真鯛釣りは堤防でも出来る?仕掛けと餌・狙うべき時期のまとめ|TSURI HACK[釣りハック]

真鯛釣りは堤防でも出来る?仕掛けと餌・狙うべき時期のまとめ

真鯛釣りは海釣りの中でも特に人気で、船釣りや磯場等で楽しまれています。手軽な場所では狙いにくいイメージがあるのですが、堤防からも釣ることができます。真鯛釣りの仕掛け、タックル、堤防での狙い方をまとめて紹介します。


アイキャッチ画像提供:arichi

真鯛の釣り方

テンヤ真鯛 真鯛釣りは日本各地で古くから楽しまれており、古事記の「山幸彦・海幸彦」の伝説や七福神のえびす様が鯛を持っているように日本人にとって身近なものでした。鯛は北海道以南の沿岸部に広く生息しており、その名が「めでたい」に通ずる事から宴席には欠かす事の出来ない食材として今も尚、愛されています。

また日本でタイと名の付く魚は200種以上もあり体色の赤い魚や、体高のある魚の代名詞のように扱われていますが、実際に真鯛と同じタイ科に属す魚は黒鯛(クロタイ)、平鯛(ヘダイ)、血鯛(チダイ)など十数種だけです。

真鯛の仕掛けと餌

真鯛は北海道以南の日本沿岸に生息しているため、日本の広範囲で釣る事ができ古くから釣りの対象魚として親しまれて来ました。その結果、真鯛釣りは地域ごとの特色や環境に合わせた釣り方が開発され、真鯛釣りの餌や道具は非常に多くのバリエーションが存在します。ここではその中でも代表的な釣法をご紹介します。

タイラバ

固定式鯛ラバの仕掛け
制作:TSURI HACK 編集部
タイラバとは元々は地元の真鯛漁師が使っていた漁具が釣りの仕掛けに転用されたもので、大きなラバージクのような感じの物でタイカブラとも呼ばれます。タイラバは錘、スカート(ラバー)、ネクタイ、針で構成されており重さは30~100グラムの物が主流です。

基本的な使い方としては、垂直に落として着底したら直ぐに巻き上げ、シャクリながら真鯛を誘います。

シャクリ釣り

シャクリ釣りとはリールを使わず手ばね竿を使った釣りです。餌は活エビを用い仕掛けの着底後、エビが海底で跳ねているイメージで竿をしゃくりあげる事からシャクリ釣りと呼ばれています。アタリが合ったら手で糸をたくし上げ1手目、2手目、3手目と合わせて針を鯛の顎に食い込ませます。

コマセ釣り

コマセシャクリ仕掛け
出典:ダイワ
コマセ釣りはカゴにコマセをいれ、潮流れでカゴから洩れ出るコマセに針を同調させコマセの中に針を紛れ込ませる釣りになります。感覚的にはサビキ釣りとフカセ釣りを合わせたような釣りで、船から真鯛を狙う際には一般的な釣り方です。

ひとつテンヤ

ひとつテンヤもタイラバ同様漁師の漁具から進化した釣具で、形状もタイラバからスカートとネクタイを取り除いたような形をしています。使い方は着底後フォール&リフトを繰り返しマダイの興味を引きます。マダイは上から落ちて来る物に興味を持つためフォールする瞬間にあたりが出ます。

使い方はインチクやブラクリに似ており、餌はエビやボケジャコを用います。

カゴ釣り

遠投カゴ釣りのタックル
出典:ダイワ
真鯛を磯や堤防から狙うときは5~8号の遠投用のカゴ突き天秤によるカゴ釣りがお勧めです。重めの仕掛けを遠投するためライン、竿共に遠投用の物が必要です。カゴ釣りもコマセ釣り同様カゴから漏れ出すコマセの帯の中に針が入るようにする必要があります。

真鯛の釣りのエサは?

