我が釣りを邪魔する者たち
ただ釣りに行きたいだけなのに、それを許してはくれない存在に阻まれ、釣りを断念する……。皆さんは、そんな悲しい出来事を経験したことはありませんか? 今回は、釣りを邪魔する者をピックアップしました。いざ敵を知り、対策を講じましょう。
睡魔
釣りの最中、アタリがぴたりと止まって、ただただキャストを繰り返すうちに睡魔に襲われた経験はありませんか? 暖かい陽気や小鳥たちのさえずりは、睡魔をさらに呼び起こします。
平日の疲れが重なっていると、週末の朝に早起きをするのも辛いものです。朝マズメを逃すわけにはいかないと分かっていても、襲い来る睡魔に成す術無しという日もあるでしょう。
日頃から万全の体調で過ごせるよう気を配り、釣りの前日は早く寝るなどの対策をしましょう!
眠気退散!眠気を打ち破るドリンク
アミノ酸であるアルギニンや、カラダのめぐりを助けるジンジャーやシナモン、金時ショウガなどの東洋ハーブを配合しています。その名の通り、眠気を打ち破りたい時の1本。
仕事
生きるためにはまず、お金を得なければいけません。釣りを生業としているプロもいますが、残念なことに全ての人がプロになれるわけではありません。釣り人の多くが多大な時間を仕事に費やし、限られた時間の中で釣りを楽しんでいるのではないでしょうか。
しかし世間には、過去に話題となった「メキシコ人の漁師とハーバード大卒のコンサルタントの話」に登場する漁師のように、程ほどにお金を稼ぎ、体をゆっくり休めて家族や仲間と過ごすことで充実した人生を送る人も存在するはずです。
生きる為には仕事をしなくてはなりませんが、「自分にとっての幸せ」について、今一度考えてみるのもいいかもしれません。
このままで良いのだろうか?悩むあなたに
今の仕事に不満を感じている人や転職を考えている人、どんな仕事を選ぶのか迷い悩んでいる人もいるでしょう。人の生死という深みにおいて、働くこととはどういうことなのかを語る著書です。
嫁(彼女)
独り身の時には自由に使えていた時間。しかし家庭や彼女を持つと、それまでのようにはいかないものです。相手に釣りに行くことを告げた時、「また釣り!?」と怖い顔をされてしまうと肩身が狭いですよね。
家族・彼女でも楽しめる釣りを計画したり、釣れた魚を捌いて振る舞ったりすれば、喜んでもらえるかもしれません。相手との関係を大切に守りながら、自分がどれだけ釣りを好きかということを理解してもらうことが大切です。
男性脳と女性脳が存在する!?
「彼女は何故不機嫌になるのだろうか」そう疑問に思った経験はありませんか?大切な人に自分を理解してもらうために、まず相手を理解することから始めてみましょう!
台風
待ちに待った休日に、台風の襲来が重なってしまうこともあるでしょう。雨であれば釣りを決行するという釣り人でも、台風となると成す術はありません。強風や大雨で釣りが困難なだけでなく、命の危険もあります。
釣りの日に台風が重なってしまったら、立てられる対策はありません……。時間的に余裕があれば、台風が来る前にその地域を飛び出して、当日は安全圏で釣りをするということができてしまう人もいるかもしれませんが、休みを自由にズラせる人も稀でしょう。
台風に一言
ではここで、TSURI HACKアンケートに500件以上寄せられた、台風に釣りを邪魔されたアングラーたちの叫びの一部をご紹介します。
■質問内容
台風に釣りの予定を邪魔された方も多いと思います。台風に一言お願いします。
休みをかえせぇぇぇえええ!!!!!!!
三度も邪魔されストレス溜まって家庭も上手くいかないから来ないでお願いします。
せめて平日に来てくれない?(涙)
釣りができた堤防破壊しないで!!!おかげで無期限立ち入り禁止になってしまった!
珊瑚白化現象を少しでも押さえてくれて有り難うございます。でも、釣り行かせてください。
このバカちんがぁ!!
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ ぁ ぁ ぁ(言葉にならない叫び)
ストレスでステラ買いました。
来ないと海が掻き回されずに魚が育つのに困るし、来たら釣りに行けなくなる困った存在です。
時に甚大な被害をもたらす恐ろしい台風。ですが台風は水不足にならないよう雨の恵みをもたらしたり、海の水温を整えたりと、地球の生態系にとって重要な役目を果たしているのも事実です。
今回のアンケートは「もう来ないで!」という回答が大半を占めていましたが「自然現象だから仕方ない」「せめて被害を出さなけば・・・・・・」といった回答も目立ちました。
釣り人はつらいよ
我が釣りを邪魔する者達。今回ご紹介したもの以外にも、数々の障害が釣り人を襲うかもしれません。改めて考えてみると、
人生の限られた時間の中で釣りを満喫できる事は決して当たり前なことではないのかもしれません。
今度の釣行は、釣りに行ける喜びを存分に感じて、マナーを守りつつ、思いっきり楽しみましょう!