釣れたテナガダコで
通称デビルフィッシュ。テナガダコを釣り、生かしたまま持ち帰ってきました。
重要なのは“生きたまま”というのがポイントです。
世界8大危険料理、サンナクチ。そのエグさを皆さんお楽しみください。
サンナクチとは
サンナクチ。韓国料理のひとつで、その名前はサン(生きた)ナクチ(テナガダコ)を意味します
テナガダコを生きたままぶつ切りにし、まだ動く手足に調味料をかけ、そのまま食すというビックリ料理です。
生きたタコの吸盤が喉に引っ付く危険性があることから、世界8大危険料理に指定されています。
いざサンナクチ
いざサンナクチ、というわけで早速キッチンに立ちます。
「美味しい夜食が食べたい」と歩み寄ってきた長女。
韓国アイドルにハマっていることもあり、どうやら韓国料理に興味津々みたいです。
というわけで、今回は小学6年生の長女と調理をしてみたいと思います。
①ぬめり・内臓を取る
塩をまぶしタコ表面がキュキュっとなるまでもみ洗い、ぬめりを取っていきます。
吸盤に汚れが溜まっていることがあるので、手足は念入りに洗っていきましょう。
頭をひっくり返し内臓を除去していきます。
タコが絶命するので、ここからはスピード勝負ですぞ!
②一口大にカット
キッチンペーパー等で水気を取り、頭を落としたら手足を3~4センチ程度の大きさにカット。
ウネウネ動き回るので、怪我のないよう包丁の扱いには十分注意です。
③味付け
カットしたテナガダコを盛り付け、ゴマ油と粗塩を上からかけます。
サンナクチの完成!
韓国定番の調味料、コチュジャンもアクセントとしてピッタリ合いますよ。
恐怖の実食
鮮度が命のサンナクチ。 新鮮なうちに食べていきましょう!
衝撃の見た目
お皿の上にウネウネ蠢くテナガダコ。恐怖すら感じる強烈なインパクトです。
箸で掴むと、食べられるのを拒むようにウネウネウネウネ動き回ります。
しかしイケるじゃないの!
勇気を出して食べてみると、臭みは全然なくコリコリとタコの旨みが口の中に広がります。
塩、ごま油が生臭さを消しており、また喉通りをよくする作用もあるみたいですね。
ピリ辛コチュジャンを付ければビールとの相性も最高!
いつも以上にしっかり噛んで食べましょう。
自然に感謝
ぬめりを取ってカットするだけで楽しめるサンナクチは、危険以上に美味しさが勝る超絶品料理。
お酒のあてに最高です!
注意点
よく噛まずに食した場合、吸盤などが喉の奥に張り付いて息ができなくなることもあるそうです。
必ず細心の注意を払い、自宅で試す場合は自己責任でお願いします。