春を感じられる日中の釣り
長かった冬が終わりを迎え、春の陽気を感じられる日も多くなってきましたね。
水温はまだ上がりきってはいないですが、海中の魚達は確実に春を意識し始めています。
そこで今回は、春の陽気を感じながら、日中に楽しめる釣りをまとめてみました!
チニング
ルアー釣りでおすすめのが、プラグやジグヘッド、ラバージグなどのルアーを用いてチヌを狙うチニング。
春は産卵のためにチヌが群れで浅瀬に寄ってくるため、大型が多く、1年を通してもっとも釣果も出やすいシーズンです。
チニング専用のロッドも発売されていますが、ライトゲームタックルやエギングタックルでも十分に楽しむことができますよ。
チニングを楽しめるスポット
ポイントを探す際のキーポイントは、ゆっくりとした潮流・障害物の2点。
捨て石や石畳が入っているところや、藻が茂っているところ、河口の地形変化があるポイントが有望です。
障害物を伝って産卵場へ向かうため、チヌの通り道となる上記のようなポイントを探しましょう。
おすすめのルアー
夏にはトップウォータープラグを追い回すこともあるチヌですが、春は底をゆっくりと動くルアーを選んでください。
底を確実に取れる重さのジグヘッドと、2インチ程度のワームを組み合わせたジグヘッドリグがおすすめ。
また、護岸際のチヌを狙う際は、ガンクロゲームが有効ですよ!
カツイチ チヌヘッド SV-30
▼チニングを特集した記事です
▼ガンクロゲームを特集した記事です
ちょい投げ(カレイ)
次にご紹介するのが、食べても美味しく人気が高いカレイ。春のカレイは「花見ガレイ」ともいわれ、浅場で荒食いをするためにとても釣りやすいシーズンです。
浅場にカレイがおり、遠投しなくてもよいケースが多く、ルアータックルを用いたチョイ投げでも十分狙うことができます。
カレイ釣りを楽しめるスポット
カレイのポイント選びで大切なのは、潮通しの良い砂地であること。
砂地はカレイのエサとなる多毛類(イソメなど)が集まりやすく、さらには潮目や船の通り道があれば大チャンスです。
仕掛けを投入したら置き竿にするため、確率を上げるためにも竿を複数本出すのがおすすめ。竿立てがあると便利ですよ!
おすすめの仕掛けとエサ
一般的には、赤や緑のフェザーが付いたカレイ専用仕掛けが好まれます。
しかし、全長が長くてルアーロッドでは投げにくいことがあり、そんな時は短めのチョイ投げ仕掛けを使うといいでしょう。
エサはマムシ(本虫)とアオイソメの組み合わせが、“匂い×動き”の相乗効果で威力抜群ですよ!
ハヤブサ ライトショット かんたん投げ釣りセット 立つ天秤
▼ちょい投げを特集した記事です
フカセ釣り(チヌ)
最後のおすすめは、エサでチヌを狙うフカセ釣りです。チニングの項でも紹介したとおり、産卵で接岸するチヌは、当然ながらエサでも釣れます。
春はまだエサ取りが少ないため、集魚力の高いフカセ釣りがとくに有効。難しいテクニックは必要ないので、フカセ釣り入門に最適な時期ですよ。
フカセ釣りが楽しめるスポット
チニングと同じく、緩やかな潮が流れる堤防や石畳、テトラ帯といった場所が一級のポイントです。
狙うタナはベタ底が基本なので、根がかりに注意してこまめに調整してください。底をキープできれば釣れたも同然ですよ!
おすすめの仕掛けとエサ
磯のフカセ釣りでは円錐タイプのウキが使われますが、波が穏やかな堤防は棒ウキ仕掛けがおすすめです。
0.8号か1号程度の棒ウキの半遊動仕掛けなら、ほとんどの地域の堤防で通用します。
撒きエサは、オキアミ3キロに配合エサを1~2袋を混ぜ合わせて使うようにしましょう。エサ取りが多い場合は、刺しエサ用にコーンがあると安心です。
オーナー 遊動ウキ 波止チヌ・セイゴ 2-1.5
▼春のフカセ釣りを特集した記事です
▼フカセ釣りの道具と予算を調査した記事です
春の釣りは格別!
もちろん、夜でも釣りを楽しめますが、春は陽気を感じられる日中の釣りが格別です。
冬に比べてターゲットも増えてきますので、ぜひ日中の釣りを楽しまれてはいかがでしょうか。