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【投げ釣り】仕掛けの選び方&おすすめ品を元釣具屋が紹介!自作方法も解説します

砂浜や堤防のエサ釣りの代表格である投げ釣り。仕掛けもたくさん発売されていますが、どれを選ぶか迷ってしまうのではないでしょうか。そんな投げ釣りの仕掛け選びを解説し、キスやカレイにおすすめの仕掛けを厳選。仕掛けの自作方法も紹介します。

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目次

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投げ釣りの仕掛けについて

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投げ釣りはキスやカレイなどの海底の魚を狙う釣り方で、各メーカーからたくさんの仕掛けが発売されています。

投げ釣りで釣果を伸ばすには、状況に合った仕掛けを選ぶことが重要です。

本記事では、元釣具屋の筆者が仕掛けの選び方とおすすめの仕掛けを紹介し、自作方法も解説します。

投げ釣りの仕掛け選びにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください!

投げ釣り仕掛けの選び方

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まずは仕掛けを選ぶポイントから解説します。

針数

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仕掛けの針数は、ちょい投げのキス釣りなら2〜3本、遠投主体のキス釣りなら5〜10本、カレイ狙いなら2本針が標準です。

キスの数釣りをする場合はできるだけ針数の多いものがおすすめ。

ちょい投げやカレイ狙いの方は、トラブルが少ない2〜3本針を選んでください。

針サイズ(号数)

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針の号数は釣れる魚の大きさに合わせたものを選んでください。

小さいキスが多くて針掛かりが悪い場合は、キス針6〜8号程度の小さめの針を選択しましょう。

カレイは口が大きくて針を飲まれやすいため、カレイ針12号以上の大きめの針がおすすめです。

全長

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仕掛けの長さは使用する竿の長さに合わせたものを選びましょう。

1m以下の短い仕掛けはちょい投げに適していて、2m以上の長い仕掛けは専用の投げ竿を使った本格的な投げ釣りにおすすめです。

基本的に針数が多くなるほど仕掛けが長くなるため、数釣りをする場合は長い竿が必要になります。

おすすめの投げ釣り仕掛け15選

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数ある投げ釣り用の仕掛けの中から、人気がある仕掛けをまとめてみました。

対象魚や仕様をチェックして選んでください。

マルチキャスター 2本鈎 K-41(ささめ針)

2本針のスタンダードな仕掛けです。

魚の喰いを刺激する集魚ビーズ付き。

硬質ハリス仕様なのでアタリもよくわかります。

投げキス天秤式 キス鈎 オールタイムアピール 3本鈎3セット NT669 (ハヤブサ)

ハヤブサ 投げキス天秤式キス鈎オールタイムアピール NT669

全長:1.75m 号数(針-ハリス-幹糸) 6-0.8-2 7-1-3 8-1.5-3 8-1.5-3 10-2-4

3本針の投げ釣り仕掛けです。

明るい時に効果的な金銀ビーズ、暗い時に有効な発光玉が付いており、全天候下でキスにアピールします。

エステル製硬質ハリスなので小さなアタリも明確です。

ライトキャスト キスカレイ N-3587(オーナー)

ルアーロッドで扱いやすいショート設計のちょい投げ仕掛けです。

エサを付けやすい新型フックを採用。

絡み止めパイプとフグガードパイプが付いていて仕掛けをトラブルから守ります。

競技キス早掛SP 2本 N-158(がまかつ)

吸い込めばすぐにヒットする早掛け仕様の仕掛けです。

フッ素で加工されたナノスムースコートの針は刺さり抜群。

キープ力に優れているのでバラしにくい点もGOOD。

アスリートキス3本鈎 ケイムラジェット K-157(ささめ針)

ささめ針 アスリートキス 3本鈎 ケイムラジェット K-157

全長:1.7m 号数(針-ハリス-幹糸) 5-0.8-1.5 6-0.8-1.5 7-1-2 8-1.2-2 9-1.5-2.5

人気針のアスリートキスを採用した3本針の仕掛けです。

針は剛性が高くて曲がりにくい線材が使用されています。

アピールの強い逆付けケイムララメ糸が大キスに効きます。

投げ釣り+α フグの歯対策 投げ五目 NT531(ハヤブサ)

ハヤブサ 投げ釣り+α フグの歯対策 投げ五目 NT531

全長:1.4m 号数(針-ハリス-幹糸) 6-1-3 7-1.5-3 8-1.5-3 9-2-4 10-2-4 11-3-5 12-3-5

ハリスを透明パイプで補強した投げ釣り仕掛けです。

パイプがフグなどの餌取りからハリスを保護してくれます。

3セット入りなのでリーズナブルな点も魅力です。

鈴なりキス競技用ヒネリ5本 N-3386(オーナー)

遠投&数釣りに適した5本針の仕掛けです。

キス競技ヒネリ針を採用しており、フグなどの外道に強く、向こうアワセでも掛かりやすくなっています。

ハリスはソフトなタイプで自然に漂って喰い気を誘います。

発光キス投釣仕掛 3本 N131(がまかつ)

マズメや濁り潮に威力を発揮する夜光留付きの仕掛けです。

針は吸い込みがよくてバラしを激減する仕様。

硬質ハリスのホンテロンを採用しているので感度は抜群です。

ビクトルキス 3本鈎 K-158(ささめ針)

フッ素コートフックを採用した3本針の仕掛けです。

針は摩擦が大幅に軽減されており、貫通性能は抜群。

キープ力も高く、掛けたキスをバラしません。

マシーンキス 4本 N-3478(オーナー)

