【兵庫県】明石のタコ釣り徹底攻略!乗合船・タックル・コツを解説

関西でもっともホットな釣りのひとつ『明石のタコ釣り』。日本一のブランドタコを船から狙う釣りです。絶品の明石タコが釣れることとゲーム性が人気の理由。ここ数年で竿・仕掛け・テクニックが飛躍的に進化しました。明石のタコ釣りを徹底解説!


アイキャッチ画像撮影:TSURI HACK編集部

明石のタコ釣りについて

明石のタコ釣りの画像
撮影:TSURI HACK編集部
関西圏を中心に爆発的な人気を誇る明石のタコ釣り。食味はもちろん、ゲーム性の高さが人気の理由です。ルアーマンからもエサ釣り師からも注目を集める、明石のタコ釣りをチェックしてみましょう。

日本一の明石タコ

明石のタコといえば、日本一のブランドタコ。時に11ノット(時速20キロ)の速さで流れる潮流は、身の引き締まったタコを育てます。1キロ当たり3,000円の価格で取引される、極上のタコが釣れるのは魅力でしょう。

船タコの流行

近年明石では、船からタコを狙うスタイルが流行しています。ハイシーズンにはタコ専門で出船する釣り船が急増。ジギング船なども、潮が緩く青物の反応が悪い状況では、お土産としてタコ釣りを積極的に行っています。

進化する船タコ

はじめは竿を使わない手釣りで、ごく一部の釣り人が楽しむだけでした。ゲーム性の高さが注目を浴びると、専用ロッドが出現し、タコエギと呼ばれるルアーも登場。タックルの充実とともに、多くのテクニックも編み出されました。

シーズン

ハイシーズンは5月末から10月ごろまでです。しかしタコは年中狙うことができ、通年タコ狙いで出船している船も。夏ごろからは青物や太刀魚が始まるため、乗合船の出船状況を確認しておきましょう。

タコ釣りのルール

明石ではタコに漁業権が設定されています。場所や期間などで漁獲制限があるため、釣り船から楽しみましょう。

おすすめの乗合船

漁業権によって明石のタコポイントに、神戸や大阪の船は入ることができません。明石のタコ釣りを楽しめる、代表的な乗合船を集めてみました。

西海丸

明石市東二見港から出船する、明石を代表するタコ船。乗船料は乗合で6,500円、4名4万円から仕立てもできます。

西海丸 ホームページ

釣船きもと

明石市林崎港から出船する乗合船で、乗船料は6,500円。事前連絡をすれば、明石駅までの送迎をしてくれます。

釣船きもと ホームページ

小松乗合船

明石市林崎港から出船する乗合船です。乗船料は男性が7,500円、女性が7,000円、小学生以下は5,000円。ポイントカードがあり、15回乗船すると1回無料で乗船できます。

小松乗合船 ホームページ

丸松乗合船

明石市明石浦漁港から出船する乗合船です。タコの乗合は6,800円で仕立ても可能。昭和56年創業の老舗釣船です。

丸松乗合船 ブログ

岩澤乗合船

明石市東二見港から出船する乗合船です。乗船料は男性6,500円、女性は6,000円。釣座は先着順のため、早めに到着しましょう。

岩澤乗合船 ホームページ

近藤丸

明石市東二見港から出船する乗合船。乗船料は7,000円で、仕立て船もあります。釣座は予約順に決めるため、早めに予約しましょう。

近藤丸 ホームページ

釣船鍵庄

明石市明石浦漁港から出船する乗合船です。乗船料は大人が7,000円、中学生が5,500円、小学生以下は4,500円。釣座は抽選で決めています。

釣船鍵庄 ホームページ

名田屋

明石市明石浦漁港から出船する、瀬戸内で一番規模の大きい乗合船です。乗合は6,000円で仕立ても可能。事前連絡をすれば、明石駅までの送迎をしてくれます。

名田屋 ホームページ

明石タコのタックル

船タコのタックルの画像 明石のタコ釣りに使用するタックルへ注目してみましょう。さまざまなメーカーから専用品が発売されており、タックルのセレクトは釣果に直結します。

