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船のタコロッド

おすすめの船タコロッド15選!専用竿のメリットをタコマニアが詳しく解説

ジギングロッドや汎用船竿でもタコ釣りはできますが……やはりタコ釣りにはタコ専用ロッドがおすすめ!

タコ竿の特徴や選び方をタコマニアが詳しく解説。

ダイワやシマノなどの有名メーカーから、人気のタコロッドをピックアップしました!

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

目次

タコ釣りに適した竿とは?

船のタコ釣り

兵庫県の明石を中心に盛り上がっていたタコ釣りですが、近年はその人気が東日本にも広がり、大人気ジャンルとなりました。

そんなタコ釣りでは、仕掛けを操る操作性、わかりにくいアタリを伝える感度、タコを底から引き剥がすパワーが竿に求められます。

本記事では、元釣具屋の筆者が船のタコ釣りに適した竿の選び方やおすすめの竿を紹介します。

タコ竿の選び方

タコとロッド

まずは竿選びの基本から解説します。

号数・長さ・調子の3点に注目して選びましょう。

硬さ(号数)はオモリに合わせる

タコロッドと仕掛け

竿の硬さは、遊漁船が指定するオモリに合ったものを選びましょう。

明石や東京湾、熊本では、50〜60号程度のオモリを使うことが大半なので、50号前後のオモリに対応する竿が最適です。

80号のオモリを使うこともある常磐エリアなどは、より硬い竿が必要です。

長さは1.8mが基準

タコ竿の長さ

竿の長さは、1.8m前後が適しています。

短い竿は軽量で操作性に優れ、シェイクなどの誘いをしやすいことがメリットです。

それに対して長い竿は船が揺れても底から仕掛けが離れにくく、長さを活かして大きな幅でアワせられるのがメリット。

極端に短いものや長いものは扱いが難しいので、はじめの1本にはオールラウンドに使える1.8m前後がおすすめです。

8:2調子がオールマイティ

タコ竿の調子

竿の調子は、操作性と感度に優れる9:1か8:2調子を選びましょう。

竿の先端付近だけが曲がることで、タコエギを底から離さずに誘い、タコのアタリを捉え、掛かったタコを底から引き剥がせます。

9:1か8:2は好みが分かれるところですが、ビギナーの方には8:2調子がおすすめ。

穂先の曲がりしろがやや長いため、オモリが底から離れにくく、アタリもわかりやすと思います。

タコ釣りに代用できる竿

タチウオテンヤ竿

先調子で50号以上のオモリに対応できる、2m前後の汎用船竿ならタコ釣りに代用できます。

汎用船竿以外には、タチウオテンヤ竿や硬めのバスロッド、怪魚ロッド、硬めのジギングロッドなども代用可能。

とは言え、あくまでも“代用できる”というレベルなので、できれば専用竿を用意することをおすすめします。

おすすめの船タコロッド15選

船タコ

おすすめの船タコロッドを価格帯別に集めました。

ぜひ竿選びの参考にしてください。

〜2万円のおすすめタコロッド

    メジャークラフト ソルパラ 舟蛸モデル SPXJ-B602H/TACO

    全長(m)1.83
    自重(g)-
    継数(本)2
    仕舞寸法(cm)-
    オモリ負荷(号)MAX50

    口コミ・レビュー

    軽量ですが持ち手部分はしつかりしているので使いやすいです。

    出典: 楽天市場

    9:1調子に設計された、リーズナブルなタコ専用竿です。

    しなやかな曲がりの穂先はイエローに塗装されており、アタリがわかりやすくなっています。

    少し長めのレングスなので、波が高い時でも仕掛けを安定させやすい竿です。

      アルファタックル エギタコFT 180MH

      全長(m)1.8
      自重(g)174
      継数(本)2
      仕舞寸法(cm)135
      オモリ負荷(号)40-120

      本場明石でも定評があるアルファタックルのエントリーモデルです。

      さまざまな状況で扱いやすい8:2調子に設計されており、エギをボトムから離さずに誘える柔軟な穂先と、タコを引き剥がすバットパワーを備えています。

      掌にフィットするオリジナルのリールシートを搭載していることも特徴です。

        ダイワ エギタコ X M-180

        全長(m)1.8
        自重(g)122
        継数(本)2
        仕舞寸法(cm)95
        オモリ負荷(号)40-80

