細PEのリーダー結束を検証!強度・結びやすさを両立させたのは…10秒で出来るあのノット!?

2019/03/20 更新

アジングやメバリングなどのライトゲームでは、極細PEラインとリーダーを結束するノットが避けて通れない作業ですよね。数多くのノット方法の中で、ライトゲームで最適な結束方法は果たして何ノットなのでしょうか? 今回は極細PEラインで最も有効なノットを検証してみました。


アイキャッチ画像提供:釣り好き!まっちゃん

細糸のリーダー結束が悩ましい


近年大人気のライトゲーム。

使用するメインラインが細く、リーダーを組むのも一苦労。筆者も何かと悩まされています。

雑に結ぶとすぐに切れてしまいますし、結んでいる最中に断線することもあったり……釣りどころではなくなってしまいます。

細いラインでも結びやすく、しっかりとした強度が出せるノットは存在するのでしょうか?

検証してみよう


結束強度テストでお馴染み(?)のマルチパパアングラー『釣り好き!まっちゃん』がジャッジメント。

私自身、生粋のライトゲーマーであり、普段は“3.5ノット”をメインに愛用しています。

今回は3.5ノット・電車結び・トリプルエイトノット・FGノット・SCノット』の5選手をセレクト!

結束強度だけでなく、主観で細糸ならではの“結びやすさ”も加味し、オススメノットを決定します。

使用ライン


PE0.2号+フロロカーボン4ポンドを使用。ライトゲームではよく耳にする定番の組み合わせで検証します。

3.5ノット


トップバッターは“細PEユーザー必見ノット”として過去記事でもご紹介した3.5ノット。

結び目の大きさがネックと言われていますが、失敗が少なく素早く組み上げることのできる特徴を持っています。

早速、強度を見ていきましょう!


結果はこちら

回数 断線負荷(㎏) 結束強度(%)
1回目 0.90 52.0
2回目 1.05 60.7
3回目 1.00 57.8
4回目 0.85 49.1
5回目 0.90 52.0
平均スコア 0.94 54.3
PEラインの直線強度は1.73㎏
平均強度が54%と約半分の結束力と弱めですが、極細ラインでも失敗せずスピーディーに組み上げることが出来ました。

数値も振り幅が少なく、安定性が見られる点もメリットと捉えていいでしょう。

電車結び


ユニノットが2つ合体したシンプルな構造から、ビギナーからエキスパートまで愛用されている電車結びが登場。

サイズの違うラインの結束やライン巻き替え時にも出番が多いマルチノット。

人気ノットだけに結果が気になりますね。


結果はこちら

回数 断線負荷(㎏) 結束強度(%)
1回目 0.90 52.0
2回目 0.45 26.0
3回目 0.75 43.4
4回目 0.90 52.0
5回目 0.60 34.7
平均スコア 0.72 41.6
結論から平均スコアが41%とかなり低いスコアとなってしまいました。

2回目のテストにて結束部分と関係ない箇所でPEライン切れが起こり、これはコブをスライドさせる際にPEラインダメージが発生したものと予想されます。

上手くいけば50%を超えますが、見えないダメージには要注意ですね。

トリプルエイトノット


10秒前後で組み上げることが出来るトリプルエイトノットは、ノット界のスピードスター的存在。

スピードが故に強度が弱いと前評判がありますが、実際はどうなのでしょうか。


結果はこちら

回数 断線負荷(㎏) 結束強度(%)
1回目 1.10 63.6
2回目 1.10 63.6
3回目 1.20 69.4
4回目 1.00 57.8
5回目 1.05 60.7
平均スコア 1.09 63.0
極細ラインでもイージーかつ、スピーディーに組めると改めて実感しました。
強度の方は3.5ノットに続き、安定した結果となり平均スコア63%と今のところ暫定1位に躍り出ました。


しかし安心も束の間。ネクストバッターサークルには強度自慢のノットが控えています。

FGノット


ライン結束において高強度を叩き出すことが出来るFGノットは愛用者も多く、まさにその実力はキングオブノットと言っても過言ではありません。

極細PEラインでもキングの実力を発揮することが出来るのでしょうか? 大注目の一戦です。


結果はこちら

回数 断線負荷(㎏) 結束強度(%)
1回目 1.10 63.6
2回目 1.30 75.1
3回目 0.70 40.5
4回目 1.00 57.8
5回目 1.25 72.3
平均スコア 1.07 61.8
まさかの平均スコア61%とFGノットにしてはかなり低い厳しい結果です。

マキシマムは75%と高強度を見せてくれましたが、3回目のテストでは電車結び時にも発生した“ハーフヒッチ時のライン接触”によるダメージで耐えれずブレイク。

他にも指のささくれに引っかかたりと繊細な注意を払う必要があり、風吹くフィールドでの組み上げは至難の業。

極細PEには不向きですね。

SCノット


前回行った強度テストにて、FGノットの性能を上回る大金星を上げたSCノットが大トリで登場。

極細PEラインでも実力が発揮できれば、これはもう最強と呼ぶしかないのではないでしょうか。

FGからSCノットへ転向した私も、今回最も気になる存在です。


結果はこちら

回数 断線負荷(㎏) 結束強度(%)
1回目 1.35 78.0
2回目 1.55 89.6
3回目 1.30 75.1
4回目 1.20 69.4
5回目 1.30 75.1
平均スコア 1.34 77.5
抜群の結束強度と収束した安定性、細ラインでもポテンシャルが凄い!

SCノットもハーフヒッチを行いますので、ライン同士の擦れは要注意。ですが、FGノットよりは組みやすく極細ラインへの対応性も感じました。

しかし、慣れていないと締め込み時の失敗や、3.5ノットやトリプルエイトと比べると時間は掛かってしまいます。

結局どれが良いのだろう?


検証の結果、強度面では「SCノット」が尖った実力を発揮してくれました。

しかしながら、極細PEラインの組みやすさや、現場での対応力などを加味すると「トリプルエイトノット」がトータルバランスの良いノットな気がします。

また今回の結果はあくまでも参考程度で捉えて頂き、自分はどのノットが強度を出せているか確かめられることを強くオススメします。

数値化することで奥深いノットの世界が見え、釣りを更にディープに楽しむことが出来ますよ。

結果まとめ

今回使用した道具


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釣り好き!まっちゃん
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