竿

専用のタコ竿は、全体的に張りのあるテンヤ竿と、穂先が柔らかいタコエギ竿に分かれます。タコエギ釣法の流行で、タコエギ竿に人気が集中しており、入門者にもタコエギ竿がおすすめ。

操作性は専用竿に劣りますが、ジギングロッドが流用できます。堤防用のタコ竿もありますが、固すぎて使いにくいため船には向きません。

コスパ抜群の船タコ竿

ITEM
アルファタックル フネタツ 明石タコ180


人気ナンバーワンのタコエギ竿
ITEM
アルファタックル 海人 餌木タコ185


明石タコを冠するテンヤ竿
ITEM
アルファタックル 海人 明石タコ170


超軽量タコエギ竿
ITEM
シマノ ベイゲームX タコエギ


メタルトップ採用のタコエギ竿
ITEM
ダイワ メタリア エギタコ170

リール

PEライン3号が100メートル巻ける、両軸リール(ベイトリール)を選びましょう。底取りが難しく、巻き取り力が弱いスピニングリールは不向き。

底以外を釣ることはなく、明石のポイントは浅いので、カウンターリールや電動リールは不要です。

タコ専用ベイトリール
ITEM
アルファタックル ワイドパワーオクトパス SPII 64BR


カウンター付で太刀魚テンヤにも使える
ITEM
シマノ バルケッタBB 600PG


オーソドックスな両軸リール
ITEM
ダイワ ダイナスター 150

ライン

PEラインの2号か3号を100メートル巻きます。以前のように8号や10号は使いません。船によってはお祭り防止のため、ラインの号数に制限があります。

釣行前に船長によく確認しておきましょう。ショックリーダーにはフロロカーボンの10号を、1ヒロほど結束します。

ベーシックなPEライン
ITEM
よつあみ パワーハンター 2号 100m


リーズナブルなリーダー
ITEM
ゴーセン 剛戦XリーダーFC 20m 42lb(10号)

タコエギ

専用のタコエギスナップを用い、50号か60号のオモリとあわせます。タコエギにはシンカーが付いていますが、必ずオモリを用います。

カラーはイエローを中心に複数色そろえ、針金で豚の脂身を巻き付けるのも有効。ダブルスナップやトリプルスナップを用いた、タコエギの2連結・3連結仕掛けが流行しています。

明石といえば蛸墨族
ITEM
ハリミツ 蛸墨族 35g


2連結用ダブルスナップ
ITEM
ハリミツ 船タコツインスイベル M

スッテ

スッテの使い方はタコエギと同じで、50号か60号のオモリをあわせます。特徴はシルエットが小さく、シンカーがついていないこと。コンパクトなシルエットでフワフワと漂い、喰い渋るタコに効果的です。

スッテといえばタコやん
ITEM
デュエル タコやん 船スッテ S

テンヤ

主流はタコエギに移りましたが、テンヤも効果的です。重さは50号か60号で、針金でエサを巻き付けます。

エサは冷凍のアジ・イワシやタコガニ、手羽先がおすすめ。小型のアタリが分かりにくく、大物向きともいわれています。

伝統的なタコテンヤ
ITEM
ハリミツ 職人タコテンヤ 60号

集寄アイテム

タコエギやテンヤの上部に、集寄アイテムを付けることもあります。タコは獰猛で好奇心が強く、その性質を利用してキラキラしたアイテムでタコを寄せます。

タコ釣りは目立ってナンボ
ITEM
オーナー 船タコ集寄ブレード

タコ入れ網

脱走名人のタコは、釣れたらすぐに網の中に入れましょう。くれぐれも入口の閉め忘れには注意が必要。猛スピードで走って逃げていきます。

もう逃がさない
ITEM
タカ産業 デビルネット


タコ釣りのコツと注意点

明石のタコ釣りの画像
撮影:TSURI HACK編集部
明石のタコ釣りで釣果を伸ばすコツと、トラブルを避けるための注意点を集めました。竿頭を取るための参考にしてみてください。