        操作性を重視して8:2調子に設計された、ダイワ製船タコ竿のエントリーモデルです。

        カーボンテープでブランクをX状に締め上げるブレーディングXが採用されており、強靭なバットパワーを備えています。

        穂先は柔軟で耐久性に優れるグラスソリッドを搭載しており、タコエギの操作性に特化。

        30号の軽いオモリから80号でも扱いやすい汎用性の高い調子のため、船タコ以外の釣りでも対応しやすいです。

          シマノ タコマスターBB S175

          全長(m)1.75
          自重(g)-
          継数(本)2
          仕舞寸法(cm)91.5
          オモリ負荷(号)10-80

          8:2調子に設計された、シマノ製船タコ竿のエントリーモデルです。

          カーボンテープをX状に締め上げて強化するハイパワーXをブランクに採用しており、レスポンスよく軽快に誘えます。

          柔軟にチューニングしたグラスソリッド穂先を搭載しており、目感度が良好。

          独自のXシートデュアルガングリップは、握る力を逃さず、ブレのない操作をサポートします。

            メジャークラフト グランシップ 船タコエギ GR1TACO-175M/GS

            全長(m)1.75
            自重(g)-
            継数(本)2
            仕舞寸法(cm)-
            オモリ負荷(号)30-80

            エギを動かし過ぎない8:2調子に設計された、ソルパラの上位モデルにあたるロッドです。

            フッキングの決まるハリのあるバットを備え、穂先にはしなやかに曲がるグラスソリッドを搭載。

            穂先はオレンジに塗装されており、目で見てアタリが判りやすいです。

            手感度重視のチューブラーティップモデルもラインナップされています。

            2〜3万円のおすすめタコロッド

              アルファタックル kaijin エギタコ 180MH

              全長(m)1.8
              自重(g)140
              継数(本)2
              仕舞寸法(cm)136
              オモリ負荷(号)40-100

              明石エリアで高い人気を誇る、8:2調子のタコ専用竿です。

              タコのアタリがわかりやすいように、一般的なタコ竿よりも長いグラスソリッド穂先を搭載していることが特徴。

              長いグラスソリッド穂先によって、オモリを底から離さずにエギを踊らせるアクションもしやすく、誰にでも扱いやすい竿です。

              リーズナブルながら、ガイドはすべてSiCであることもポイント。

                林釣漁具 活蛸水産175乗せ HTS-175N

                全長(m)1.75
                自重(g)177
                継数(本)2
                仕舞寸法(cm)129
                オモリ負荷(号)MAX120

                感度を重視してチューブラーティップ仕様に設計された、珍しいタイプの竿です。

                チューブラーティップながら、ベリーからティップに低弾性カーボンを用いることで、タコ釣りに必要な柔軟性を確保しています。

                穂先には蛍光オレンジのスレッドが巻かれているため、目感度も良好です。

                  ダイワ アナリスター エギタコ S-185

                  全長(m)1.85
                  自重(g)111
                  継数(本)2
                  仕舞寸法(cm)97
                  オモリ負荷(号)25-80

                  7:3調子に設計された、全体的にしなやかな専用竿です。

                  カーボン繊維を斜行させる強化構造のX45を採用。

                  しなやかで細身軽量とはいえ、パワーに不足はありません。

                  穂先は柔軟なグラスソリッド仕様で、ボトムをキープしやすく、エギへのアクションもしやすい調子です。

                    シマノ タコマスター SS S175

                    全長(m)1.75
                    自重(g)135
                    継数(本)2
                    仕舞寸法(cm)91.5
                    オモリ負荷(号)30-80

                    タコマスターBBの上位モデルに当たる船タコロッドです。

                    カーボン繊維を斜めに密巻きする三層構造のスパイラルXが採用され、細身軽量ながらパワーも抜群。

                    軽量でコンパクトなリールシートとバランスに優れた設計により、操作性も優れています。

                    穂先は、粘りと反発のバランスを追求したグラスソリッドです。

                      がまかつ ラグゼ オクトライズ フネタコ 先調子178

                      全長(m)1.78
                      自重(g)145
                      継数(本)2
                      仕舞寸法(cm)135
                      オモリ負荷(号)25-80

