電車結びについて
ラインとラインとを結ぶ基本的な結束方法が『電車結び』です。エギングなどのライトなソルトでは、メインラインのPEとリーダーを。また細いリーダーと太いリーダー結ぶ場合や、ライン巻き替え時のメインラインと下巻きの結束にも使えます。
主に0.6号以下のPEとフロロ・ナイロンリーダーや、ナイロン素材やフロロ同士の結束にも使えるなど幅広いジャンルで役に立つ、釣り初心者なら覚えておきたい結び方のひとつです。
電車結びのやり方
電車結びはラインとラインを重ね、それぞれラインにユニノットを施す。といった結び方です。ユニノットさえできれば、簡単にマスターできてしまいます。
電車結びのやり方動画はこちら
電車結びのやり方 画像解説!
電車結びのやり方をイラストで詳しくみていきましょう。
手順1.
結びたい2本のラインの端を並行に揃えます。
手順2.
メインラインで一度ループを作ります。
手順3.
ループの先をもう一方のラインにくぐらせ、2本のラインごと5回ほど巻きつけ軽く締めます。
手順4.
もう一方のラインも、手順3のように巻きつけ、軽く締めます。
手順5.
結び目を濡らした後、それぞれのラインを左右にゆっくりと締めこみ、余分なラインをカットすれば完成です。
電車結びの強度
太いPEラインとリーダーの結束強度はFGノットに劣ってしまいますが、細いラインの場合であれば十分使える強度もでるので、利用者も多いです。
何より最大のメリットは摩擦系ノットに比べると短時間で結べること。時合いを逃したくない場合などにはもってこいと言えます。
幅広い釣りに使える電車結び!
初心者にも構造がわかりやすい電車結びを紹介しました。摩擦系ノットに強度が劣る部分があっても、素早く結べることがメリットの電車結び。ライトゲームに十分使えるのでぜひマスターしてくださいね。
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