ショートロッドに対応する本格キス仕掛けです。

喰いこみとバラシ軽減を両立するショックアブソーバー幹糸、仕掛けのヨレが少ない小型精密サルカンを採用。

アピール力の高い夜光パイプとビーズ、エサの匂いが染み込むウーリー付きの鈎など、釣れる工夫が満載の仕掛けです。

一投入魂 キャノンボールカレイ K-553(ささめ針)

アピール力抜群のエッグボールが付いたカレイ専用仕掛けです。

遊動先鉛付きなので、エッグボールがブレるのを軽減して仕掛けを安定させます。

針は吸い込みやすい形状ながら、掛かりも抜群な改良カレイイレグ仕様です。

投げの達人 速潮カレイ カモフラ仕様 フェザー付 NT367(ハヤブサ)

撚り糸部分を長めに設定し、速潮でも絡みにくくしたカレイ仕掛けです。

カモフラ仕様なので海藻に紛れ、フグに見つかりにくく、ナチュラルにアピール。

集魚フェザーがカレイを刺激します。

段差の力 キス・カレイ N-6222(オーナー)

段差針によって掛かりとバラしにくさを両立したキス・カレイ仕掛けです。

小さなエサでも重なって大きなエサに見えるのでアピール力も良好。

大きなエサは2つの針に掛けられるため、フルキャストしてもエサが千切れません。

特選 達人直伝紅マダイ TKS42(ささめ針)

ささめ針 特選 達人直伝紅マダイ Wケイムラ TKS42

全長:1.5m S:ハリス6号-ケプラー8号 M:ハリス8号-ケプラー8号 L:ハリス10号-ケプラー10号

ケプラー根付きで強度抜群の大物対応の投げ仕掛けです。

ケイムラフックとケイムラ玉が魚にアピールします。

ユムシなどをエサにしたマダイの投げ釣りにおすすめです。

一撃大物仕掛け N-3293(オーナー)

多本数組糸によって絡みにくい大物対応の投げ仕掛けです。

極太段差バリは掛かりとバラしにくさを両立。

発光チモトは夜釣りでも強力にアピールしてくれます。

投げ釣り仕掛けの自作方法

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投げ釣りの仕掛けは簡単に自作することも可能です。

ここからは仕掛けの作り方を解説します。

用意するもの


・針(キス用など)

・エダス用ハリス

・幹糸用ハリス(エダスより太いもの)

・スナップサルカン

・ビーズや夜光玉など

砂ずりを作る

絡み防止、クッション、補強などの役割を担う砂ずり部分を作ります。

幹糸用のハリスを1ヒロ(約1.5m)カットして、スナップサルカンを通します。

通したら30〜40cm程度の部分で折り返しましょう。

机や椅子の足などの動かないところにスナップサルカンを回して掛け、固定します。

台にセロテープなどで固定しても問題ありません。

端糸側を巻きつけるようにして糸を撚り合わせていきます。

本線側は動かさずに持っておきましょう。

一定の間隔で糸を張って、撚り合わせた部分の間隔を少しずつ詰めていきます。

砂ずり部分が20〜30cm程度になるまで繰り返してください。

端糸が解けないように本線と端糸は束ねて持っておき、掛けていたスナップサルカンを外します。

撚り合わせた部分の元を8の字結びで固定します。

余分な端糸はカットして砂ずり部分は完成です。

糸付き針を作る

上針と下針の作成です。ハリとハリスを外掛け結びで結束します。

エダス用ハリスで輪を作り、針の軸に重ねます。

端糸で本線と軸を4〜5回巻きます。

巻き付けたら、輪の中に端糸を通します。

本線と端糸を引っ張って締め込みます。

余分な端糸を切って完成です。

同じ手順で針数分だけ作り、エダスの長さは20〜30cm程度にしておきましょう。(後の手順で調整できます)

下針を結ぶ

幹糸の端(砂ずりと逆側)と下針のエダスを束ねて輪を作ります。

輪の中に下針と幹糸の端糸を2回くぐらせます。

両端をゆっくり引っ張って締め込みます。

エダスの長さは締め込む過程で長さを確認し、調整してください。

余分な端糸を切って、下針の結束は完成です。

上針を結ぶ

上針を取り付ける位置に8の字結びを作ります。

8の字の輪の中にエダスをくぐらせます。

8の字結びを軽く締め込みます。

エダスの端糸で輪を作り、本線と重ねます。

エダスの長さを調整しつつ、端糸を輪の中に2回くぐらせます。

仕上げに締め込んで、上針の取り付けが完了です。

完成

これでオーソドックスな2本針の投げ釣り仕掛けが完成です。

糸付き針を作る前に集魚ビーズなどを入れてアピール力をアップさせるのもおすすめです。

仕掛けにこだわって釣果アップ!

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最後に自作方法も紹介しましたが、入門者の方はまずは扱いやすさを重視し、市販の2本針の仕掛けを選ぶのがおすすめです。

市販品もいろいろな仕様のものがあるので、仕掛けにこだわっていくと自ずと釣果もアップするはずです!

画像提供:tsuki

筆者の紹介

tsuki

関西出身の元釣具屋。釣具店時代の知識を活かして皆様の役に立つ情報を発信していきます♪

釣りはいろんなジャンルをしていますが、その中でも好きな釣りはタナゴ釣り。

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