突然の不運

あ! っと思った時にはもう手遅れ。
皆さんも釣り場で竿が折れてしまったことあるのではないでしょうか?
ぼくも何度か経験があるのですが、もうこの世の終りなんじゃないかってくらい本当にショックでした。
その場で直せるかも!?

心へのダメージははかり知れません。しかし、せっかく釣りに来たのです。意気消沈そのまま帰ってしまうのはもったいない!
釣り場で簡単にできる応急処置の方法があるんですよ!
必要なもの
こんなアイテムが販売されているのはご存知でしょうか?
これがあれば、釣り場での応急処置が簡単にできます!
ライターも必要

応急キットのほかにライターも必要な代物です。
100円程度のライターで構わないので、一緒に準備しておきましょう。
応急処置のやり方

それでは応急処置のやり方を順番に解説していきます。
①ガイドを合わせる

キットに入っているガイドの中でちょうどいいサイズを選んでおきます。
キツ過ぎずぶかぶか過ぎないのがちょうどいいサイズです。
②ホットグルーを炙る

ホットグルーの先端をライターで炙ります。
すぐに柔らかくなり、水あめのようにトロンとしてきたらOK。
③竿先に付ける

溶けたホットグルーを折れた竿先に付けます。
多すぎるくらいでも問題ありません。
④ガイド取り付け

先端に付けたホットグルーをもう一度炙って柔らかくします。
炙りすぎてしまうと竿を痛めるので注意。
ちょっと炙るだけですぐに柔らかくなります。

ホットグルーが柔らかくなったらガイドを差し込みます。
この時ガイドの向きをしっかり揃えて差し込んでください。
⑤仕上げ

ホットグルーがはみ出ているので、固まってから指でポリポリ取り除いてください。
穂先を折ってしまわないように気を付けてくださいね!
曲がってしまったら

もしガイドが曲がってしまったら、ガイドのパイプ部分を軽く炙ることで調節ができます。
何度でも調節できるので、焦らずに確実に揃えてくださいね!
注意点

ロッドは炙りすぎてしまうと簡単に折れて、最悪の場合燃えてしまうことも。
炙るときは温度の高い炎の先端ではなく下側の青い炎を使うことで炙りすぎを防ぐことができます。
また、炎を直接あてるのではなく、炎で撫でるようにすることもポイントのひとつです。
釣行後は修理に!

ホットグルーは簡単に接着ができる便利道具ですが、あくまで応急処置程度の接着力です。
釣りの後は釣具店に持ち込み、しっかりとした修理を行うようにしましょう。
せっかくの釣りを無駄にしないために

応急キットを常備しておけば、もしもの時でも釣りを続けることが出来るかもしれません。
せっかくの釣りを無駄にせず楽しむために、リペアキットを常備することをおすすめします。