもありセンシティブな季節


春はバスのスポーニングで、子孫繁栄の為に重要な季節。

ネスト(産卵床)の釣りを完全否定はしませんが、ブラインドで釣ったとしてもネストの魚という可能性は否定できません。

その為、ハードボトムのエリアを避けたり、ボトム一点で誘うような釣り方をしないようにする事で少しでも確率を下げられます。

春はバスの子孫繁栄の為の季節という事を十分理解した上で釣りを楽しみたいですね!

ライタープロフィール

古瀬泰陽

株式会社EMPIREの代表取締役。

琵琶湖ではバスフィッシングガイドを行い、アパレルブランドFIELDCULTUREを経営しています。

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