メクリアジ

【究極の美味】「メクリアジ」の釣り方を元釣具屋が解説!食べたら感動します

2022/10/20 更新

大阪湾でわずか3ヶ月の間だけ釣れる「メクリアジ」という魚をご存知でしょうか?市場にはあまり流通しませんが絶品のブランド魚なのです。そんなメクリアジの釣り方を詳しく解説します!

目次

アイキャッチ画像提供:tsuki

ブランド魚「メクリアジ」を狙う!

メクリアジ

ブランドアジといえば大分県の「関アジ」が全国的に有名ですが、実は、大阪湾にも絶品のブランドアジが存在するのをご存知でしょうか?

そのアジこそが、今回紹介する「メクリアジ」。

そんなメクリアジを、自身もメクリアジに魅了された1人である元釣具屋の筆者が解説します。

メクリアジとは?

メクリアジの釣果

メクリアジとは、初夏に神戸・明石・淡路島北部周辺の瀬(海中の磯)に付いたマアジのことを指します。良質なエサが豊富にある瀬に付いて丸々と太った25cm前後のアジを、一般的なアジと区別してメクリアジと呼びます。

その最大の特徴は食味の良さで、肉質が非常に良くて脂の乗りが抜群。皮の下に脂を多く蓄えているので、手で簡単に皮をめくることができ、これがメクリアジの名前の由来とされています。

体色が黄色っぽくて体高が高いことが外見上の特徴で、「キアジ」と呼ばれることも。時期が限られていて漁獲量も多くないため、ほとんどが高級料亭や高級寿司店に卸されています。

船から釣るのが一般的

メクリアジ釣り

メクリアジを釣るのは、釣り船(乗合船)からのサビキ釣りが一般的です。一部の堤防や沖堤防からも狙えますが、瀬に付いている魚なので岸から釣るチャンスは少なく、船から釣るのがおすすめです。

シーズン

釣期は6月〜9月頃までの3ヶ月弱ほどと、非常に限られています。

もちろん、アジ自体はほぼ通年狙える魚なのですが、メクリアジと呼べる極上のアジが釣れるのはこの僅かな期間だけです。

ポイント

メクリアジが釣れるポイントは神戸・須磨沖や明石沖、淡路島沖です。

これらのポイントに点在する瀬に船を止め、サビキ仕掛けで瀬についているアジを直撃して狙います。

メクリアジ釣りのタックル・仕掛け・エサ

メクリアジの仕掛け

ここでは、神戸周辺の乗合船でメクリアジを釣る時に用いる、標準的なタックルや仕掛けを解説します。

ロッド

口切れを防ぐために6:4調子の柔らかい船竿を使うのがおすすめです。錘負荷は30号前後、長さは2〜3mを目安にしてください。

タイラバロッドやメバル竿などが流用できます。

ダイワ リーディング 64 SS−210

全長(m):2.10
継数(本):2
仕舞(cm):140
自重(g):90
先径/元経(mm):1.0/8.8
錘負荷(号):10〜50
Jig Wt.(g):20〜80
適合ハリス(号):〜5
カーボン含有率(%):74

リール

リールは小型ベイトリールであればどんなものでもOKです。水深は深くても15m程なので電動リールは必要ありません。

タイラバ用リールやジギングリールなどが流用できます。

ダイワ フネX 100H

自重:190g
ソルト対応/淡水専用:ソルト対応
ギヤ比:6.8
ベアリング数(本体):4
ベアリング数(ローラー部):1
ドラグ力:最大 5.0kg
糸巻量1:PE 1.5号-200m、2号-150m
巻上長(ハンドル1回転あたりの長さ):68cm
スプール寸法:径 32mm
ハンドル長さ:100mm

道糸

メクリアジの平均サイズは25cm前後なので、PEラインの0.8号くらいが丁度良いです。

仕掛け

仕掛けの全長が短くて扱いやすい、堤防用のサビキ仕掛けがおすすめです。ケイムラが効果的で、鈎の号数は7号か8号ぐらいを選んでください。

サビキ仕掛けの下には撒きエサを入れるカゴを付けます。使用するカゴは鉄のドンブリカゴ(鉄ドン)の30号前後です。カゴの号数指定をしている船も多いので、釣行前は確認しておきましょう。

必須アイテムではありませんが、道糸(リーダー)と仕掛けの間にクッションゴムを付けておくと、アジの口切れを軽減できます。

ハヤブサ 小アジ専科 ツイストケイムラレインボー 6本鈎

マルシン漁具 鉄ドンブリカゴ 30号

ヤマリア ミニヨリトリ 1.2mm×14cm

エサ

撒きエサにはアミエビを用います。船内で販売されていることもあるので、あらかじめ確認しておきましょう。撒きエサを切らすと釣れなくなるため、多めに準備してください。

また、アジの喰いが悪い場合はサビキの鈎にオキアミを付けるのもおすすめです。これだけで釣果が大きく変わることもありますよ!

マルキュー くわせオキアミ スーパーハード

メクリアジの釣り方

メクリアジ釣り

メクリアジを釣る際の要点を3つご紹介します!

基本はサビキ釣りと同じ

カゴが着底した後は竿を大きく煽ってアミエビを撒きます。撒いた後はしばらく仕掛けを止めてアタリを待ちましょう。

撒き餌を切らさない

撒きエサを撒いてしばらくアタリがない場合は、エサが切れているかもしれません。この状態で釣りを続けていても他の釣り人の撒きエサにアジが寄っていくだけなので、できるだけマメに撒きエサの確認をしましょう。

アタってもすぐに回収しない

アタリがあってもすぐに巻き上げないのが釣果を伸ばすコツです。アタリがあればそのタナでゆっくり竿をきき上げて、2匹目、3匹目と、連掛けを狙いましょう!

船は純栄丸がおすすめ!

純栄丸の画像

出典:純栄丸

船宿は、神戸市須磨港から出船している純栄丸がおすすめです。

メクリアジ狙いで出船している船は少ないのですが、純栄丸はシーズンに入れば毎年メクリアジで出船しています。

筆者もメクリアジ釣りの際は純栄丸に乗っており、船長さんも親切なので釣りが快適にできますよ。

純栄丸HP

脂ノリノリのメクリアジは絶品。

メクリアジの刺身

脂がノリノリのメクリアジは絶品。あまりの美味しさにお箸が止まりません!

おすすめは定番のお刺身。体温で脂が溶け出すので、調理はスピーディーに行いましょう!

メクリアジのなめろう

なめろうも絶品。普通のなめろうよりも脂で白っぽいのが伝わるでしょうか?

こんなに美味しいメクリアジですが、初心者の方でも釣るのは難しくありません。釣期は短いですが、ぜひメクリアジを狙ってみてください。

きっと食べた瞬間に感動するはずです!

画像提供:tsuki

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