刺身のリメイクレシピをご紹介!

自分で釣り上げた鮮度抜群の魚たち。
せっかくなら、やっぱり刺身で食べたくなりますよね。
ただ我が家では、ついつい調子に乗って刺身を切りすぎてしまうこともしばしば。
気づけば食卓に、手つかずの刺身が残っている……なんてこともあります。
だからといって捨ててしまうのは、さすがにもったいない。
そこで今回は、食卓に余ってしまった刺身を使ったリメイクレシピをご紹介します。
山根
※なお、生ものを扱うため、鮮度管理についてはくれぐれも自己責任でお願いします。
お茶漬け
〆の一品にうってつけ

まだお腹には余裕があるけれど、同じ刺身の味に少し飽きてしまった……。
そんなときにオススメなのが、刺身を使ったお茶漬けです。
出汁茶漬けなど難しいことは考えなくてもOK。緑茶でも、十分美味しく食べられますよ。
美味しく作るコツは「とにかくアツアツ」

お米とお茶(※濃いめがオススメ)は、できる限りアツアツなものを用意しましょう。
ぬるいと刺身にうまく熱が入らず、仕上がりがイマイチになります。
アツアツのご飯の上に刺身をのせ、熱いお茶をかけたらラップをして少し待ちます(※火傷に注意)。
刺身の色がほんのり変わってきたら、食べごろです。
サラッと食べられて、ちゃんと旨い

僕は醤油とワサビを入れて食べることが多いですが、ネギや三つ葉、刻み海苔を加えても相性抜群。
ついさっきまで食べ飽きていた刺身でも、食感が変わって、驚くほどスッと食べられます。
山根
もちろん本格的な出汁茶漬けにしても良いですが、思いのほか“適当”に作ったお茶漬けでも、しっかり美味しいですよ。
漬け丼
翌日に繰り越したいときの定番アレンジ

満腹でお茶漬けすら入らない……。そんなときは、刺身を翌日に回したくなることもありますよね。
我が家では、切ってしまった刺身をそのまま翌日まで置いておくことはせず、早めに「漬け」にしてしまいます。
切り分けた刺身は空気に触れる面積が大きく、冷蔵庫に入れていても劣化が思った以上に早いと感じるからです。
調味料はこれだけでOK

基本のタレは醤油1:麺つゆ1。
これで数時間後には、酸化して味が落ちるはずだった刺身が、ご飯が止まらないおかずに変身します。
もし手元にあれば、ごま油やおろしニンニクを少量プラスするのもオススメ。確実にご飯が無くなります。
麺つゆがない場合は、醤油にみりん風調味料(※アルコールがほぼないため煮切り不要)と、砂糖を少しずつ加えて好みの味に調整してください。
コツは「完全に浸かること」

漬けを作るときのポイントは、タレの量。刺身全体がしっかりタレに浸かるようにしましょう。
空気に触れないことで酸化や乾燥を防ぎ、タレの塩分によって細菌が増えにくくなります。
※ただし、醤油に漬けたからと言って殺菌されるわけではありません。
必ず冷蔵庫で保存し、できるだけ早めに食べてください。
山根
また、サバなどヒスタミン中毒のリスクがある魚は要注意。
漬けにしてもヒスタミンの生成は進みますし、一度生成されたヒスタミンは加熱・冷凍しても分解されません。
竜田揚げ
鮮度が心配な場合

漬けにしたとは言え、残った刺身をもう一度“生”で食べることに抵抗がある方もいらっしゃると思います。
ならば、普通に加熱調理してみるのはいかがでしょうか。
一口サイズで作れば、お酒のおつまみにもちょうど良いですよ。
翌日に加熱調理する場合は、刺身ができるだけ空気に触れないようラップでピチッと包み、チルド室で冷蔵しておきましょう。
刺身の竜田揚げが旨い

残った刺身を使った加熱料理でオススメなのが、片栗粉を使った竜田揚げです。
片栗粉は水分との相性が悪いため、まぶす前に塩、または塩コショウで下味をつけ、浮き出てきた水分をキッチンペーパーでしっかりふき取るのが、カラッと揚げるコツ。
素揚げも旨い

写真は完成した竜田揚げですが、ズボラな僕は、そのまま素揚げにしてしまうこともあります。
カリッカリに揚げた素揚げって、もはやお菓子みたいですよね。
これが旨味が凝縮されて、結構美味しいんです。
山根
お酒がお好きな方には、おつまみに打ってつけだと思います。
お味噌汁
朝ごはんのお味噌汁にin

朝ごはんにお味噌汁を作るご家庭では、具材として入れてしまうのもアリ。
刺身からでも出汁が出るので、普段のお味噌汁がしっかりパワーアップします。
コツは揚げ物と同様に、調理前にドリップをしっかりふき取ること。
煮込む必要なし

刺身として切り分けてあるため、時間をかけて煮込む必要はありません。
加熱時間が長いと身が硬くなりがちなので、さっと火が通る程度がオススメです。
山根
白身はもちろん、サーモンやマグロでも、美味しい味噌汁が作れますよ。
マヨネーズ焼き
シンプルに焼く

残った刺身を、ミニチュアサイズの塩焼きにしてしまうのも、リメイクとしてアリですね。
くっつきにくいアルミホイルを使い、フライパンで焼くだけ。とても簡単に作れます。
大和物産 くっつかないアルミホイル
| サイズ | 25cm x 15m |
|---|
ニンニクとマヨネーズ

ほんのひと手間加えるなら、我が家ではガーリックマヨネーズ焼きにします。
くっつきにくいアルミホイルに、マヨネーズとニンニクを適量入れ、ニンニクに火が通り始めたら、塩コショウで下味をつけた刺身をのせて焼くだけ。
山根
味変効果は抜群。お茶漬けのように、刺身の味に飽きてしまったときにもオススメです。
余った刺身は釣り餌になる?

我が家で飼育しているウナギとイワナは、刺身が大好物。
余ったものでなくても、いつもお裾分けしています(水が汚れやすいので要注意)。
どうしても食べきれない刺身が出た際は、小分けにして観賞魚用の餌として冷凍保存しています。

そうなると、「余った刺身は釣り餌としても使えるのか?」という疑問も出てきます。
実際のところ、条件次第では餌として活用できる場面もありそうです。
ただし、皮のない身餌は意外と扱いにくく、筋の多い魚を選んだり、塩で締めるなどの工夫は必要になるでしょう。
山根
ちなみに僕の経験では、ニジマスやギンポ釣りで、マグロやサーモンの刺身が活躍したこともあります。
刺身のリメイクは多種多様

今回は、食べ残してしまった刺身のリメイク料理を、僕なりにいくつかご紹介しました。
刺身は、煮ても焼いても揚げても美味しく、思いつきで調理しても成立しやすい食材だと思います。
リメイクする上で共通して意識したいのは……
- できるだけ酸化させないこと
- ドリップをしっかりふき取ること
- 青魚はヒスタミン中毒に、とくに注意すること
この3点かなと思います。
皆さんも、刺身が残ってしまったらぜひ、リメイク料理に挑戦してみてくださいね!
撮影:山根央之
