アジングリールとアジ

コスパ最強のアジングリールおすすめ10選!〜2022年版〜

神コスパのアジングリールを大特集!「安いリールってどうなのよ?」そんな風に感じている読者のみなさん。
最近のリールは、低価格にも関わらず、機能面が充実したコスパに優れるモデルが充実しています。

目次

出典表記のない記事内画像撮影:TSURI HACK編集部

アジング用リールの選び方

アジングリールとアジ
アジングは海のルアーゲームの中でも、最も細いライン、軽量な仕掛けを使用する繊細な釣り。

その為、アジング用のリールには小型番手のスピニングリールを用いるのが一般的です。
本記事では、アジング用のリールの選び方と、コスパ最強と名高い、1万円以下、1万円台で購入できるアジングリールを紹介していきます。

リールのサイズ(入門には2000番)

アジングリールの番手
ジグヘッド単体で釣りをする場合は、0.2〜0.3号前後の細めのPEやナイロン、フロロ、エステルラインを使用します。

このような細糸を使用する場合、1000〜2000番サイズが適しており、軽量で操作性・感度が良いためにアジングではもっともよく使われます。

ジグヘッド単体の場合は太糸を巻くことがありませんが、糸巻き量が多い2000番の方が汎用性が高く、迷った際には2000番を選ぶのがおすすめです。

▼ キャロ・フロート/大型狙いは2500番サイズ

キャロライナリグやフロートリグを用いて遠投をする場合は、仕掛けの重量が増え、遠投が求められるため、太めのラインを長く巻いておく必要性があります。

目安としては、0.4〜0.8号程度のPEラインを150m巻けるリールが適しており、この条件を満たす2500番サイズのリールがおすすめです。

また、1000・2000番よりもリールが大型化することで巻き上げ力が上がるため、40〜50cmクラスの大型アジを狙う際にも活躍します。

ギア比(迷ったらノーマルギア)

アジングリールのギア比
リールには大きく分けてハイギア、ノーマルギア、ローギアと分類されています。

どのギア比が良いかは、使われる状況や、好みによるとことが大きく、一概にこれがベストとは断言できません。

迷った際は、中間にあたるノーマルがおすすめ。

▼ 丁寧に探るならローギア・ノーマルギア

ローギア・ノーマルギアのリールは巻き取りが軽く、ハンドル1回転当たりの巻き取り量が少ないため、スローな釣りに向いていると言えます。

とくにジグヘッド単体では、速く巻くことや遠距離を釣るシチュエーションは多くなく、回転が軽くて繊細な釣りができるローギア・ノーマルギアがおすすめ。

▼ 手返し良く攻めるならハイギア

ローギア・ノーマルギアに対し、ハンドル1回転当たりの巻き取り量が多いのがハイギアモデルです。

仕掛けの回収が速いので、キャロライナリグやフロートリグ、メタルジグなどで広範囲を探ったり、素早く探るのに向いています。

自重

アジングリールの自重

提供:DAISUKE KOBAYASHI

リールは基本的に高価格帯になればなるほど、自重も軽くなっていきます。

軽いリールのメリットとしては操作性・感度の向上、持ち重りの軽減が挙げられます。

そのため、繊細なアジングゲームでは、より軽いリールが好まれるのです。

「重いリールが好み。長い竿と合わせてバランスを取りたい」といった希望がある場合は別ですが、基本的には予算内で軽いものを選ぶと良いでしょう。

価格

安さだけでリールを探せば2〜4千円の商品も沢山あります。ですがリールの価格と性能のバランスはニアリーイコール(殆ど同じ)

高価なリールはパーツの剛性や精度が高く、ボールベアリングの搭載数が多い為、巻き心地が非常に滑らか。耐久性にも優れています。

対して安いリールが高いリールのスペックを上回る事はなく、巻き心地や耐久性などもそれなり。また、安ければ安いほどトラブルも多くなる傾向にあります。

本記事でお薦めしているのは、シマノ・ダイワと言った釣具(リール)の大手メーカー品かつ、実売5千円台〜の商品がメイン。

筆者の経験上、その条件が初心者の方でも安心してエントリーができるボーダーラインです。

定価1万以下のアジングリール

ダイワ 20 クレスト LT2000S

大幅に軽量化されたエントリーモデル

2020年にリニューアルされたダイワのクレストは、上位機種でも使われている「LTコンセプト」を採用。前モデルと比べ、2500番ではマイナス40gも軽量化しています。


