③ルアー操作
強風はルアーの動きにも大きく影響を及ぼします。
ルアーがきちんと動かないということは、当然ながら魚に不信感を与え見切られる可能性が増えるということ。
しかし強風時でもいくつか工夫をすることで、風の影響を最小限に抑えることが可能です。
ルアーの重量を上げる
海面は潮流だけではなく、風の影響による流れやうねりが発生しているケースが多いです。
これにより、トップやフローティング系・重量の軽いルアーは普段のアクションができず戦力外に。
そんな場合はルアーウエイトをアップさせてみましょう。
特にメタルジグ・バイブレーションなどは繊細なスイミングアクションを不要とするものが多く、ウエイトも稼げるため、風対策には最適です。
ラインをなるべく水につける
海面から竿先まで露出しているラインに風を受けてしまうと、実は海中にあるルアーの動きにも影響しています。
特にフォールで当たりが出ることの多いエギング・アジングでは、風の影響によりキャスト位置から風下の方へ流されたりと狙いたいコースから外れる事もよくあります。
対策としてラインはなるべく水へつけ、風を当てないように心掛けましょう。
風を味方につけよう
冬シーズンの風物詩とも言える『北風』を否定的に紹介してきましたが、風向きによってはルアーの飛距離が大幅アップしたり、ベイトを岸まで寄せてくれるなど嬉しいメリットも存在します。
冬シーズンが明けるまで強風が続くこともあるかも知れませんが、いかに『北風』を味方につけ釣りに臨めるかが釣果に差が付く重要ポイントとなるのではないでしょうか。
最後になりますが強風時は危険度が増し、怪我や事故に繋がる恐れがあります。釣りを行う際は安全第一を心掛け、決して無理のないようお願いします。