タコエギとテンヤの使い分け

タコエギは潮が速い状況に強く、テンヤは潮が遅い状況に効果的と言われます。テンヤは潮を受けやすいため、速い潮では仕掛けが流され気味に。

タコエギは小さなタコのアタリが取りやすい半面、サイズが選べない傾向にあります。大物狙いの際は、シルエットが大きいテンヤが有利かもしれません。

誘い方

竿先を弾いて誘いを掛けますが、大切なのは“底から浮かさない”こと。オモリを底につけたまま、タコエギやテンヤだけを動かすことを意識しましょう。

誘いの後は、タコが仕掛けに乗れるように必ずステイ。潮が速い時は仕掛けが浮きやすく、過度の誘いは禁物です。

アタリが来た!

アタリがあれば少しラインを送り、タコにしっかりと仕掛けを抱かせてフッキングしましょう。フッキングは大きなストロークで、タコを浮かせるイメージ。

張り付かれないように底を切り、一定のスピードでリールを巻きます。バラシの原因となるポンピングは厳禁!

速い潮は難しい

仕掛けが流れすぎることが、釣れなくなる原因。釣り人は仕掛けを止めているつもりでも、実際は船が潮に流されるスピードで、仕掛けも流されています。

船が流れる方向とは逆に竿をさびいたり、ラインを送ったりすることで仕掛けが静止。ラインの送りすぎはお祭りに直結するため、“ほんの一瞬だけ仕掛けを止める”イメージで行いましょう。

集寄アイテムの罠

高い集タコ効果を期待できるアイテムですが、付け過ぎには注意が必要です。潮に流され着底が分かりにくくなり、根ガカリやお祭りのリスクが上昇。

とくに潮の速い状況は危険で、仕掛けが流れすぎてタコの乗る間がなくなり、アタリも不鮮明になります。“諸刃の剣”であることを覚えておきましょう。

雨の後は厳しい

タコは雨後の水潮(塩分濃度の薄い水)を嫌うとされます。明石は水深が浅く、流入河川も多いために雨の影響を受けやすいフィールド。

降り始めや当日の雨は釣果に影響を及ぼしませんが、とくに梅雨や台風の大雨後はタフコンディションが予想されます。

ヌルヌルは半解凍で取れ!

釣行後の楽しみはもちろん食べることですが、塩もみ(ヌメリ取り)という難関が待ち受けます。嬉しい悲鳴ではありますが、釣果に比例して手間も増加。

そんな時は一度タコを半冷凍(半解凍)状態にしましょう。この状態で塩もみをすると、驚くほど簡単にヌメリが取れます。

タコは冷凍で長期保存できますが、ヌメリを取らずに冷凍しましょう。ヌメリを取るのは食べる前で大丈夫です。鮮度や衛生面が気になりますが、まったく問題はありません。

明石へタコ釣りに行こう!

明石のタコ釣りの画像
撮影:TSURI HACK編集部
明石のタコ釣りは、50杯以上の大漁や3キロオーバーの大物も夢ではありません。タコの魚影が濃く、底さえ取れれば釣れるため、船釣り入門者にも人気があります。

しかしベテランアングラーに釣り勝つのは至難の業で、名人の技にはきっと驚かされるはず。奥の深い明石のタコ釣りに挑戦してみてはいかがでしょうか。

明石のタコ釣りの画像
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TSURI HACK編集部
TSURI HACK編集部

TSURI HACK運営&記事編集担当。海から川・湖、エサ釣りからルアーまで幅広く釣り情報をお届けします!

 

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