LT2000Sの定価は6,400円ですが、実売価格は5,000円前後。アジングだけでなく、さまざまなシーンで使用できるエントリーモデルです。

ギア比5.2
自重(g)215
最大ドラグ力(kg)5
巻取り長さ(cm)68
ナイロン糸巻量(lb-m)2.5-200/3-150/4-100
PE糸巻量(号-m)0.4-200/0.5-170/0.6-150

ダイワ 20 レブロス LT2000S

エアローターを採用し、レスポンスが向上

クレストと同様に、2020年にリニューアルしたレブロス。ダイワの小型スピニングの新基準になっているLTコンセプトで軽量化されたうえで、レスポンスが向上するエアローターを搭載しています。


ECサイトでの実売価格は、7,000円弱。手軽に手に取りやすい価格ながら、新しい技術も搭載したスピニングリールです。

ギア比5.2
自重(g)200
最大ドラグ力(kg)5
巻取り長さ(cm)68
ナイロン糸巻量(lb-m)2.5-200/3-150/4-100
PE糸巻量(号-m)0.4-200/0.5-170/0.6-150


ダイワ 18 レガリス LT2000S

デザイン性が高いローコストモデル

ブラックを基調に、ゴールドをアクセントカラーに配した、ダイワのレガリス。シックなカラーリングで、目を惹くスピニングリールです。LT2000Sは、自重が190g。ボールベアリングは、上記レブロスより1個多い、5個搭載されています。


番手にもよりますが、定価は1万円〜。1万円以下で購入したいと考えている方にオススメのリールです。

ギア比5.2
自重(g)190
最大ドラグ力(kg)5
巻取り長さ(cm)68
ナイロン糸巻量(lb-m)2.5-200/3-150/4-100
PE糸巻量(号-m)0.4-200/0.5-170/0.6-150

シマノ 22 サハラ C2000S

求めたのは、ワンランク上の基本性能

初心者でも手に取りやすい価格で多くのアングラーに愛されている、シマノのサハラ。2022年にリニューアルしたモデルです。


エントリーモデルながら、上位機種で使われる「サイレントドライブ」を採用し、軽く、静かでストレスのない巻き心地を実現。値段以上の価値を感じられるハイコストパフォーマンスモデルです。

ギア比5
自重(g)210
最大ドラグ力(kg)3
巻取り長さ(cm)66
ナイロン糸巻量(lb-m)3-125/4-100/5-75
PE糸巻量(号-m)0.6-150/0.8-110/1-80

定価1万台のアジングリール

ダイワ 21 フリームス FC LT2000S

新素材の採用で、劇的な軽量化を実現

カーボンハイブリッド樹脂のZAION Vを採用することによって、軽さと剛性に磨きを掛けた、ダイワのフリームスシリーズ。FC LT2000Sは、自重がなんと185g。なお、「FC」はフィネスカスタムの略。繊細な釣りに特化したモデルです。


ダイワ独自の技術がふんだんに詰め込まれていて、ハイコストパフォーマンスモデルとして多くのアングラーが使用しています。

ギア比5.2
自重(g)185
最大ドラグ力(kg)5
巻取り長さ(cm)68
ナイロン糸巻量(lb-m)2.5-200/3-150/4-100
PE糸巻量(号-m)0.4-200/0.5-170/0.6-150

ダイワ 20 月下美人X LT2000S

巻き感度にこだわった、ライトソルトゲーム専用機

月下美人は、ダイワのライトソルトゲームのブランド。巻き感度にこだわった専用仕様で、超軽量の「ハイグリップI型フィネスノブ」を採用するなど、アジングやメバリングにぴったり。ライトソルト入門に最適な1台です。