                      がまかつから発売されているハイコスパな船タコ専用竿です。

                      一気にタコを引き剥がせるバットパワーとフレックスなソフトティップを備えています。

                      穂先部には傾斜のついたLDBガイドが搭載されており、糸絡みを軽減。

                      適度に曲がるので海底からオモリを浮かせにくく、とくに海底の起伏が少ないエリアで使いやすいです。

                      3万円〜のおすすめタコロッド

                        アルファタックル アルファソニック エギタコ 183

                        全長(m)1.83
                        自重(g)120
                        継数(本)2
                        仕舞寸法(cm)136
                        オモリ負荷(号)40-100

                        アルファタックル製船タコロッドのフラッグシップモデルです。

                        1日誘い続けても疲れない軽さながら、大きなタコもしっかりと引き剥がせるバットパワーを備えています。

                        チタン合金製の穂先はグラスソリッド以上に柔軟で、抜群の目感度を実現。

                        ピンポイントで誘いやすく、抱き込むまで違和感も与えにくいです。

                          ダイワ メタリア エギタコ S-175・J

                          全長(m)1.75
                          自重(g)100
                          継数(本)2
                          仕舞寸法(cm)130
                          オモリ負荷(号)10-80

                          アナリスターの上位モデルにあたる、本格船タコロッドです。

                          チタン合金製穂先であるメタルトップと、カーボン製ガイドのAGSとの相乗効果によって、優れた手感度と目感度を発揮します。

                          タコ竿としてはかなり軽量な設計になっており、操作性も高いです。

                            シマノ タコエギ XR M175

                            全長(m)1.75
                            自重(g)135
                            継数(本)2
                            仕舞寸法(cm)91.5
                            オモリ負荷(号)40-80

                            感度・操作性・キャスト性能・パワーを高次元でまとめることを目指した、9:1調子のタコ専用竿です。

                            東レのナノアロイ®︎テクノロジーにより、さら高強度化したスパイラルXコアを採用しており、非常にシャープなブランクに仕上げています。

                            従来のグラスソリッドより約32%軽量化されたUDグラスチューブラーを搭載し、操作性と手感度を向上させていることも特徴。

                            マルチパーミングタッチCI4+シートは握り込みやすく、キャスティング時の安心感が魅力です。

                              ダイワ 極鋭エギタコ S-176

                              全長(m)1.76
                              自重(g)96
                              継数(本)2
                              仕舞寸法(cm)131
                              オモリ負荷(号)10-80

                              ダイワ製船タコロッドの最上位モデルです。

                              釣り人の感性を数値化して分析する設計システムのESSを採用し、理想の調子を実現。

                              スーパーメタルトップが搭載され、AGSを組み合わせることにより、圧倒的な感度を発揮します。

                              自重はわずか96gに設計されており、船タコロッドの中でも最軽量です。

                                シマノ タコマスター エクスチューン M175

                                全長(m)1.75
                                自重(g)117
                                継数(本)2
                                仕舞寸法(cm)111.1
                                オモリ負荷(号)30-80

                                シマノのハイエンドモデルにあたる船タコロッドです。

                                スパイラルXコアとハイパワーXで強化されたブランクは、シャープな操作性と強靭なパワーを備えています。

                                しなやかさと高い感度を合わせもつソフチューブトップ(カーボンチューブラー穂先)、中空構造によって反響感度を高めるカーボンモノコックグリップを組み合わせ、海底の地形変化すら感じ取れる感度を実現。

                                糸抜けが良くて絡みにくいガイドセッティングにすることにより、キャスティング性能も大きく向上させています。

                                専用竿でタコ釣りを楽しもう!

                                タコロッドで釣ったマダコ

                                船のタコ釣りでは、タコがエギを押さえ込む微妙な感触や海底の地形変化がわかる、しなやかな穂先が必須です。

                                それに加え、タコを底から引き剥がせるバットパワーも不可欠。

                                これらの要素を兼ね備えたのがタコ専用竿なので、ぜひ予算に合った専用竿を選んでタコ釣りを楽しんでくださいね。

                                撮影:tsuki

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