エビ
出典:pixabay
海老で鯛を釣るの諺にあるように、エビは真鯛釣りの定番餌です。生の活エビは軟らかいため投げやブッコミ等には向いていません。イソメ・マムシ・ゴカイ・ユムシなどの虫餌も有効ですこれらの虫餌は真鯛以外の魚にも人気の餌ですので思わぬ魚が食いついてくる事もあります。

イカも真鯛に限らずチヌや根魚の好物です。イワガニ・タンクガニは前打ちや落とし込みに使われる餌で同じ鯛科のチヌなどもよく掛かります。ボケは蝦蛄の一種で底が砂地の釣り場で効果があります。遠投には不向きかもしれません。

真鯛釣りのタックルについて

カゴ釣りタックル
出典:ダイワ
真鯛は海老や蟹といった甲殻類やイカや小魚、貝類を捕食するため釣りに使われる餌も種類が多く釣り人の好みや地域性が反映されます。またタイラバやインチク、ジグを使ったルアーフィッシングで鯛を狙うアングラーも多くいます。

釣り方別の代表的なタックルについてご紹介します。

真鯛のタイラバのタックル

タイラバでマダイを狙う場合は6ft程度のシーバス用のライトジギングロッドが流用できます。ラインはPE0.6~0.8号。タイラバのネクタイが疑似餌の役割を果たしているのでヨレたりちぎれたりした場合は交換が必要です。

真鯛のシャクリ釣りのタックル

真鯛のシャクリ釣りは1.2メートル程の手ばね竿(シャクリ竿)を用い仕掛けはテンヤ1~2.5号に活海老を用います。ラインはナイロン6~8号、中通しオモリ8~10号、1~2号のテンヤを用います。尾を切ったエビを尻から腹に針先を抜きそのままエビを反転させてさらに背側に針先を出します。

真鯛のコマセ釣りのタックル

竿は鞭のようにしなるムーチングアクションの竿やビシ竿、2.4~3.6メートルのライトタックル様の竿が使われます。コマセを入れるカゴの重さに適した竿が必要になります。かごに入れるコマセはオキアミが主流です。

真鯛のひとつテンヤタックル

ひとつテンヤ釣りの竿は2~2.7メートルのシロギス竿やメバル竿が用いられ、ラインは細いPE0.6~0.8号が使われるため、ドラグ性能の高いスピニングリールが向きます。テンヤは2~10号が用いられ餌には8センチほどの冷凍エビを真っ直ぐになるよう針に付けます

真鯛のカゴ釣りタックル

カゴ釣りは遠投する必要があるため遠投に適した遠投用の磯竿4~5号5.3メートルが良いでしょう。重い仕掛けを使うためラインはナイロン8号やPE5号を用い、リールは中型スピニングリール、またはキャスティング用の大型ベイトリールがよいでしょう。

コマセを入れるカゴ天秤は5~8号仕掛けが絡まないように天秤のアームは20センチ程の長さが必要です。カゴつりに用いるコマセはコマセ釣り同様オキアミは主流です。

真鯛釣りの時期

出典:PIXTA
真鯛は日本では通年で釣る事の出来る魚ですが、桜鯛・花見鯛として春の季語としても使われるように4~6月に掛けてのシーズンは産卵の為接岸し喰い気が荒くなるのっこみの時期になります。また、9月~11月に掛けては産卵が終わり親鯛は体力を回復させるために再び食い気が荒くなります。この食い気が荒くなる4~6、9~11月が真鯛釣りのシーズンと言って良いでしょう。


真鯛は堤防からでも釣れる?

堤防から釣れた真鯛
画像提供:arichi
真鯛は北海道以南の日本沿岸で釣る事が出来ます。特に春のノッコミのシーズンや秋の離岸前の時期は岸にかなり近くまで接近し水深5メートル程の所でも釣れるようになります。潮通りのよい海に面した場所であれば堤防からでも鯛を狙う事が出来、餌となるエビや貝の多い岩礁地帯に近い堤防の方が有利になります。

堤防から真鯛を狙うのであればかご釣りがお勧めです。カゴに入れる餌はコマセが基本ですが配合餌や集魚材を混ぜたりと釣り人によって様々です。刺し餌は生のオキアミやエビが多く使われますがチヌ同様、虫エサ、アケミ貝、ボケ等も有効です。遠投時に針から外れてしまう場合はボイルされたエビでも構いません。

真鯛釣りは難しくない

真鯛など 真鯛は1歳で18センチ、2歳で25センチ、4歳で40センチになり、最大で1メートル、重量は10キロを越すと言われており釣り味も抜群の魚です。もちろん味も文句なく、寿司でも刺身でも美味しくいただけ塩焼き、鯛茶付け、鯛飯と食材としても優秀です。そんな鯛が1匹釣れたら釣行も食卓もハッピーとなるでしょう。福の神のえびす様が鯛を釣っているのも納得がいきますね!

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