幅広い釣りに対応するノーマルギアの2000Sだけでなく、スローリトリーブに適したローギアの2000S-Pもラインナップ。使用したいルアーやメインにする釣り方に合わせて選択してください。

ギア比5.2
自重(g)200
最大ドラグ力(kg)5
巻取り長さ(cm)68
ナイロン糸巻量(lb-m)3-150
PE糸巻量(号-m)0.4-200

シマノ 21 ナスキー C2000S

大人気のハイコストパフォーマンスモデル

2021年にリニューアルしたナスキーシリーズ。ビギナーからベテランまで幅広いアングラーに愛されているシリーズです。その愛され具合は、ラインナップにも表れています。500番から5000番まで揃っていて、多くのシチュエーションで求められていることがわかりますね。


また、モノトーンで構成された、落ち着いたデザインも魅力のひとつです。

ギア比5
自重(g)210
最大ドラグ力(kg)3
巻取り長さ(cm)66
ナイロン糸巻量(lb-m)3-125/4-100/5-75
PE糸巻量(号-m)0.6-150/0.8-110/1-80

シマノ 22 ミラベル C2000S

主要部分に軽量カーボン素材CI4+を採用

ミラベルは、2022年秋に新登場したモデルで、世界戦略機種として自重・巻きの質・軽さを追求しています。


ボディやローターなどの大型パーツに軽量なカーボン素材「CI4+」を採用し、クラスを超えた軽量化を達成したミラベル。サイレントドライブやねじ込み式ハンドルを採用し、リーリング時のノイズを抑制しています。これは、手感度を高めたいアジングにもバッチリ。C2000Sは、11月に発売です。

ギア比5
自重(g)180
最大ドラグ力(kg)3
巻取り長さ(cm)66
ナイロン糸巻量(lb-m)3-125/4-100/5-75
PE糸巻量(号-m)0.6-150/0.8-110/1-80

シマノ 22 ソアレBB C2000SSPG

22年12月発売!期待のハイスペック機

シマノのライトゲーム用リールとして人気を博す“ソアレBB”が2022年の12月にフルリニューアル。


ハイレスポンスドラグ、マイクロモジュールギアⅡ、Xプロテクトを新たに採用するなど、1万円台とは思えないスペックに仕上がっています。


C2000SSの自重は前作から、なんと15gも軽量化されているそうで、発売前にも関わらず非常に高い注目を集めている商品です。


 

ギア比-
自重(g)-
最大ドラグ力(kg)-
巻取り長さ(cm)-
ナイロン糸巻量(lb-m)2.5-140,3-100,4-90
PE糸巻量(号-m)0.6-140,0.8-100,1-70

シマノ 21 アルテグラ C2000S

最新技術を搭載し、進化を遂げたアルテグラ

何十年もの歴史を持つシマノのアルテグラが、2021年にグレードアップ。マイクロモジュールギアII、サイレントドライブ、Xプロテクトなど、最上位機種で採用された最新技術を受け継いでいます。


初めてのスピニングリールとしてはもちろん、ステップアップを考えているアングラーにもオススメできる1台です。

ギア比5.1
自重(g)185
最大ドラグ力(kg)3
巻取り長さ(cm)69
ナイロン糸巻量(lb-m)3-125/4-100/5-75
PE糸巻量(号-m)0.6-150/0.8-110/1-80

軽量なリールで、アジの繊細なアタリを感じ取ろう!

アジングリール

極細のラインを扱い、超軽量の仕掛けやルアーで誘い、1匹1匹とのやりとりを楽しむアジングゲーム。感度が必要とされる釣りですので、小型・軽量のリールを選ぶことがとても重要です。

はじめに選ぶリールとしては、上記に挙げたような2000番がオススメ。軽量なモデルが多くありますので、ストレスなく釣りを楽しむことができます。

また、2000番は汎用性も高く、トラウトゲームやちょい投げといったエサ釣りにも流用可能。アジング専用としても、ほかの釣りとの併用としても使えますので、入門リールにぴったりです。ご自身に合うリールを選んで、繊細なアジングをはじめてみましょう!

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