真の定番リーダー結束方法は!?FGノットVS電車結びをパワー・スピードで比べてみた!

2019/02/01 更新

PEラインとリーダーを結束する『FGノット』『電車結び』は愛用者が多い定番ノットですよね。使用者がわかれるぶん、結局どちらがいいの?という疑問を持つ方もいるでしょう。それを解決すべく、ガチンコ勝負を行いました!


アイキャッチ画像提供:釣り好き!まっちゃん

定番2大ノット

電車結びVSFGノット
アングラーの頭を抱えさせる、リーダーシステム。

現在様々な種類の結束方法が世に出回っており、中でも『FGノット』と『電車結び』は初心者から上級者まで御用達の定番2大ノットと言っても過言ではありません。

どちらも定番なだけに迷いどころでもありますよね。

今回は『FGノット』『電車結び』果たしてどちらをチョイスするべきか。定番2大ノットの仁義なき戦いに決着をつけたいと思います!

赤コーナー【FGノット】

FGノットとは
“キングオブノット”の称号に最も近いFGノットは、結束強度の強さからルアーマンに絶大な人気を誇っています。

デメリットとして、慣れていないと締め込みが甘くスッポ抜けてしまう点や、ノットを完成させるまでにやや時間を要する点が挙げられます。

青コーナー【電車結び】

電車結び
撮影:TSURI HACK 編集部
ラインの材質にこだわらず、どのラインでも結束することが出来る電車結び。

デメリットとして結束強度が弱いと前評判の声がありますが、簡単かつスピーディーに完成出来るメリットも存在します。

果たして前評判の強度問題をクリアし、スピードで試合展開を有利に運ぶことが出来るのか期待です。

ジャッジはわたくし

釣り好きまっちゃん
この度神聖なるリングのジャッジを務めさせて頂きますのは、お馴染み(?)「釣り好き!まっちゃん」です。

個人的には強度を優先していますので、FGノットがフェイバリットですが、フェアな判定を行っていきますので宜しくお願いします。

スピード対決

FGノットと電車結びでスピード対決
事前にノットを組んで入釣される方が多いと思いますが、不意なラインブレイクやトラブルが発生した際は現場でのスピードが求められますよね。

注目の第1戦は“スピード対決”と題し、各3回ずつノットを組み上げ、平均タイムの短いほうを第1戦の勝者とします。

ルール

【FGノット】

編み込み12回 ハーフヒッチ12回 PE側・本線側いずれも焼きコブ有

【電車結び】

ユニノットは輪っかに5回ラインを通し締め込む

※いずれもPEライン1号・リーダーはフロロカーボン3号を使用します。

結果はこちら

FGノット

実施回数 タイム
1回目 2:12:02
2回目 2:24:14
3回目 2:10:51
平均スコア 2:15:42

電車結び

実施回数 タイム
1回目 1:12:15
2回目 1:11:27
3回目 55:42
平均スコア 1:06:28

さすがはノット界のスピードスター

FGノットの最速タイム2分10秒に対し、電車結びは最速タイムが55秒と1分の壁を越え、前評判通りスピードスター『電車結び』が圧倒的勝利を収めました!

ナブラが発生している時や朝まずめなどゴールデンタイムはスピード勝負になりますので電車結びが良さそうですね。

強度対決

FGノットと電車結びで強度対決
ライン結束において強度は釣果と密接する重要項目であり、この勝負は純粋に結束強度の強い方が勝者とします。

強度テストはドラグチェッカーを使用し、各3回テストの平均スコアを判断基準とします。

ここは『FGノット』が圧倒的な力を見せてくれるのか、それとも『電車結び』が歴史を塗り替えるのか、熱い戦いを見守りましょう!

結果はこちら

FGノット

実施回数 断線負荷(㎏) 結束強度(%)
1回目 5.0㎏ 82.2%
2回目 4.95㎏ 81.4%
3回目 5.1㎏ 83.9%
平均スコア 5.02㎏ 82.5%

電車結び

実施回数 断線負荷(㎏) 結束強度(%)
1回目 3.6㎏ 59.2%
2回目 3.4㎏ 55.9%
3回目 3.75㎏ 61.7%
平均スコア 3.58㎏ 58.9%

不動の人気は強度にあり

FGノット結束強度82.5%に対し、電車結び結束強度58.9%。

『FGノット』が結束強度の強さを発揮しパワーで電車結びをねじ伏せました。

勝負後にユニノットの回数を多くした電車結びを数回テストしましたが、やはり結束強度は60%~65%前後と大きく飛躍することはありませんでした。

数字だけでは「電車結びは弱くて使えないやん」と思われますよね。

しかしながら手で引っ張って断線させるのは難しく、結束スピードを考えると抜群の強度で大健闘してくれました。

結果から見る勝敗は?

FGノットと電車結び、どっちが強い?
試合結果の通り『スピードなら電車結び』『強度ならFGノット』と明暗がはっきり分かれた勝負となり、勝敗については一長一短として“ドロー”のジャッジとします。

最後に各ノットの総括で、今回の対決を閉幕させて頂きます。

FGノット

組むのに多少時間は掛かるものの、信頼を持てる強度を披露してくれたFGノット。

私自身初めてチャレンジした頃は、編み込みが上手く出来なかったり、すっぽ抜けたりと今の倍は時間が掛かり、苦労した思い出があります。

しかし慣れてしまえば2分程度で完成させることの出来る強力ノットです。失敗を繰り返しFGマスターを目指しましょう。

電車結び

FGノットに強度は及ばなかったものの、圧倒的なスピードを魅せてくれた電車結び。

初心者用のノットと思われがちですが、精度の低いFGノットよりも強度は出ていると思います。

特に、時合いや即キャストを求められる状況では最高のパフォーマンスを発揮してくれることでしょう。

私も改めて愛用していこうと思います。

慣れたら電車結びは30秒でいける!?

慣れたら電車結びは30秒でいける
対決中、釣り友達が遊びに来たので『電車結び』をいきなりお願いしたところ、タイム・強度どちらも今回の結果と似たような数字となりました。

普段電車結びをしない友人いわく、練習すれば30秒台を出せると豪語していましたので、今度勝負してみようと思います(笑)。

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釣り好き!まっちゃん
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